橋本環奈、火10胸キュンへの本音 実写化作品への思い語る<「王様に捧ぐ薬指」インタビュー>
4月18日スタートのTBS系火曜ドラマ「王様に捧ぐ薬指」(毎週火曜よる10時~)で主演を務める俳優の橋本環奈(24)にインタビュー。
数々の映画やドラマに出演する中、2022年は「第73回NHK紅白歌合戦」の司会という大役も見事に務め上げた彼女だが、地上波の連続ドラマ主演は意外にも本作が初。前編では撮影の感想や実写化に対する思い、胸キュンシーンについてなどたっぷりと語ってもらった。
橋本環奈主演「王様に捧ぐ薬指」
原作はわたなべ志穂による同名漫画で、プチコミック(小学館)にて2014年~2017年に連載されていた人気作品。大好きな家族を守るべく結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”の主人公・羽田綾華(橋本)と、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”こと新田東郷(山田涼介)が繰り広げる胸キュンラブコメディ。愛がないのに結婚を決めた男女の打算的なシンデレラストーリーが幕を開ける。橋本環奈“綾華”の魅力は?
― はじめに、撮影の感想からお聞かせください。橋本:結構1話が盛りだくさんなんです。色々な場所でのロケももちろんありますし、羽田家と新田家に結婚の挨拶に行くとか、テンポ感がすごく良いです。特に1話の最初のシーンで東郷に「結婚しよう」と言われて、綾華が悪女のように開き直るシーンはとてもテンポ感が良くて演じていて楽しいですし、ザッツ・ラブコメというか、面白いシーンになっていると思います。
― 実際に演じて役に対する認識の変化や、感じた魅力はありますか?
橋本:綾華はとても苦労人で、今働いているラ・ブランシュに就職する前にも、色々な仕事を辞めてきたんです。仕事を辞めるシーンを撮っているときもザッツ・コメディなんですよね(笑)。「俺の綾華だ!」みたいに皆が綾華を取り合ったり、こんな状況ないだろうというようなシーンがすごく面白かったのですが、本当にこんな子がいたら気の毒だろうなと感じながら演じていました。
普通なら、生きていく上での処世術とか身に付いていくものだと思うのですが、綾華はずっと不器用なんです。不器用ながら抵抗の意思として悪女になってしまう…という。東郷との社長室のシーンでは泣き真似をしようとしてすぐに見破られますし、器用にできない、悪女になりきれてないところが綾華の可愛らしいところだと思います。演じるにつれて、綾華の良いところをどんどん見つけているような気がします。
橋本環奈、実写化に対する思い
― 今作は漫画が原作ですが、実写化する上での楽しさや、難しさはありますか?橋本:やっぱり原作がある作品は難しいです。原作ファンの方もいらっしゃるので、ヒットの所以を読み解くことや、自分自身が作品の良さはここだなと理解することが大事だと思います。かと言って、漫画に寄せすぎてもいけないし、寄せなさすぎてもいけないし…。映像化される上でのバランス感覚も大事ですね。
漫画は絵を見て読者が考えて読み解くので、それをどう上手く映像で表現しようかと思っています。綾華はどういう風に喋るのか…とか。私がイメージする綾華と自分は、見た目とかが全然違っていたので、どのように見せていこうかなと考えています。
それと、私のイメージですが、火曜10時(のドラマ枠)は女の子がキュンキュンを求めていると思っていて(笑)。だから私も今回はビジュアルを崩さないように気を付けないとと思っています。台本に“美男美女”という小書きが多くて…美男美女でいなきゃいけないみたいな(笑)。恥ずかしい感情を乗り越えなければいけないです。
橋本環奈、胸キュンシーンに本音
― 胸キュンシーンも多く描かれると思いますが、そういうシーンを演じるのは得意ですか?また、演じる上での心構えがあれば教えて下さい。橋本:得意ではないです!難しい(笑)!初めて結婚式のシーンを撮ったのですが、ウエディングドレスで歩くのも大変ですし、スマートにこなしている方達はすごいなと思いました。恋愛シーンも観てくださる方がキュンとするということも考えなければいけないし、シーンとして成り立たせなければいけないし…考えすぎて難しいですね。
なので得意な方がいたらすごいなと思います!心構えは難しいですけど、観てくださる方が共感できなければいけないと思うので、美しいシーンにしたいなという気持ちはあります。リアルさは大事ですけど、そこが生々しすぎてもダメだと思いますし、創作物として綺麗でありたいなと思います。
― 原作からヒントを得た部分はありますか?
橋本:綾華は美しく綺麗な人物だと思うのですが、私はどちらかというと可愛いと言っていただくことが多いので、イメージの乖離がありました。喋り口調が私と全く違うので、声のトーンは、少し大人っぽく見えるようにしています。
― ありがとうございました。
なお、後編では本格的な共演は初となる山田の印象や、役との共通点などを語っている。(modelpress編集部)
橋本環奈(はしもと・かんな)プロフィール
1999年2月3日生まれ、福岡県出身。福岡発ダンスボーカルアイドルユニット・Rev.from DVLのメンバーとして2014年4月にメジャーデビュー。「奇跡の一枚」といわれる写真をきっかけに“天使すぎるアイドル”“1000年に一度の逸材”としてブレイク。その後は、映画、ドラマなど女優としても活躍し、映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」(2016年)で主演デビュー。近年の主な出演作に映画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」シリーズ(2019年・2021年)、「新解釈・三國志」(2020年)、「劇場版 ルパンの娘」(2021年)、「キングダム2 遥かなる大地へ」(2022年)、ドラマ「連続ドラマW インフルエンス」(WOWOW/2021年)、舞台「千と千尋の神隠し」(2022年)、映画「バイオレンスアクション」(2022年)、映画「カラダ探し」(2022年)、映画「湯道」(2023年)、「映画 ネメシス 黄金螺旋の謎」(2023年)などがある。
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