吉本坂46“最強ユニット”Wセンター榊原徹士&藤井菜央「乃木坂46さん、欅坂46さんに続くものすごいグループになりたい」<RED・MV撮影密着インタビュー1>
2018.12.09 16:00
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秋元康氏プロデュースにより、乃木坂46・欅坂46に続く坂道シリーズ第3弾として結成された吉本坂46のメジャーデビューシングル「泣かせてくれよ」(12月26日発売)に収録される若手の16人ユニット“RED”による楽曲「君の唇を離さない」のミュージックビデオが完成(以下MV)。モデルプレスはこのほど、ダンス選抜と言われる同ユニットのMV撮影に密着し、メンバーへインタビューを実施した。第一弾はWセンターに抜擢された「新選組リアン」の元メンバーで俳優の榊原徹士と、2016年9月に「No.1歌姫決定戦~第一回夢のステージで歌えるコンテスト~」で全国1億3000万人の投票を経てグランプリを受賞した17歳の藤井菜央。
目次
最強ユニットと話題の吉本坂46ユニット「RED」
選抜メンバーはセンターの斎藤司(トレンディエンジェル)、小川暖奈(スパイク)ほか村上ショージや河本準一(次長課長)、遠藤章造(ココリコ)といったベテラン勢が多数顔を並べたのに対し、SHUHO、藤井菜央、榊原徹士、A-NON、多田智佑(トット)、三秋里歩、まちゃあき(エグスプロージョン)、高野祐衣、西村真二(ラフレクラン)、小寺真理(新喜劇)、池田直人(レインボー)、光永、HIDEBOH、田中シングル(8.6秒バズーカー)、きょん(ラフレクラン)、しゅんしゅんクリニックPの16名が名を連ねたRED。選抜と比較してフレッシュな美男美女が揃ったREDの面々に対し、メンバーからは発表時から「こっちがメインでは?」「ルックス良い人が集められている!」などの声が噴出。発表後の囲み取材でも、選抜の河本は「吉本の悪ノリがここに出た。ユニットの方は若くて活きの良い方や世界のダンサーの方が集結している」とコメントしていた。
“キス”をテーマに愛し合う情熱を表現
そんなREDは、ずばり“ダンス選抜”。2人をWセンターに据え、ダンスバトルで世界一経験を持つプロダンサーSHUHOとA-NONが一列目の脇を固めつつ、タップダンスの第一人者HIDEBOHもこのユニットに。
見どころは、コレオグラファーRuu氏による、プロのダンサーでも相当練習を積まないと出来ない難易度高レベルの超絶高速ダンス。MVでは、キスをテーマにした楽曲の歌詞の世界観を表現するために、16人全員が赤い衣装に身を包み、愛し合う2人の情熱を表現。ミュージカルテイストの演出に、激しいダンスを取り入れて、同ユニットだからこそ出来るカッコよさをアピール。“キス”をテーマに男女コンビ同士がキス寸前のシーンが何度も切り取られ、まさに男女混合の同グループでしか出せないギリギリな表現を追求している。
榊原徹士&藤井菜央、REDでWセンターに
― 今回お2人はWセンターに抜擢ということで、最初に聞いたときはどう思われましたか?藤井:え、嬉しかったです!SHOWROOMで発表されたんですけど、私は年齢制限があって出演できなかったのでお家で1人で観ていたんです。「選抜ダメだった」と思ったらユニット1になって、そこからマネージャーさんから「センターらしいよ、びっくりだね」と言われて、ただただ嬉しかったです。
榊原:僕はSHOWROOMで選抜の方が選ばれていくのを見ていて、まず、「うわ、選抜に入れなかった」という気持ちがまずありました。で、ユニット1に選ばれてメンツを見ていると「あれ?こっちガチじゃね?」と(笑)。
藤井:確かに、ガチですよね。
榊原:その後にメンバーで控室に集まって、「こちらのチームは本格的にダンスボーカルユニットとしてやりたいと思っています」というお話を聞いて、そのときはまだ誰もセンターを聞かされていなかったと思うので、最初にきょんさんが「すみません、センターは?」と聞いたんです(笑)。
藤井:(笑)。
榊原:それでセンターを告げられて、きょんさんは結構ショックを受けていました。
― センター狙っていらっしゃったんですね。
榊原:やっぱりセンターというのは必ず争うものだと思うので、言われたときは気を引き締めていかないといけないなと思いました。
― どういうところが評価されて抜擢されたんでしょうか?歌唱力?
榊原:(藤井に向かって)絶対歌唱力ですよ。こっちに全部渡して。
藤井:いやいやいや、じゃあビジュアルは任せました。
榊原:ビジュアルね、親に感謝。
一同:(笑)
MVではキス寸前シーンも「最初の指示が2ミリから」
― 実際撮影されてみて、どういう曲になりましたか?榊原:情熱的ですよね。何ていうんだろう?男女の恋模様が、恋というよりはもっと熱い愛に近いですよね。初めて挑んだシーンもあります。
藤井:私はMV自体も初めてなんです。
榊原:菜央ちゃんがメイク室で「緊張してますか?」とドキュメントインタビューを撮られているときに「全然まだ緊張感無いです、大丈夫です」って言ってたんですけど、降りてきてセット見て説明を受けた瞬間、「おや」となって(笑)。
藤井:もう一気に汗が出てきました。それまでめっちゃ余裕ぶっこいていて「いつ緊張来るんじゃろ?」とか言っていたのに、下降りてびっくりしましたね(笑)。
榊原:ティーカップみたいにぐるぐるぐるぐる(笑)。
藤井:めっちゃ焦っていました。振りも今日ちょっと変わったので、いつもは結構覚えるのは早い方なんですけど、今日は大人の方たちが前に沢山いるから「早く覚えなきゃ」と思ったら逆に覚えられなくて焦ってしまいました。
― 元々ダンス経験はあるんですか?
藤井:あります。
― 2人のキスシーンというか寸前のシーンの撮影はいかがでしたか?
榊原:そうですね。まず最初の指示が「近さ2ミリからスタートして下さい」と。だから息すら聞こえるやつです。お互いが若干緊張している感じが伝わってきたので、まあ、面白かったね。
藤井:面白かったです。
榊原:でも徐々にやっぱり人間慣れてきます。慣れるというか、少しずつ信頼し合えるようになったので「できる」と思えました。
― 榊原さんはそういう撮影も慣れていそうですが(笑)。
榊原:慣れているというか、まずはちゃんとお仕事として向き合いたかったので、自分の照れとかはどうでもいいんです。
藤井:カッコいいこと言いますね!
榊原:ずっと気を付けていたので、抱きしめるシーンで菜央ちゃんの肩にギュッと力を入れたんです。そこから離れるという流れだったので、MAXをそこに持っていって離れたらもしかしたら菜央ちゃんもやりやすいかなと思って。グッと力を入れたらグッと強く押し返してくれたので、良かったです。
― 藤井さんが慣れていないからこそサポートしていらっしゃったんですね。
藤井:伝わりました。ありがたかったです。
榊原:年齢的には干支でいうと一回り違いますから(笑)。
― そんなに違うんですね!
榊原:蛇年?
藤井:蛇年です。
榊原:ああ、じゃあ一回りですよ。
― 驚きです。では、最後に観てくれるファンの方にメッセージをお願いします。
藤井:吉本坂はやっぱり坂道グループに入れて頂いて、まだ知らない方も沢山いらっしゃると思うし批判もあると思うんですけど、乃木坂46さん、欅坂46さんに続くものすごいグループになりたいなと思うので、このMVは本当に観て欲しいです。
榊原:やっぱり吉本と言えば、誰だってまずお笑いが思いつくと思うんですけど、「お笑いの方だけじゃないよ」というのと、「お笑いの方が本気で踊ったらこうなるんだよ」というMVになると思います。だから、だから芸人さんの才能を改めて感じることができる作品だと思いますし、僕たち2人だけじゃなくて、りぽぽ(三秋里歩)ゆいぽん(高野祐衣)とか僕も含めて元アイドルの人たちが新しいことに挑戦しています。この作品を観てそれが皆さんにとって新鮮に思ってもらえたら嬉しいです。
― ありがとうございました。
スピードデビュー・吉本坂46とは?
吉本坂46は吉本興業グループに所属するタレント限定で今年2月にメンバー募集がスタート。1,747人の応募の中、6次にわたる審査を経て、年齢、性別がそれぞれ異なる個性溢れる46人のメンバーが8月に選ばれたばかりだが、結成からたった4カ月後でのスピードデビューとなる。(modelpress編集部)榊原徹士プロフィール
生年月日:1989年12月06日身長:172cm
出身地:愛知県
特技:英語、ダンス、歌、ラップ
2009年10月「新選組リアン」としてデビュー(2014年10月解散)。「宇宙戦隊キュウレンジャー」に、カジキイエロー/スパーダ役で出演していた。吉本坂46審査では15秒CM、水着審査の投票でいずれも2位を獲得。
藤井菜央プロフィール
生年月日 :2001年11月6日身長 :150cm
出身地 :広島県
趣味 :カラオケ、料理
特技 :歌、ダンス、ミサンガ作り
吉本坂46最年少。アクターズスクール広島出身。2016年9月、CX『No.1歌姫決定戦~第一回夢のステージで歌えるコンテスト~』全国1億3000万人の投票を経てグランプリ受賞。単身上京した。
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