頓知気さきな(提供写真)

「青春高校3年C組」頓知気さきな、センターのプレッシャーを背負っていた過去 メンバーが語る魅力とは<アイドル部インタビュー>

2020.08.19 08:00

2018年4月よりテレビ東京にて放送中の青春ドキュメントバラエティ「青春高校3年C組」(毎週月曜深夜0時12分~)。モデルプレスは2ndシングル「好きです」のリリースを記念し、表題曲を歌うアイドル部の頓知気さきな(とんちき・さきな/20)、日比野芽奈(ひびの・めいな/19)、持田優奈(もちだ・ゆうな/19)、川谷花音(かわたに・かのん/18)の4人にリモートインタビューを実施。今回は、1人ずつにフィーチャーしたソロインタビュー。1人目は頓知気。

「青春高校3年C組」が2ndシングル「好きです」リリース

同番組は、秋元康氏と「ゴッドタン」などの佐久間宣行プロデューサーが手掛け、漫画やドラマの中でしか見たことのない、誰もがなんとなく想像する「理想のクラス」である3年C組の成長を描く青春バラエティ番組。

2020年1月にシングル「君のことをまだ何にも知らない」でメジャーデビューし、4月からは番組の放送枠を月曜深夜に移し、放送地域も拡大。ドラマ「あなた犯人じゃありません」の制作も決定するなど、これまで以上に幅を広げて活動している。

センターの頓知気さきな

青春高校3年C組「好きです」typeA/頓知気さきな(C)テレビ東京
青春高校3年C組「好きです」typeA/頓知気さきな(C)テレビ東京
「好きです」でもセンターを務める頓知気は2000年3月6日生まれ、大阪府出身の20歳。

“少年院出身アイドル”として知られる元ZOC戦慄かなのの実妹で、姉妹ユニットfemme fataleのメンバー。アイドル部のユニット・ハイスクールベイビーとしても活動し、姉とともにバラエティ番組に出演したことも。さらに「ミスiD2019」の受賞者でもある。

また、フジテレビ系バラエティ番組「痛快TV スカッとジャパン」に出演した際には「あの美少女は誰?」「可愛すぎる」とネット上で話題に。大きな丸い瞳、癒やし系の笑顔を武器にグラビアで表紙を飾るなど多岐に渡り活躍の幅を広げている。

「青春高校」入学のきっかけは「知人に教えてもらい興味を持ってオーディションを受けてみることにしました」とのこと。

頓知気さきなの尊敬できる部分・魅力は?日比野芽奈・持田優奈・川谷花音が語る

(左上から時計回りに)持田優奈、日比野芽奈、頓知気さきな、川谷花音/リモートインタビュー(C)モデルプレス
(左上から時計回りに)持田優奈、日比野芽奈、頓知気さきな、川谷花音/リモートインタビュー(C)モデルプレス
― ここでは、自分以外の3人の尊敬している部分や魅力を語り合ってもらいます。

日比野:さきなちゃんは人を客観視できるところが本当に尊敬しています。センターということもあるし色んな思いを背負っているので自分のことで精一杯になっちゃうはずなのに自分のことだけじゃなくて他のメンバー12人のことを全員見て「この子こっちの方が可愛い表情できる」とか「こっちの方が上手く見える」とかすごく見ていて、プライベートまで気にしてくれていて、例えば私に対しては「最近クマすごいけど寝てる?」とか気にかけてくれました(笑)。それを全メンバーに対して言えるので本当に良い子だなと思います。

持田:私もすごく尊敬と言うか羨ましくて「さきなちゃんみたいな人になりたいな」と思うことがあります。ダンスとか喋るのももちろん上手なんですけど、他の人と視点が違うところが憧れます。この間アイドル部のメンバー何人かで占いに行ったんですけど、さきなちゃんは占い師さんへの質問内容の筋が通っていてブレていなくてすごいなと思いました。

川谷:さきなちゃんは本当に心が綺麗なんですよ。汚れが見えたことがなくてチラッとも悪魔が覗いたことがないです。

頓知気:(笑)。

川谷:私が1回気持ちが落ちちゃったときがあって、「皆清楚なのに私だけこんな見た目だしここにいる意味があるのかな、私のせいで売れなくちゃっちゃったらどうしよう」とかばかり考えて自分がアイドル部にいて良いか悩んだときがあったんですけど、そのときにさきなちゃんが本当に良い言葉を下さいました。何て言ったかはちょっと忘れちゃったんですけど(笑)。

一同:(笑)。

頓知気さきな/リモートインタビュー(C)モデルプレス
頓知気さきな/リモートインタビュー(C)モデルプレス
川谷:でも本当にそれが心に刺さって「前向きに生きよう」とポンッと自分を立て直らせてくれました。だから、占い師になれると思います。

持田:そういうこと(笑)?カウンセラーとか。

川谷:そう、マジですごいです。

頓知気さきな、センターのプレッシャーを背負っていた過去

頓知気さきな/リモートインタビュー(C)モデルプレス
― アイドル部に加入してからを振り返ってみて一番大変だったことや悩んだことを教えて下さい。

頓知気:一番辛かったのは1stシングルのデビュー当時です。それまでも選抜に入ったりユニットでセンターを頂いたりして恵まれた環境だったんですけど外部の番組に出たりライブに出たりするわけではなかったので「『青春高校』という番組の中で派生したものがたまにそういう活動するよね」くらいの感覚だったんです。それが本格的にCDデビューするとなるとこれからはやることなすこと全部が外に向けてになるし、番組を広めるために活動していくんだと思うと、それまでが遊びだったわけではないですけど「これからは気を引き締めていかなきゃいけないんだ」というプレッシャーを一気に感じました。さらにそこでセンターに選ばれたことで全然楽しめなくて変に背負い込んじゃって初披露だった「プレミアMelodiX!」という番組で大失敗しちゃったんです。他のメンバーもその日のパフォーマンスには納得いってなかったみたいなんですけど、私は涙をこらえながら踊っていたレベルで、最初からくじけちゃっていたのでそのときは辛かったです。

1stシングルの活動中に、センターはセンターであってセンターでないというか、どの位置にいても13分の1なことに変わりはないと気づけて、別に私だけが背負うことはないんだなと気持ちが軽くなったので今は楽しめるようになりました。

― そのときの失敗は具体的にはどんな失敗だったんですか?

頓知気:あのときは練習をすごく詰め込んでいて切羽詰まっていたというか皆自分を追い込んでストイックに練習していたんです。私も前日のすごく遅い時間まで練習を重ねて、やっと見せられるラインまでいけたかなと思うところまでいき、今出し切れるものを全部出そう、という前向きな気持ちで本番を迎えたのに、実際は緊張しすぎちゃって最初のカウントがすごく遠くから聞こえるような感じて、最初の振りから遅れてしまいました。そこから足が棒になっちゃって大きく踊れなかったり顔が強張ったり、パニックになっちゃって、平然を装っていたのですが、気づいたら終わっていたんです。とりあえず練習をした分、体は勝手に動いたので傍から見て大きな失敗はなかったんですけど、勝手に動く体に身を任せていただけで「ここは気をつけよう」と思っていたことが何一つできなくて「こんなはずじゃなかった」という涙が出ました。

頓知気さきな/リモートインタビュー(C)モデルプレス
― 他のメンバーの方はその頃頓知気さんがプレッシャーを感じているのは気づいていましたか?

日比野:デビューちょっと前くらいの頃は、アイドル部が表題曲を歌うことに対して他の部活は悔しいし、「次は表題曲を僕たち私たちがやりたい」という思いもあったりして、その中でのセンターだったので思うことは沢山あったんだろうなと思います。そういう思いを背負っているからこそ「プレミアMelodiX!」の初披露のときは先陣を切ってくれていました。

― そこから13人の中の1人と思えるようになったのは何かきっかけがあったんですか?

頓知気:不真面目に捉えられるかもしれないんですけど、すごくプレッシャーを感じて背負い込んでいたのは割と初期だけでした。その初披露のときまでは振り入れから1週間ちょっとしかなくて「とにかく完成させないと」ということしか頭になくて視野が狭くなり、曲を楽しむという考えがなかったです。「私が真ん中で失敗したらヤバい」みたいな考えがグルグルしちゃって失敗しちゃったんですけど、その後何回か披露する機会を重ねて、リリースイベントが始まったあたりから曲を楽しんで歌えるようになりました。番組のときはカメラ割りとかもあるので気にすることが多くて余裕が全然なかったのに対して、ライブはお客さんが楽しそうにしているのを見てこっちも心が安らぐし、熱量が伝わってきたので、それを短期間で何度もやることによって楽しめるようになって、「一応位置はセンターだけど皆で楽しんでいるんだから私がどこにいても変わらないことだな」と思えて背負いこむことはなくなりました。

頓知気さきな「青春高校」で一番成長した部分

― 「青春高校」に入って自分が一番成長した部分はどこですか?

頓知気:仕事のことなど、先のことを考える余裕ができたことです。

頓知気さきなが注目するアイドル部のメンバー

青春高校3年C組アイドル部(C)テレビ東京
青春高校3年C組アイドル部(C)テレビ東京
― アイドル部の中で(4人以外で)今はまだ魅力を出し切れてないけれど、もっと知って欲しいメンバーを教えて欲しいです。

頓知気:最近ちょっと跳ねてきた黒木美佑ちゃん。私は初期から“みゆぴ推し”と言っていて元々アイドルとしてリスペクトしているし好きなんですけど、生放送時代はあんまり爪痕を残せていなかったと感じていて、深夜になってから色々と自分を出す場をもらって輝き始めた1人だなと思います。みゆぴはまず、アイドル性が一番高いと言っても良いくらい完璧なアイドルなんです。それこそまゆゆ(渡辺麻友)さんみたいな、アイドルの見本みたいな人。パフォーマンスも歌も魅せ方も全部が完璧で努力家なので「これだけアイドルとして魅力があるのに何でもっと目立たないんだろう?」とずっと思っていて、これからどんどん目立っていけたらいいなと思います。特にライブで映えるタイプなので私たちがパフォーマンスする機会を頂けるようになって色んな番組やライブに出たりするようになったらもっと輝くんじゃないかと思います。

頓知気さきな、一番印象が変わった「青春高校」メンバーは?

― 「青春高校」のメンバー全体で、一番印象が変わったメンバーとその理由を教えて下さい。

頓知気:めーなちゃん(日比野芽奈)。最近ドッキリを仕掛けられるロケをしたとき、絶対泣くようなシチュエーションになったのですが、泣かなくて成長を感じました。

頓痴気さきな、これからもっと仲良くなりたい「青春高校」メンバーは?

― 「青春高校」のメンバー全体で、これからもっと仲良くなりたいメンバーとその理由を教えて下さい。

頓知気:兎遊ちゃん。今でも仲良くてよく遊びに行ったりもするのですが、大好きなのでもっと仲良くなりたいです!

頓知気さきな、今後の目標は?

頓知気さきな/リモートインタビュー(C)モデルプレス
― 個人的な夢や目標を教えて下さい。

頓知気:色んなところで歌って踊って、皆さんの顔が見たいので、ライブがしたいです!

(modelpress編集部)

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