中村加弥乃、子役・AKB48を経て朝ドラ「エール」にも出演した実力派 「ドラ恋」参戦で抱く想い「自分を変えたい」<「恋愛ドラマな恋がしたい~Kissing the tears away~」インタビュー>
2021.10.26 08:00
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ABEMAオリジナルシリーズ恋愛番組の新シーズン「恋愛ドラマな恋がしたい~Kissing the tears away~」が10月31日よる10時よりスタート。モデルプレスでは、女性キャストにインタビューを実施。2人目は、女優の中村加弥乃(なかむら・かやの/27)。
「ドラ恋」新シーズン「恋愛ドラマな恋がしたい~Kissing the tears away~」
若手俳優が毎話キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら、本当の恋をしていく様を追いかける「恋愛ドラマな恋がしたい」(以下「ドラ恋」)シリーズは、演技から恋へ、一線を越えるキスシーンが反響を呼び、今回シーズン8作目。今回のテーマは「涙のキス」。番組内の恋愛ドラマで主役を演じられるのは、選ばれた男女1組だけ。役を勝ち取る為に、相手役と稽古を重ねながら、台本に用意されている様々なキスシーンを演じていく。ドラマを演じていく中で生まれる葛藤や嫉妬、恋の駆け引きなど、俳優たちのリアルな人間模様が見どころとなる。
中村加弥乃、子役・AKB48を経て朝ドラ出演女優に
中村は2歳から芸能活動を開始しミュージカル「アニー」に出演するなど子役として活動。2005年にAKB48の初期メンバーとなり、2007年に卒業。その後は女優として多くの作品に出演し、2020年NHK連続テレビ小説「エール」にてレコード会社の秘書・杉山あかね役を好演。その他出演作は映画「オールーシー!」「サイレントトーキョー」など。8月にスターダストプロモーションに移籍し、「加弥乃」から「中村加弥乃」に改名したため、今回主演をとることができれば記念すべき“中村加弥乃初主演作”になるという。― 出演が決まったときの心境は?
中村:恋愛もドラマもバラエティーもずっとやりたくてやりたいことが詰まった番組が「ドラ恋」だったので、すごく嬉しかったです。ただそれと同じくらいもしかしたらボロボロに傷つくかもしれないという不安もあったので、「ドラマも撮れない、恋愛もできない」みたいな悪夢を何回も見ました(笑)。でも覚悟を決めたからにはお芝居も恋も全力で臨むことはもちろんのこと、楽しみたいと思ったし、なかなかできない経験をやらせて頂けるのでここで学んだ感情や痛みを全部今後のお芝居に還元していけたら良いなと思っています。
中村加弥乃、ファーストキスはドラマのキスシーン
― キスシーンの経験はありますか?中村:何度かあったんですけど、私自身ファーストキスがドラマのキスシーンだったんです。のちに相手の方はすごく有名になられて、私とキスされた方はどんどん飛躍されていってしまうので…(笑)、自分も置いてけぼりにならないよう取り残されないように飛躍していきたいという気持ちもありました。
― 今回芸歴も一番長いですし、周りのメンバーからすると、中村さんはキスシーンの先輩ではないでしょうか?
中村:え!そこはあんまり考えてなかったです。キスって見せ方はお芝居に関係すると思うんですけど、基本的にはお芝居の経験というよりもその人自身の経験値が出てしまいそうだなと思っているので、周りの人たちもどんなキスをするのか見てしまいます(笑)。相手の方が音を出す人だったら嫌だなとか(笑)。私は見てる人が「あー、キスしたい!」と憧れるようなキスシーンを撮りたいと思っていて自分の好きな作品の好きなキスシーンを何度も見てイメージしています。
― 好きなキスシーンは?
中村:例えば韓国とか中国のドラマが好きで、甘くて長くて見ているこっちがとろけてしまいそうな素敵だなと思うキスがありました。1つはエレベーターの中でするキスで当人同士もうっとりしているんですけど、こっちもうっとりさせられちゃうようなキスシーンでした。
中村加弥乃、恋をするとどうなる?「自分を変えたい」という想いも
― 過去の恋愛ではどんな男性を好きになることが多かったですか?中村:器の大きい人が好きです。年齢はあんまり気にしたことがないんですけど、やっぱり自分がテンパっているときにどっしり構えて下さっていたら「うわ!一生ついていきます」と思っちゃうんですよ(笑)。多いというほど経験はないんですけど年齢は近い方が多かったです。年下の方でそういう器の大きい方がいたら「なんでそんなにしっかりされているんだろう?素敵だな」と思うんですけど、今まで年下の方と恋愛したことはゼロですね。
― どんな恋をしたいと思って参加しますか?
中村:穏やかで幸せな気持ちになる恋愛をしたいなと思っています。今まで受け身な恋愛をしてきたので自分に素直になって、「ドラ恋」で自分を変えたいという想いもあります。大人になってくると好きという気持ちを抑えたりコントロールしようしたりしだすじゃないですか?そういう心を開放してあげて、素直に向き合えたら良いなと思っています。
― 恋をするとどうなりますか?
中村:ドライなふりをするけど、どっぷりというタイプで(照)。本当にその人しか異性として見られなくなってしまうし、中身で好きになったとしても「顔も世界で一番カッコいい!」と思っちゃうんです。私自身は「かやの変わった?」と周りから聞かれるくらいキラキラオーラが出ちゃうみたいなので分かりやすいらしいんです。その人のことは常に考えていて、おいしいもの食べたらその人とも一緒に食べたいなと思うし、何にもしていなくても頭に常にいる状態になってしまいますね。
― 付き合ったら相手に染まるタイプですか?
中村:染まりたいなと思って。例えばその人が自分が知らない音楽を好きだったら聴いてみたいなと思うし、ちょっとでも近づきたいなと考えます。
中村加弥乃、アピールポイントは「お芝居と素のギャップ」
― 「ドラ恋」では嫉妬なども見どころとなりますが、もし友達と同じ人を好きになってしまったらどうしますか?中村:私、自分以外の女の人の影が見えた瞬間にパッと気持ちが離れちゃうタイプなんですよ…。だから基本的にライバルが仲の良い人とか大切な友達だったら自分はさっと引いちゃうかもしれないです。相手のことをどうしても好きになってしまっていたら、譲れないものはあると思うんですけど。
― 男性に対して自分のアピールポイントは?
中村:難しいですね…。私は芝居ありきだと思っていて、第一印象ですごく可愛い人とか綺麗な人ってもっといっぱいいると思うんです。なんですけど、お芝居をしたときに恋愛じゃなくても「あ、かやのっていいな」と見方を変えてくれる人がこれまでもいたので、そういった意味ではお芝居と素のギャップは強みかな。そこを含めて恋愛になったら良いというか、「第一印象は全然タイプじゃなかったけどお芝居を見たり一緒にやったりしたら良いなと思った」となったら俳優としても嬉しいなと思います。
― 最後に視聴者へメッセージをお願いします。
中村:もしかしたら私の行動に対して誤解や勘違いが生まれることもあるかもしれないと思っていて、今回視聴者の方には私が好きな人に向ける視線、行動、涙の理由を「これって何でなんだろう?」と名探偵になって予想しながらご覧いただけたらより楽しんでいただけると思います。
(modelpress編集部)
中村加弥乃(なかむら・かやの/27)プロフィール
生年月日:1994年2月10日出身地:東京都
趣味:舞台・映画鑑賞、写真、ギター弾き語り、韓国語・中国語の勉強
特技:ダンス(ヒップホップ・タップダンス・ジャズダンス)、アクション、日舞(藤間流)、アルトサックス
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