モデルプレスのインタビューに応じた(左から)岩田剛典、AKIRA(C)モデルプレス

EXILE AKIRA&岩田剛典「初めて聞いた」気持ち…“俳優”として刺激し合う「先輩後輩とか関係ない」 モデルプレスインタビュー 

2016.07.12 07:00

EXILEAKIRA(34)とEXILE兼三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典(27)が、モデルプレスのインタビューに応じた。2人は、7月16日に公開される映画「HiGH&LOW THE MOVIE」に出演。パフォーマーとしてはもちろん、俳優としても先輩にあたるAKIRAについて、以前「憧れ」と語っていた岩田。そして、同シリーズで念願の初共演を果たすことになった。

  

EXILE HIRO企画プロデュース「HiGH&LOW」

EXILE HIROが企画プロデュースを務める総合エンタテインメント「HiGH&LOW」は、ドラマ、配信、コミック、SNS、オリジナルベストアルバム、ドームツアー、そして映画と、数多のメディアやエンターテインメントを巻き込み展開するプロジェクト。

物語は完全オリジナル原作で、“SWORD地区”に存在する5つのチーム、山王商店二代目喧嘩屋「山王連合会」、誘惑の白き悪魔「White Rascals」、漆黒の凶悪高校「鬼邪高校」、無慈悲なる街の亡霊「RUDE BOYS」、復讐の壊し屋一家「達磨一家」と、かつてこの地区一帯を支配していた伝説のチーム「MUGEN」、その「MUGEN」が唯一潰せなかった凶悪な「雨宮兄弟」、そして謎の組織「MIGHTYWARRIORS」のプライドをかけた闘いと、その裏のリアリティのある大人の世界・生き様を描く。

AKIRAはかつて一帯を支配していた伝説のチーム「ムゲン」の二代目総長・琥珀を、岩田は元メンバーのメンバーで山王街二代目喧嘩屋「山王連合会」の総長・コブラをそれぞれ演じる。

AKIRA VS 岩田剛典 ぶつかり合う2人が物語を動かす

映画「HiGH&LOW THE MOVIE」より(C)「HiGH&LOW」製作委員会
2006年、EXILEに加入したAKIRAは、グループの中でも俳優としての活動が多いメンバーのひとり。同年舞台「あたっくNo.1」で初の演技に挑戦し、2008年には「Around40~注文の多いオンナたち~」(TBS系)でドラマ、「花より男子F」で映画デビューを飾った。代表作には主人公・鬼塚英吉を演じたドラマ「GTO」(関西テレビ系、2012年~2014年)などがある。

一方、2010年、三代目JSBのメンバーとしてデビューした岩田は、2014年「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」に合格しEXILEメンバー入り。本格的に俳優業をスタートさせたのは、2014年の頃で、ドラマ「ディア・シスター」(フジテレビ系、2014年)、主演映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」(2016年)と幅広い活躍を見せている。

テレビドラマ「HiGH&LOW THE STORY OF S.W.O.R.D.」(シーズン1は2015年10月期に放送、シーズン2は2016年4月期に放送)から続く物語は、「HiGH&LOW THE MOVIE」でついにひとつの決着を迎える。物語のキーとなるのは、かつて仲間だった琥珀(AKIRA)とコブラ(岩田)たちの関係。2人のぶつかり合いが、ストーリーを動かしていく。

映画は「本当にバチバチ!」

映画「HiGH&LOW THE MOVIE」より(C)「HiGH&LOW」製作委員会
― ドラマから続く物語が、ついに映画へと繋がっていきますね。

AKIRA:いよいよ…という感覚があります。ドラマのシーズン2ではそれぞれのバックボーンが描かれているんですが、映画ではその謎が解けていきます。ドラマ、映画と一緒に楽しんでいただきたいなという気持ちです。

― ドラマではお人が演じる琥珀とコブラの仲睦まじい様子が描かれていましたが、映画ではかなりバチバチで…。

AKIRA:本当にバチバチ!

岩田:ドラマでは仲間だった頃の楽しい思い出が出てきたんですが、それがかなり効いてくると思います。

岩田剛典“憧れ”AKIRAと初共演

映画「HiGH&LOW THE MOVIE」より(C)「HiGH&LOW」製作委員会
― 岩田さんは、俳優業をスタートさせた頃「憧れはAKIRAさん」とおっしゃっていましたが、今回俳優として初めて共演した感想を教えてください。

岩田:まず、純粋に共演させていただいて一緒の画面に映れるのが嬉しかったです。夢がひとつ叶う作品になりましたね。

AKIRA:初めて聞いた…そうなんっすか!?ありがとうございまーーす(照)。

岩田:いやいや…こちらがです!今回初めて共演させていただいて、学ぶところがたくさんありました。映画でも先輩後輩という関係だったんですが、AKIRAさんだから助けられたなってことばかりです。

― 直接こういった言葉を聞いて、AKIRAさんはいかがですか?

AKIRA:ありがたいという気持ちはもちろんありますが。僕自身もまだまだなので…。でも、先輩後輩とか関係なく、一役者として現場に立っている岩ちゃんやほかのメンバーには、刺激をもらったし、感謝しています。本当に素晴らしくて、僕も助けられました。

壮絶なクライマックスシーン…「答えは現場にある」「一番というくらい緊張感」

映画「HiGH&LOW THE MOVIE」より(C)「HiGH&LOW」製作委員会
― 立場を超えて、皆さんで支えあってということでしょうか。壮絶なシーンやアクションも多く、撮影も大変だったとお伺いしたのですが、そんな中でも特に印象に残っているシーンはどこですか?

岩田:クライマックスのシーンですね。本当に大変なシーンだったので、スタッフの皆様と一緒に「ここは特に最高のシーンにしよう」って意識統一をして挑ませていただきました。ものすごく記憶に残っていますし、今まで芝居をしてきた中で、一番というくらい緊張感のある現場だったので、すごく集中しました。

AKIRA:当日は本当に白熱していました。ものすごいスケールで映画が描かれている中、最後に締めなきゃいけないのが、自分と岩ちゃんだったので、作品の中で1番悩んだシーンでした。ここでブチかまさないと今までの全ての努力が水の泡になってしまうと思い、必死で演じました。「答えは現場にある」ってまさにこのことかって感じましたし、終えたときは肩の荷が下りました。あとは、最後のシーンも岩ちゃんが精を込めて朝から晩まで、一瞬も気を抜かずに現場にいてくれてたので、僕も琥珀をより深く演じることができました。

メンバーだから出来ること「遠慮がいらない」

映画「HiGH&LOW THE MOVIE」より(C)「HiGH&LOW」製作委員会
― 圧倒的なスケールで描かれるクライマックスシーンは、見どころのひとつですね。メンバーと演技をするというのは、普段の現場とは感覚が違いますか?

AKIRA:前は結構照れることもあり、逆に感情移入出来ないんじゃないかなって思っていたんですけど、今は変わりました。それぞれの個性を知った上で演じていけたので、すごく楽だったというか、すごく演じやすかったし、ディスカッションしやすかったんです。

岩田:僕も同じです。元々信頼関係がある中でお芝居に入れるので、最初から芝居に集中出来るっていう意味ではありがたいです。

― 「HiGH&LOW」の企画もLDHさんならではですよね。

AKIRA:そうですね。普通ならお互い、役や作品に求めているものを理解して、壁を崩していかなくちゃいけないけど、その時間が必要ないですから!分かり合っている仲間とのお芝居を、めちゃくちゃ楽しませていただきました。

“夢を叶える秘訣”は?

― では、最後になりますが、常に夢を追い続けているお2人から、モデルプレス読者に「夢を叶える秘訣」を教えてください。

岩田:自分の理想や目標を決めて、諦めないことだと思います。僕もEXILEから夢や憧れをもらって、今の自分がいます。そこに対して、もちろん色々なしがらみや乗り越えなきゃいけない壁はあると思いますし、それに心が折れるときもあるとは思いますが、芯はぶらさずにいることが重要かなと。“自分が本当になりたい自分”を追求する、継続する力は、結局情熱だと思うんです。それを持って頑張っていれば、きっと夢に近づくことができると信じています。

AKIRA:シンプルですけど、人生は1度きりなので、自分が後悔しない生き方を全うしていただきたいと思います。僕自身もどう転がっても後悔のないように生きたいと思っていますし、その想いは「HiGH&LOW」の中にも込められています。やっぱり常に人間は戦っていなければいけないと言いますか、多分死ぬまで自分の理想を追い続けるわけで…。それは愛だったり、経済的なことだったり、家族だったり、色んな欲があると思うんですが、そこから逃げてはダメだなと思っています。向き合って前進していけば、必ず何か生まれるのではないでしょうか。

― ありがとうございました。

「すべてを注ぎ込んだ」集大成で見せる“生き様”

今回の初共演がそれぞれにもたらしたものは、きっととても大きい。先輩後輩という枠を超え、刺激し合う彼らの眼差しは真っ直ぐで眩しいほどだった。

「映画が集大成となるので、すべてを注ぎ込んだつもりです」(AKIRA)と、役を通してその“生き様”を見せていく。いい意味で遠慮のない関係が生み出すパワーは、ファンの心を掴み、強く揺さぶっていくだろう。(modelpress編集部)

AKIRA(アキラ)プロフィール

生年月日:1981年8月23日
出生地:静岡県
身長:184cm
血液型:A型

2006年、EXILEにパフォーマーとして加入。初主演映画「ちゃんと伝える」(監督:園子温)第19回日本映画批評家大賞新人賞を受賞。出演映画「精武風雲」(監督:アンドリューラウ/第67回ヴェネチア国際映画祭オープニング作品)「アンフェア the END」(監督:佐藤嗣麻子)主なドラマ主演、出演作に「ハニー・トラップ」「GTO」(共にフジ系)「江〜姫たちの戦国〜」(NHK大河)など。2017年には映画「たたら侍」の公開が控える。

岩田剛典(いわた たかのり)プロフィール

生年月日:1989年3月6日
出身地:愛知県
血液型:B型

2010年7月、NAOKIに誘われ三代目J Soul Brothersのパフォーマー候補者となる。2010年9月、正式メンバーとして加入。2010年11月10日、シングル「Best Friend's Girl」でデビューを果たす。個人としては2014年3月6日、初の単独写真集「G 岩田剛典 三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」を発売。また2014年4月12日公開の映画「クローズEXPLODE」にメンバーのELLYとともに映画初出演。2014年4月27日には、「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」で合格しEXILEに加入する。

EXILE TRIBE総出演「HiGH&LOW」

企画プロデュース:EXILE HIRO
監督:久保茂昭
出演:
【ムゲン】AKIRA、青柳翔、高谷裕之、岡見勇信
【雨宮兄弟】TAKAHIRO、登坂広臣
【山王連合会】岩田剛典、鈴木伸之、町田啓太、山下健二郎、佐藤寛太、佐藤大樹、岩谷翔吾、山本彰吾
【White Rascals】黒木啓司、遠藤雄弥、ゴールデンボンバー、稲葉友、柳俊太郎
【鬼邪高校】山田裕貴、鈴木貴之、一ノ瀬ワタル、鈴木昴秀、龍、前田公輝
【RUDE BOYS】窪田正孝、永瀬匡、佐野玲於、ZEN
【達磨一家】林遣都、遠藤要、阿部亮平、小澤雄太
【MIGHTY WARRIORS】ELLY、早乙女太一、大屋夏南、野替愁平、白濱亜嵐、ANARCHY
【DOUBT】秋山真太郎、武田航平
【九龍グループ】中村達也、西岡徳馬、松澤一之、橘ケンチ、小野塚勇人
【莓美瑠狂】小島藤子、工藤綾乃、楓、佐藤晴美、山口乃々華、城戸愛莉
【床屋ピューマ】八木将康、加藤歩、坂東希
【張城】V.I(from BIGBANG)、白竜

豊原功補、天野浩成、藤井夏恋、藤井萩花、井浦新、YOU、小泉今日子
【Not Sponsored 記事】

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