モデルプレスのインタビューに応じた竜星涼(C)モデルプレス

竜星涼、反町隆史&THE RAMPAGE吉野北人らとの撮影秘話 座長でも変わらぬ姿勢とは「考えていることは一つ」<「スタンドUPスタート」インタビュー前編>

2023.01.18 17:00

俳優の竜星涼(りゅうせい・りょう/29)が、1月18日スタートのフジテレビ系水10ドラマ「スタンドUPスタート」(毎週水曜よる10時~ ※初回15分拡大)で同局の連ドラ初主演を飾る。インタビュー前編では、共演者との縁や撮影秘話、座長でも変わらぬ作品との向き合い方について語ってもらった。

  

竜星涼主演「スタンドUPスタート」

福田秀が描く「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で現在も連載中の人気コミックを実写化した同作。「“資産は人なり”。資産を手放す投資家はいない!」という理念を持つ、投資会社「サンシャインファンド」の社長・三星大陽(竜星)が、自称“人間投資家”として、仕事での失敗や挫折をしてしまった人、将来の夢を諦めてしまった人、様々な事情を抱えた人々と出会い、「スタートアップ(起業)しよう!」と声を掛け、再び生きる希望を取り戻させていく“人間再生ドラマ”となっている。

竜星のほか、小泉孝太郎、吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、小手伸也、山下美月(乃木坂46)、水沢林太郎、塚地武雅、安達祐実、戸次重幸、鈴木浩介、高橋克実、反町隆史らが出演する。

竜星涼「スタンドUPスタート」は「すごく斬新」

塚地武雅、竜星涼「スタンドUPスタート」第1話より(C)フジテレビ
― 自称“人間投資家”ととてもユニークな設定ですが、まずは台本を読んだ感想からお聞かせください。

竜星:自分が起業や投資に馴染みがなかったので、最初に聞いた時は「縁が遠いものなのかなぁ」とちょっと難しいイメージがあったのですが、原作や脚本を読んで「あ、とっても身近な存在だな」と。今回ドラマにすることによって、スタートアップが未来を広げる一つの手段としてとても身近でいいものだなと感じましたし、それをコメディっぽくわかりやすく描いていくのはすごく斬新で、これまであるようでなかったんじゃないでしょうか。新しいドラマになりそうだなと思っています。

― 読んでいて特に印象に残ったセリフはありますか?

竜星:渋沢栄一の言葉が随所に登場するのですが、そこで学べることが結構あります。名言のように僕が言っていたりもするので、そこは楽しみながら学べるポイントになるのではないかなと思いますね。

竜星涼と大陽の共通点

竜星涼(C)モデルプレス
― 竜星さんは大陽自身をどのような人物だと感じていますか?

竜星:とても明るく、そして何より人と人とのテリトリーが近い。そういう人だからこそ、ほかの人も動かしていくのかなぁと感じます。

― 大陽を演じる上で意識していることを教えてください。

竜星:“人間再生ドラマ”として毎回ゲストの俳優さんが演じてくださる“訳アリ”の人たちに人生をやり直させるというところで、どう目の前の人を本気で立ち直らせるかということを意識しています。小手先の技術というよりかは泥臭くやっていこうかなと思っています。

― ご自身と役柄との共通点はありますか?

竜星:僕はしゃべると「社交的だね」と言われるので、そういうところは似ているのかなと思いますが、大陽ほどズカズカ行けるタイプではないです(笑)。でも相手が受け入れてくれるならばもっと踏み込んでみたいという気持ちはあるので、憧れる部分もあります。

“投資家役”で猛勉強

小手伸也、竜星涼「スタンドUPスタート」第1話より(C)フジテレビ
― 投資家役を演じるにあたり、新たに勉強されたことはありますか?

竜星:日々勉強の毎日です。「起業して1年で終わらないための本」「投資と起業の絶対本」みたいな内容の本を色々買って読んでいます。本当に僕が起業する人みたいな感覚で…(笑)。

― 勉強の中で新たな気付きはありましたか?

竜星:台本にもあるのですが、頭で色々考えていても結局何かを動かすのは人と人の間に生まれる強いエネルギーだということです。目的をしっかり見据えて、そこに対して動く力があればどんなことでもできる、というのはすごく感じています。

― 起業だけでなく、この先も活かせそうなことをたくさん学ばれているのですね。

竜星:本当にそうなんです。いい勉強になっています!

芸能界入りのきっかけ・反町隆史と初共演

反町隆史「スタンドUPスタート」第1話より(C)フジテレビ
― 撮影現場の雰囲気はいかがですか?

竜星:投資の話ではありつつも、この時期に川に飛び込んだりと思いのほかアクションが多いので「あれ?そういう話だっけ?」と思いながらやっています(笑)。でもそういうシーンがあるとよりスタッフの皆さんを含めグループ感が出来てくるので、始まってすぐの頃からすごくいいチームワークが出来上がっているなと思います。

― 竜星さんはデビュー前にスカウトされた際、もらった名刺の裏にファンだった反町隆史さんの名前があったことが現事務所に所属するきっかけになったとお伺いしました。今作ではそんな反町さんが叔父役を演じられ、ついに初共演となりますね。

竜星:はい。僕も最初は「反町さんに会えるかも」という欲の塊でこの世界に入ったみたいなところもあるので、自分がファンだった先輩と共演できるのはとても嬉しいです。また僕が当時反町さんを観ていた作品もフジテレビで、今回は僕のフジテレビでの初主演作での共演なので、そういった部分でも縁を感じますね。反町さんも今回オファーの際に僕が出ることを知り快く「じゃあやるよ」と言ってくださったと聞いたので、その男気にも感謝しています。

吉野北人とのほっこりエピソード

吉野北人、竜星涼「スタンドUPスタート」第1話より(C)フジテレビ
― 吉野北人さんとも劇中でたくさんのやりとりがありますが、印象はいかがですか?

竜星:やっぱり顔が綺麗だなと。可愛らしくて、「俺もああいう顔になりたかったな」と思いました(笑)。

― (笑)。竜星さんも皆さんに憧れられる整ったビジュアルだと思います!

竜星:本当ですか?その言葉だけが救いです(笑)。

― 実際撮影してみて、吉野さんの印象は変わりましたか?

竜星:お会いしてみると、とてもおしとやかで真面目な素晴らしい好青年でした。最初はちょっとオラオラでイケイケな感じなのかなと思っていたんですけど、「お名前なんて呼んだらいいですか?」と聞いてくださるなど、すごく丁寧な方です。

― 早速距離を縮められているんですね!

竜星涼、座長でも変わらぬ作品との向き合い方

竜星涼(C)モデルプレス
― 今回は座長として皆さんを引っ張っていく立場になりますが、「こういうふうになりたい」という理想像はありますか?

竜星:僕はどの現場でも考えていることは一つで、それは「皆が同じ目的・ゴールに同じように向き合える現場にできたらいいな」ということです。そこだけしっかりしていれば、僕は引っ張っていくというよりも皆で同じ方向を走って行きたい。だから「主演だから」ということではなく、どのキャストでもいい作品を作るために最終的なゴールさえ守ってもらえれば、あとは各々違うことをしてもいいと思っています。逆にそうやって自由にやってもらった方が、作品の幅がグッと広がることもあるかもしれないので。なのでそういうのは素直に受け入れながら、キャストの皆さんの面白いキャッチボールを拾っていけたらいいなと思っています。

― それでは、放送を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。

竜星:観てくださる方にスッキリしていただけるような爽快なドラマで、現状に満足していない方が「自分もここから変わってみよう」と思える、背中を押してもらえるような作品になっています。ぜひ観て何かを感じていただけたら、楽しんでいただけたら嬉しいです!

★悲しみの乗り越えた方法・夢を叶える秘訣など、竜星の素顔に迫った後編も公開中。

(modelpress編集部)

竜星涼(りゅうせい・りょう)プロフィール

1993年3月24日生まれ。2010年にドラマ「素直になれなくて」(フジテレビ系)でドラマデビュー。2016年1月フランス・パリで行われた「Yohji Yamamoto HOMME 2016-2017AW Paris Collection」でパリコレデビューも果たした。近年の主な出演作にドラマ「アンナチュラル」(TBS系/2018年)「同期のサクラ」(日本テレビ系/2019年)、「レンアイ漫画家」(フジテレビ系/2020年)、「家、ついて行ってイイですか?」(テレビ東京/2021年)、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(2022年)、映画「ぐらんぶる」(2020年)「リスタートはただいまのあとで」(2020年)など。

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  1. スタンドUPスタート

    スタンドUPスタート

    2023年01月18日(水)スタート

    毎週水曜22:00 / フジテレビ系

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