橋本環奈、チェ・ジョンヒョプと相談して作り上げた胸キュンシーン 共演者とのLINEグループは2日で誕生「陽キャの集まり」【「バカンスの法則」インタビュー】
2026.07.15 08:00
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7月27日にスタートするABEMAオリジナルドラマ「バカンスの法則」(毎週月・水・金/1話15分・全18話)で主演を務める女優の橋本環奈(はしもと・かんな/27)にインタビュー。今作への思いや、相手役のチェ・ジョンヒョプと現場で相談しながら作り上げたというこだわりの胸キュンシーンの舞台裏を語ってもらった。さらに「失敗を引きずらない」という彼女のしなやかで力強いポジティブマインドの根源に迫る。
橋本環奈主演ドラマ「バカンスの法則」
「海月姫」「東京タラレバ娘」「かくかくしかじか」など数々のヒット作を描く漫画家・東村アキコが連続ドラマの原作・脚本・監督に初挑戦した今作。人生にほんの少し疲れた主人公・星野緑(橋本)が別荘で出会ったのは、ミステリアスな管理人・西上(ジョンヒョプ)。西上に助けられながら、緑は充実したバカンスの日々を過ごすも、時折、西上の眼差しには切ない影がよぎる。“非日常”のなかで動き出す、楽しい日々と、どこか切ない恋のゆくえ。橋本やジョンヒョプに加え、勝地涼、山下美月、加納愛子、桜田通ら豪華キャストが、ひと夏の「デトックス・ロマンス」を鮮やかに彩る。「バカンスの法則」緑役は“当て書き” 東村アキコ監督と一緒にキャラ作り
― 東村アキコさんが原作・脚本・監督を務める本作ですが、初めて台本を読んだときの率直な感想をお聞かせください。橋本:まず、1話15分で18話配信していくというスタイルが新しいなと思いました。毎話豪華なキャストのみなさんが登場するのですが、バカンスならではのしっちゃかめっちゃかな展開や、様々なトラブルに発展していくストーリーがすごく面白いなと脚本を読んで感じました。
― 東村さんとのタッグならではのワクワクしたポイントを教えてください。
橋本:東村さんと一緒にキャラクターを作っていく過程がすごく楽しくて「こっちの方が良いと思うんだけど、どうですか?」と話し合いをよくしていました。東村さんは漫画家でキャラ作りのプロなので、役への感情の向き合い方や演出に関するディレクションはありつつも、のびのびと自由にやらせてもらったなという印象があります。
― 橋本さん演じる緑の魅力を教えてください。
橋本:緑は本当にしっかり者で、ふざけるお兄ちゃんのツッコミ役。バカンスに行っても掃除や料理、お金の管理をしたりと、何でもきっちりこなせるんです。恋愛経験がなくてモテないというギャップも緑の可愛さだなと思います。第7話に恋愛リアリティショーのような場面があって、私も大好きなシーンの一つなのですが、そこでの緑は、恋愛トークに全然乗っていけていなかったり、「彼氏が欲しい」と言うわりには実際そこまで求めていなかったりして。そういった一面が緑の面白さであり愛らしいところでもあり、共感していただける方も多いのかなと思いました。
― 役とご自身との共通点や、逆に全く違うところはありますか?
橋本:東村さんが当て書きで、私のイメージに合わせて作ってくださったという事でしたので、私自身もすごく演じやすかったですし、緑と似ている部分が多かったです。私も普段、みんなと話しているときにいきなり掃除を始めたり、場を仕切っていっちゃうタイプなので、バーベキューではっちゃけるシーンも自分にそっくりだなと思いました。だから、セリフもすごく言いやすくて、監督と一緒にキャラクターを作り上げていきやすかったです。
出会って2日目でグループLINE誕生 共演者は「陽キャの集まり」
― 相手役のチェ・ジョンヒョプさんの印象を教えてください。橋本:ヒョプさんは人見知りだとおっしゃっていたのですが、みんなといるときは自然体で、いつも笑ってくださっていました。特に勝地さんのコミュニケーション能力がすごく高いので「ヒョプちゃん、ヒョプちゃん」といつも絡みに行っていて、ヒョプさんが笑いをこらえながら頑張っていました(笑)。勝地さんは真面目な顔をしていても面白いみたいで、ヒョプさんが勝地さんに「やめてくださいよ」とずっと言っていたのですが、当の勝地さんは何もしていないんですよ(笑)。最終的には勝地さんが何も話さなくても、出てくるだけで笑ってしまうくらい、ずっと笑っていらっしゃっていて穏やかな本当に素敵な方でした。その一方で、セリフを日本語で話さなければいけないという大変な状況のなか、監督ともたくさん話し合って西上さんというキャラクターを作り上げていて本当にすごいなと思いました。通訳さんも交えてみんなで楽しくお話しながら、明るく和気あいあいと撮影していました。
― 他にも勝地涼さん、山下美月さんをはじめ、現場の雰囲気はいかがでしたか?
橋本:現場は本当に陽キャの集まりです(笑)。美月ちゃんは芯が強くて面白かったですし、加納さんはすべての会話にツッコんでくれるんです。本当に頭の回転が早くてクレバーなので、一緒にいてすごく楽しいですし、みなさんのことが大好きです。あと、通先生(桜田)が美味しいお菓子ばかり持ってきてくださるのですが、普段なかなか手に入れられないようなレアなものばかりで。とにかくツテが多すぎるんですよ!そのせいで全員、太りました(笑)。グループLINEも出会って2日目に作ったのですが、みんな返信がめちゃくちゃ早い。ハイテンポで面白いトークに入るのは少しハードルが高く、私は見守りがちなのですが、会話の途中に入ったり、話題を投げたり、みんなで撮った写真を送ったりすることが多いです。撮影がない日でもこうして連絡を取り合っているというのは、相当仲が良いなと思います。
― 仲良くなるきっかけや共通の話題があったのでしょうか?
橋本:きっかけがなくても自然と仲良くなれるという、ごく稀に見る関係性です(笑)。「初日からこんなにみんなで話すことがあるんだ」というくらい全員がお話好きでした。
― すごく良いチームワークだったのですね。
橋本:めちゃくちゃ良かったです!この仲の良さが「バカンスの法則」という作品にすごく活きているなと思いました。テンポの良い掛け合いや雰囲気が映像からも醸し出されていると思います。
橋本環奈、チェ・ジョンヒョプと相談しながら作り上げた胸キュンシーン
― 今作の撮影でキュンとしたシーンや印象的だったセリフはありますか?橋本:緑と西上さんの関係性は後半になるにつれて急接近していくので、キュンとするシーンがたくさんあります。撮影現場ではヒョプさんと話し合って決めることが多くて、お互いに意見を出し合っていました。ヒョプさんも「こういうふうに倒れた方がいいかな」「僕がこうやって腕を引っ張りますね」といろいろなアイデアを出されていましたし、私も「こうやって回った方が距離が近くなるかな?」と相談しながら、監督も含めてみんなで作り上げた胸キュンシーンなので、ぜひみなさんにもキュンとしていただきたいです。
― 他の現場でも、スタッフや共演者の方と相談しながら役を作り上げていくことが多いですか?
橋本:多いですね。言われたことだけをやるのではなく、台本を読んで「こう思ったのですが…」と伝えることはよくあります。でも、絶対に自分の意見通りにやりたいというわけではなく、いろいろな引き出しを持っておくことで、より良いシーンが生まれることもあると思うので、現場のみなさんと話し合っています。
― 今作で特に話し合った印象的なシーンはありますか?
橋本:緑と西上さんの2人で雨に濡れるシーンでは、お互いの身長差がすごくあるので「この段差を使った方がいいかな」「西上さんが去っていくところに意味合いを持たせたいね」など、たくさん話し合って作りました。
橋本環奈の失敗を引きずらないポジティブマインド
― このドラマのテーマには“人生には休む時間が必要だ”というメッセージがあります。橋本さんが、これまでの人生でリフレッシュできたなと印象に残っているエピソードを教えてください。橋本:親孝行はやれるうちにやっておかなきゃいけないと思っているので、毎年両親と温泉旅行に行っています。実家が福岡で両親もそこにいるので、行き先は必ず九州にして、福岡から車で行ける範囲の場所に決めています。だいたい熊本や大分、佐賀、長崎の雲仙などに行っているのですが、それが私にとってすごくリフレッシュになっています。
― 橋本さんも多忙な毎日を送られていると思いますが、心や体が疲れたときはどのように気持ちを切り替えていますか?
橋本:あまりストレスが溜まらないんですよね(笑)。でも、もし体力的に疲れたら、気持ちをリフレッシュするために例えば温泉に行ったり、純粋に寝たりしますし、気持ちが疲れているときは運動をします。心と体は一体だと思っているので、どちらかが疲れていたら、しっかりとケアして休めるようにしています。仕事も好きですが、お休みも大好きなので、次に休みができたらすぐに予定を立てます。ある意味、オンとオフの切り替えが上手なんだと思います。もし嫌なことがあっても、寝たら忘れるだろうと思って考えるのをやめることが多いです。何かを失敗したときも、起きてしまったことは仕方がないので、寝て忘れるしかないと思うんです。そのことを考えたまま新しいことに取り組んでも、頭から離れずに失敗を反芻してしまう。それは良くないことだと思うので、もうきっぱり忘れちゃうことが大事かなと。「また次から頑張ろう」と気持ちを切り替えることは他の人より上手いのかなと思います。
― そのような考え方は昔から変わらない?
橋本:昔から変わらないです。だから目標を聞かれても難しくて。「何かをやりたい」とは思うのですが、自分で決めたことで叶わないものはないと信じるようにしているので、やりたいと思ったことはすぐに叶えようと行動に移すようにしています。だから、ずっと時間をかけて計画や準備をしてから動くというよりは、やりたいと思ったことには真っ直ぐ突き進んでいくしかないと思うんです。そうして突き進むことが、過去から今に繋がり、未来を形作っていくはずなので、先のことをあまり深く考えても仕方ないのかなと思っています。
― 最後に改めて作品の見どころと意気込みを教えてください。
橋本:「バカンスの法則」は、夏休みに家族みんなで観られるほっこりとしたドラマです。すごくファンタジックで、現実の人生ではなかなか起こり得ないような内容でもあるので、たくさんの夢が詰まっています。ぜひみなさんもドキドキしながら観ていただけたら嬉しいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
橋本環奈(はしもと・かんな)プロフィール
1999年2月3日生まれ、福岡県出身。2011年、是枝裕和監督・脚本映画「奇跡」で映画デビュー。2016年公開の「セーラー服と機関銃 -卒業-」では初主演を務め、同作にて第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。近年の主な出演作は、ドラマ「王様に捧ぐ薬指」(TBS/2023)、「トクメイ!警視庁特別会計係」(カンテレ・フジテレビ/2023)、連続テレビ小説「おむすび」(NHK/2024)、「天久鷹央の推理カルテ」(テレビ朝日/2025)、「ヤンドク!」(フジテレビ/2026)、映画「カラダ探し」シリーズ、「キングダム」シリーズなど。
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