有村南海(C)モデルプレス

“福岡の新たな奇跡”LinQ有村南海、芸能活動は小学6年生から ぶつかった壁・金子みゆから学んだこと…グループへの思いに迫る

2024.08.30 18:00

九州・福岡を拠点に活動するアイドルグループ・LinQ(リンク)の有村南海(ありむら・みなみ)にモデルプレスがインタビュー。夢を叶えるべく小学6年生で芸能界入りを果たし、15歳最後の仕事としてデジタル写真集『奇跡はいつも福岡から起こる』で初のグラビアに挑戦するなど、今後の期待に注目が集まる彼女の現在の夢とは―。

  

有村南海、九州発アイドルグループ・LinQで活動中

有村南海(C)モデルプレス
LinQは、2011年にデビューし、九州・福岡を拠点に全国・海外へ活動のフィールドを広げるアイドルグループ。7月20日には、待望の新曲『毎⽇どこかでFestival !!』をリリース。エネルギッシュでキュートな魅⼒が詰まった楽曲を引っ提げ、全国7都市を巡る『LinQ全国盛り上げツアー「毎⽇どこかでFestival !!」』を実施中だ。

同グループに2021年最年少メンバーとして加入した有村は、地元を中心に活躍し2024年7月にはデジタル写真集『奇跡はいつも福岡から起こる』で初のグラビアに挑戦するなど、“福岡の新たな奇跡”として注目を浴びている。

有村南海(C)桑島智輝/週刊プレイボーイ
福岡から全国へ―。グループとしての目標を掴むため「有村南海という名前を広めて行きたい」と熱い眼差しで語る彼女のこれまでの活動や今後の夢に迫った。

有村南海、生見愛瑠に憧れて芸能界入り

有村南海(C)モデルプレス
― モデルプレスで初めてのソロインタビューということで、アイドル活動を始めたきっかけから教えてください。

有村:過去にオーディションをたくさん受けていた時期があり、その中でたまたま生見愛瑠さんとお会いして「すごく可愛い!」「同じキラキラした世界に入りたい」と思いました。当時、生見さんは『Popteen』で活躍されていて、雑誌も読んでいたのですが、誰よりも輝いていて、私の憧れがすべて詰まったような人でした。今では、女優として主演を務めるなど幅広く活動されていて、何年経っても私の理想の方です。

― 福岡での活動がメインのLinQを選んだ理由やオーディションを受けたきっかけは?

有村:私は、4人兄弟で家族がとても多いです。上京することが難しい中で、福岡でアイドルを広めて頑張っているLinQを知りました。私自身も福岡がすごく大好きで、魅力をもっと発信していきたいという思いもあり、この場所でアイドルになりたいと事務所のオーディションを受けました。

― ご家族も嬉しいですね。

有村:家族みんな応援してくれています!小さい頃からバレエを習っていて、お母さんや家族にもすごく迷惑をかけてきたので、最近はちょっとしたものをプレゼントするなど、親孝行をしています!ですが、お母さんとは実は昔から喧嘩ばかりで…(笑)。Breaking Downみたいな感じで取っ組み合いの喧嘩をすることもあったのですが、最近は家にいる時間もそこまで多くないので喧嘩もなくなり、家族との時間を大切にするようになりました。

有村南海(C)モデルプレス
― 小学6年生で芸能界入りしたとのことですが、研究生時代の印象的な出来事を教えてください。

有村:私は小学6年生からIQプロジェクト研究生に加入し、ライブ中にずっと真顔と言われ続けていたことが今でも印象に残っています。悔しさもありましたが、毎日努力を続けていくうちに何かが芽生えた瞬間があり、そこからは褒めていただく機会が増えました。また、先輩から学ぶことも多かったです。当時、一番年上だった新木さくらさんとは12歳離れていて、年齢が2倍ということでもちろん私より人生経験も豊富なので、アイドルとしても、人間としても学ばせていただきました。

― 研究生時代の中で、悲しみや壁を乗り越えた経験はありますか?

有村:当時は体力的に限界が来ることが多くて、初めてツアーを回っていた時期は毎日体調を崩していたんです。自分の中で頑張りたい気持ちと、体力が追いつかないという中で葛藤が多くありました。ですが、毎日レッスンや体力づくりを頑張って乗り越えることができたと思います。

― 学業やレッスンを並行してのアイドル活動は大変ですよね。

有村:大変な部分もありましたが、楽しいことも多かったです。小学校の卒業式が終わった後にランドセルを背負ったままレッスンに行ったのも懐かしい思い出です!

有村南海(C)モデルプレス
― SNSに力を入れているとのことですが、発信する上で心がけていることはありますか?

有村:視聴者さんがコメントしたくなるような内容や、疑問系で問いかけをする内容のほうが興味を持ってもらえる気がするので意識しています。SNSによっても発信方法を変えていて、Xはインパクト重視で写真を1枚で載せてみて、TikTokは「博多弁を話す姿が可愛い」と言っていただく事が多いので方言を取り入れて発信しています。

― TikTokでのチャレンジ動画も印象的でした。企画も自らで考えているのですか?

有村:そうです!見ていただくとわかると思うのですが、私は自分なりのイントネーションを作ることが得意なのかなって思っていて、話し方をメンバーからも真似されることが多いんです。普段から言葉遣いが少し変な部分があるのですが、逆にそこが個性として認識されているので嬉しいです。

― 共に活動していた金子みゆさんが、“現役アイドル一フォロワーが多いTikToker”として注目を集めましたが、学ぶことも多かったのでは?

有村:金子みゆさんから、TikTokは18時から22時がバズりやすく視聴者が多い時間と教えていただきました。そこから、掲載時間なども意識して投稿するようになり、毎日守っています。あと、毎日投稿も金子さんが毎日行っていたので、欠かさず行うようにしています。

有村南海(C)モデルプレス

有村南海、全国ツアーの思い出・新曲のポイントは?

― 7月20日に最新曲『毎日どこかでFestival !!』をリリースしたとのことで、楽曲の魅力や注目ポイントを教えてください。

有村:1番注目してほしいところは「毎日どこかでFestival !!」というタイトルのフレーズです。ソロパートでメンバーが1人ずつ言っていくのですが、メンバーそれぞれ個性豊かで楽しんでもらえると思います。MVは、夏らしさ全開のお祭りのような雰囲気で制作していただきました。みんな夏の衣装や浴衣など、様々な衣装を着用したので楽しんで見ていただきたいです!

― MV撮影での思い出はありますか?

有村:メンバーを身長が高い組と低い組の3人ずつに分けて撮影したのですが、陽キャ組と陰キャ組みたいな感じで性格もきれいに分かれていました(笑)。はしゃぎ方が全然違うので比較して見ていただくと面白いと思います。

有村南海(C)モデルプレス
― 現在は、全国盛り上げツアーとしてツアー中ですが、熊本・松山・仙台…と各地を回ってみての感想を教えてください。

有村:毎回公演でご当地アイドルさんのカバーステージをやらせていただくのですが、熊本公演でメンバーの海月らなさんがくまモンダンスを考案してくださって踊りました!そして、愛媛公演では、地元で有名なHimeKyunFruitCanさんの楽曲を初めてカバーさせていただきました。ご当地によって、アイドルさんも雰囲気が異なり魅力的なので、そういう部分もファンの皆さんには楽しんでほしいです!

― 観光などはできましたか?

有村:愛媛で散策ツアーをやって、鯛めしを食べて、ずっと飲んでみたかった蛇口から出るみかんジュースを飲みました!以前愛媛に言った際は、名物などを食べる機会がなかったので思い出になりました。

有村南海(C)モデルプレス
有村南海(C)モデルプレス
― 「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」への出演もお疲れ様です!野外ライブということで、夏全開の新曲『毎日どこかでFestival !!』にもピッタリなステージになったのでは?

有村:そうなんです!最近アイドルの中でも流行っている横移動を取り入れているのですが、皆さんで肩を組んで一体感が出て素敵な思い出になりました!

― 4月には、LinQがカラオケCLUB DAMアンバサダーになったとのことで、夏を盛り上げる様々なコラボレーションが進行中だと伺いました!

有村:DAMさんとのコラボは7月で第3弾になるのですが、今回はメンバーカラーのコラボドリンクを出させていただきました。個性豊かなドリンクの名前も自分たちで考えさせていただいたんです!ちなみに私のドリンクの名前は「あなたの心にスカイざぶ~ん」です(笑)。DAMさんの制服を着ての撮影もとても新鮮で、BGMで曲を流していただいたり、モニターにも流れていたりするのでチェックしていただけると嬉しいです!

― 推し活スポットになりそうな予感ですね…!

有村:メンバーのスタンディングコースターももらえるので是非、夏の思い出に遊びに行ってください!

有村南海、初写真集で水着挑戦

― 7月22日には、初のデジタル写真集『奇跡はいつも福岡から起こる』を発売されたとのことで、週プレの写真集月間ランキングで2位を取るなど注目度も高いですが、ファンの方などからの反響を受けていかがですか?

有村:初めは不安もありましたが、それを吹き飛ばすぐらいファンの皆さんやスタッフさんから褒めていただいたので、自己肯定感が上がりました!

有村南海(C)桑島智輝/週刊プレイボーイ
― 撮影に向けて準備したことを教えてください。

有村:ダイエットはあまりしていないのですが、顔がむくみやすいので頭のマッサージをたくさんしました。 あと、自分の中で“女性でも気軽に見てもらえる作品”を1つのテーマにしていました。乃木坂46さんの清楚な雰囲気の写真集が理想で、遠藤さくらさんの作品を見てポーズを研究しました。特にグラビアのポーズは、普段アイドルの撮影でするものと違うため、カメラマンさんのアドバイスもあって普段と異なる一面を見せることができたと思っています。

― お気に入りのカットなどはありますか?

有村:表紙になっている水色の水着を着たカットが気に入っています!自分のメンバーカラーの水着ですし、4歳から7年ほどバレエをしていたのですが、自然と腹筋やインナーマッスルが鍛えられていたのか、「ウエストが細くて綺麗」とたくさん褒めていただきました。スタイルという形で昔からの積み重ねが生きたのは嬉しかったです。

有村南海(C)モデルプレス
― 撮影時の思い出を教えてください。

有村:朝から撮影だったのですが、 お昼ご飯がうなぎ弁当ということで、それを食べるためにひたすら頑張っていました(笑)。お腹をすかせながらも「お腹を引っ込めなきゃ」と意識していたのがいい思い出です。そして、撮影の3日後が誕生日で15歳ラストのお仕事だったので、最高のプレゼントになりました。

有村南海の夢を叶える秘訣

有村南海(C)モデルプレス
― 今回、グラビア出演という大きな夢を叶えた有村さんの夢を叶える秘訣を教えてください。

有村:夢を叶える秘訣は、言い続けることだと思います。 また、諦めずにやることや1つのことを集中してやり続けることも大切にしていて、やっぱり言霊ってあると思うので、有言実行できるように日々努力をしています。

― グループ活動としてだけではなく、個人活動でも活躍の幅を広げていっている有村さんの現在の夢は?

有村:ずっと言い続けている目標は、男梅のCMに出ることです。1番好きな食べ物が男梅なのですが、CMにはいつも梅のキャラクターが出ていてあまり人間が出ているイメージがないため、おそらく史上初?の人間として出演できたらいいなと思っております(笑)。ポカリスエットのCMに出演することも目標の1つで、“ブレイク女優の登竜門”とも言われているので、近づけるように頑張りたいです。

有村南海(C)モデルプレス
― 最後にグループ・個人としての今後の目標も教えてください。

有村:今後の目標は、福岡の魅力を伝えるLinQとしても有名になりたいですし、今は福岡マリンメッセの舞台を目指しておりまして、そこに立つために個人でも有村南海という名前を広めて行きたいです。グラビアや演技のほかにも様々な挑戦をして、有村南海を広めてLinQにも還元できるような人を目指したいと思います。

― これからのご活躍も楽しみにしています!素敵なお話ありがとうございました。

(modelpress編集部)

有村南海(ありむら・みなみ)プロフィール

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2008年6月21日生まれ、福岡県出身。2020年にIQプロジェクト研究生に所属し芸能界入りを果たし、同年12月にLinQのメンバーに昇格。2021年4月には、LinQの10期生として正規にデビューした。アイドル活動のほか、2023年8月には「FUKUOKA COLORZ SHOW 2023」でランウェイデビューし、2024年7月には初のデジタル写真集「奇跡はいつも福岡から起こる」をリリースし、マルチな活躍に注目が集まっている。
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