「誘拐の日」プロデューサー、多言語操る子役・永尾柚乃に感嘆 Snow Man深澤辰哉の起用理由も明かす「ご本人のお人柄と全く逆」
俳優の斎藤工が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ「誘拐の日」が、毎週火曜よる9時より放送中。モデルプレスでは、15日の第2話に先駆けてプロデューサーの峰島あゆみ氏にインタビューを行い、制作裏側や今後の見どころなどについてたっぷり聞いた。
斎藤工主演「誘拐の日」
心やさしきマヌケな誘拐犯&記憶喪失の天才少女が超異色タッグを結成。2人が次々と襲いかかる危機を乗りこえながら犯人捜し&逃亡劇を繰り広げる、巻き込まれ型ヒューマンミステリー。斎藤は心臓病の娘を持つ誘拐犯・新庄政宗を、永尾柚乃は新庄に誘拐される裕福な病院長の娘を演じる。8日に放送された第1話では、新庄が重い心臓病を患っている娘の手術費用のために、凛(永尾)を誘拐。しかし、凛は記憶喪失であることがわかり、さらに凛の両親が何者かに殺害されることが明らかに。謎が深まるスピーディーな展開や、天才児である凛が多言語を操る様子など、視聴者の間で話題となっている。
「誘拐の日」プロデューサー、韓国作品を日本でドラマ化するうえでのこだわり
― 韓国の同名ドラマが原作ですが、日本でのドラマ化に際して難しかった点やこだわった点を教えてください。峰島:原作のドラマが非常に面白いので、原作へのリスペクトを持ちつつ、クオリティを維持することにプレッシャーはありました。韓国のドラマはスケールが大きいので、日本でドラマ化する際は、工夫と発想の転換(大きくするのではなく小さくするとか。銃撃戦ではなく肉弾戦とか)が求められます。今回、監督がロケーションにこだわってくださり、第1話~3話の凛と新庄の逃亡の旅は、日本ならではのノスタルジックが感じられると思います。韓国の連続ドラマは話数が多いので、日本の放送枠にリサイズする上でどこを濃く描くか、そのバランスも探っていきました。個人的には、あまり原作を何度も見返して固執しないよう、一度だけしっかり観て、自分の中に残ったものを大事にしました。
「誘拐の日」プロデューサー、斎藤工&永尾柚乃の起用理由明かす「とても素敵な関係だなと思って見ています」
― 斎藤工さん、永尾柚乃さんの起用理由をお聞かせください。撮影現場でのお二人の雰囲気はいかがですか?<斎藤工>
峰島:原作があり、他の俳優さんが演じたものがある中で、それを引き受けて自分の色で新しく演じられる俳優さんというのはなかなかいません。その点で斎藤工さんは、これまでさまざまな役柄をこなしてきて演技に定評があり、お願いいたしました。ただ今回のような巻き込まれていく冴えない男は今までの斎藤さんのイメージになかったので、どう演じられるのか、私自身もとても楽しみでしたし、撮影が進むにつれてどんどん魅力的になっていく政宗像を見られてワクワクしています。
<永尾柚乃>
峰島:正直、日本で今この役を演じられるのは永尾柚乃さんしかいないと思っています。逆に言えば、彼女がいてくれたからこそリメイクに踏み切れたと言っても過言ではありません。ただ、ここまで連続ドラマの中心に立つのは初めてだと思うので、体力面など大丈夫かな…と少し心配もあったのですが、いざ現場に入ると本当にパワフルで、その集中力やエネルギーには驚かされています。斎藤さんは永尾さんに対して、フィジカル的には大人と子供なのでそこはとても気にかけていらっしゃいますし、メンタル的には同じ俳優としてリスペクトを持って接してらして。とても素敵な関係だなと思って見ています。
「誘拐の日」プロデューサー、永尾柚乃の“完璧”な言語習得に感心
― 第1話では永尾さん演じる凛が多数の言語を話すシーンが話題になっていましたが、記憶喪失の天才少女を演じる永尾さんのお芝居に驚かされたことはありますか?同シーンの裏話などがあればお聞かせください。峰島:6ヶ国語を話すというのは、大人でも何週間もそれだけに集中しないと到底できないことですが、柚乃ちゃんは現場でそんな様子もまったく見せず。それでいて本番では完璧。ものすごくストイックなんだなと感心しています。友達に聞かせたら楽しそうだと言っていて、どんなこともポジティブに変換できる力のある方だなと。それがいい意味で現場のみんなに伝染しています。オールロケでスタッフがヘトヘトなときも、柚乃ちゃんの太陽みたいな明るさに本当に助けられています。また、監督から「子役芝居は封印してほしい」という命題が出されていて、あまり具体を言わない監督なのですが、その言葉をしっかり受け止めて自分なりに咀嚼し、演技に反映している。その吸収の速さと変化には驚かされています。
「誘拐の日」プロデューサー明かす深澤辰哉の起用理由
― 物語のキーパーソンである弁護士・山崎を演じるSnow Man深澤辰哉さんの起用理由をお聞かせください。弁護士役は初とのことですが、深澤さんのお芝居はいかがですか?峰島:深澤さんは、バラエティで見せる明るさや柔和さ、親しみやすさが魅力ですが、それだけでなく、人の言葉に即座に反応したり、相手の色に合わせて的確に返したりするのがとても上手だなあと思っていました。今回は受ける芝居が多い役なので、その応対力に期待しました。また、ご本人のお人柄と全く逆のような、愛に飢えた役柄なのですが、冷静沈着に見えてどこか切実な表情がにじむところがとてもセクシーで、今まで見たことのない深澤さんが見られるんじゃないかと楽しみにしています。
― 政宗、凛のほかにお気に入りのキャラクターや注目してほしいキャラクターがいれば教えてください。
峰島:凛や新庄にとって、敵なのか味方なのか分からない怪しい人物がとにかく多すぎて…正直ひとりに絞るのは難しいです(笑)。そんな中で江口さん演じる刑事(須之内司)は、私たち視聴者と同じ地に足のついた存在で、怪しげな人たちの中で唯一信じられるかもしれない人物。事件の本質へと連れて行ってくれるのは彼なんじゃないか?と感じながら見てもらえると思います。
― 第2話以降の見どころをお聞かせください。
峰島:これからますます怪しい人たちが増えていきます。どこの場面をとっても伏線になっているので、ぜひ目を凝らして楽しんでほしいです。前半の3話はとにかく謎を投げかけ続けているので、どんどん受け取ってください(笑)。3話目までは地下に潜るネズミのように、凛と新庄の逃亡大冒険が続くので、一緒にドキドキして見てもらえたら。そして4話目から物語はガラッと様相を変えていきます。ぜひ楽しみにしていてください!
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
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