【元気になれる言葉】倖田來未「1つでもなにか変えられることができたら、この期間に意味があったと思う」
2020.05.20 12:00
views
どんな時も私たちに明日への活力を与えてくれるエンターテインメント。その中心で輝く人たちは、今この時間をどんな風に過ごし、どんなことを考えているのか。モデルプレスは彼らのインタビューを通じて、今だからこそ聞きたい【元気になれる言葉】をお届けしていく。今回は、アーティストの倖田來未。
倖田來未、ステイホーム期間は「息子中心の生活」
Q.自宅での時間をどのように過ごしていますか?A.まずは息子の遠隔学習が始まっているので、パソコンで宿題やお家実験を手伝っています。それだけでほぼ半日が潰れてしまいます。その中で、息子が1番楽しみにしていることが寝る前に一緒に映画を観ることなのですが、今は1日に3本とか立て続けに観ています。
あと、息子があつ森(あつまれ どうぶつの森)がすごく好きで、私はゲームとかほとんどやってこなかったのですが、息子との時間が増えたので、同じ会話を共有していかないとせっかくの時間がもったいないなと思って、息子のあつ森をやってみたところ、楽しくて、個人でもやりたいなと思って、とうとうNintendo Switchを手に入れてしまいました。肩こりするくらいハマっています!(笑)
倖田來未、朝のピラティス開始で体調に変化
Q.自分時間はどのように過ごしていますか?ほかに新たに始めたことはありますか?A.息子が寝たあとに歌詞を考えたり、インスタライブをやったり、How To DanceなどのYouTubeの撮影を始めます。久々にバキバキ踊りながらHow To Danceを教えると、筋肉痛になるので、筋肉痛にならないために、朝ピラティスを始めました。(ピラティスを)やるやるやるやる詐欺で全くやっていなかったんですけど、ついに始めまして、KAICHOUという元バックダンサーに教えてもらっています。彼女は腰を壊してしまい脱退してしまったのですが、なにで(腰が)よくなったのかというとピラティスだったんですよ。ピラティスって内側の筋肉が鍛えられるので、身体の調子がすごく良くなるんです。これって女性にとってはすごく意味のあることで、表面的にキレイにすることはできますが、内面がキレイにならないと、性格や表情に現れるところがあると思います。私は、内面からキレイにすることが大事かなと思っています。
あと、この期間にお腹の浮き輪(脂肪)が増えてきたので、とりあえず痩せないと、身体を絞らないとということでピラティスを始めて、How Toも始めたら、どんどんどんどん身体のコンディションがいい方向に持っていけています。
Q.ほかに心がけていることはありますか?
A.家の中でも可愛いルームウェアを着るようにしています。そういうところが、やっぱりスイッチになるじゃないですか。息子から「なんで今日ママメイクしているの?」って聞かれて、「ママ、今日(家で)お仕事で」って言うのですが、やっぱり服を着替えて、メイクをすることで、スイッチが入って、気持ちの切り替えがしやすくなるので、気持ちだけでも外にいる気分になりたいなと思っています。買い出しに行くぐらいで本当に家から出ていないので、見ての通り髪の毛の根本が真っ黒で(笑)、こういう取材のときは帽子を被ることが多いのですが、それは髪の毛が全くメンテナンスできていない状態だからなんです(笑)
みんなが外に出たいという気持ちはすごくわかるし、それこそ息子自身も外に出たくてたまらないので、あつ森しながらベランダに出たり、自宅のプールで遊んだりしています。私はその横でストレッチしたり、日向ぼっこしたりしています。人って日に当たることも大事らしいので、ベランダで気持ちよく生活できるように心がけています。
Q.ストレス発散法はありますか?
A.あつ森に夢中になって気づいたら、深夜の2時3時になっちゃうのですが(笑)翌日はきちんと午前中に起きて、ストレッチをするだけでもすごく良い1日を過ごせます。今までは「早起きは三文の徳ってなんやねん」って思っていて、痩せるし、肌にもいいので寝ることを勧めていたのですが、ここ最近午前10時からピラティスをして、お昼ご飯を食べても眠くならなくなりました。今まではダラダラ起きて、息子のお弁当を作って学校に送って行って、帰ってきたら二度寝をして、起きたら息子を迎えに行く時間になってしまうぐらい寝る人で、普段10時間ぐらい寝ちゃうんです(笑)。だからお昼ご飯を食べても眠くならないことにビックリしてて、やっぱり身体を起こしてあげることが大事なんだと気付かされました。朝ピラティスをした日は、すごく身体の調子がいいですね。私がやっているピラティスは、半分ストレッチで半分鍛えるので、「あー気持ちがよかった!明日も頑張ろう!」って楽しんで毎日を迎えられています。
倖田來未、エンタメは「人が集まってくれて成立する世界」
Q.このような状況が落ち着いたら、まずやりたいことはありますか?A.ミュージックビデオを撮りたいです。新曲を家のスタジオでレコーディングしていまして、4~5曲完成しているんですよ。曲を作るときってミュージックビデオやライブを想定しながら作っているので、映像をとにかく撮りたいと思っています。
Q.このような状況下で改めてエンタメの役割を考えたことはありますか?
A.今、ライブを自粛していますが、私達のやっていることって、人が集まってくれて成立する世界だと思います。エンターテインメントを通して、人に勇気や愛を与える仕事でもあるので、こんなにも大変なことになってしまったと痛感しました。ツアーの打ち合わせはしているものの、緊急事態宣言が延長されて、1日でも早くみんなの前に行きたいって気持ちはあるのですが、やっぱりみんなの命や身体の方が大事だなと思います。
インスタライブを4時間ぐらいやった日あるじゃないですか。インスタで突撃でファンの子と繋いで、ファンの子とカメラを合わせて話す。ランダムにファンの方と交わることってファンクラブでしかやったことがありませんでした。でもそうすることで、倖田來未ってどんな人なのかと思っているぐらいの子とも繋がりあえますし、私のことを知ってもらえる機会にもなったと思います。インスタライブって改めてファンの方たちに勇気を与えているのかなって、私ギター弾けないので、CDを流しながら歌ったりしましたが、それはそれですごく楽しくて、あっという間に時間が過ぎて、気づいたら4時間もやっていました。それだけファンのみなさんと繋がることで自分自身が勇気や元気を逆にもらっているなと痛感しました。
倖田來未から元気になれるメッセージ
Q.9月から始まる20周年ツアーができるのかなと心配しているファンの方が大勢いると思います。A.今はとりあえず、諦めずに全力で話し合っています。セットリストや演出を考えたり、ちゃんと動いています。今後も一人一人のみなさんの心がけが大事だと思います。人に移さないためにも、大切な人を守るという意味でも、本当に一人一人の意識によって、今後の未来が変わっていくんじゃないのかなと思います。皆さんの笑顔に会える日を楽しみに、この厳しい状況を皆さんと一緒に乗り越えていければなと思います。なので、私は諦めずに9月からのツアーに向けて動いています!今年もとんでもないライブになると思います。20周年なので、頑張ります!!
Q.最後にファンの皆様が元気になれるメッセージをお願いします。
A.私はこれを機にお家をキレイにするって言って、お掃除をやったのですが、やはり一家の王様(息子)が、ママーって来るので、全くできていないのですが(笑)、これを機に自分磨きもできると思うし、考え方の革命をするタイミングだと思います。1つでもなにか変えられることができたら、私はこの期間に意味があったのだと思います。ダラダラしてしまうと自分のためにはならないと思うので、世の中を変えるためにも、この期間が終わったとき、私はこんなことができるようになったとか、キレイになったところを是非作っていただけたらと思います。私も考えていきたいと思います。一緒に乗り越えましょう!!
(modelpress編集部)
倖田來未(こうだくみ)プロフィール
京都府出身。2000年「TAKE BACK」にてデビュー。以後数々のヒット曲を生み、ベストアルバムのダブルミリオンセールス、2度の東京ドーム公演、海外公演も開催するなど数多くの実績を残す。特にライブでの圧倒的な歌唱力、ダンスパフォーマンスは国内外から「Queen of live」と高い評価を得ている。自身の活動だけではなく国内外のアーティストとコラボレーションを積極的に行う中、写真集やフォトエッセイ等、アーティスト活動のみならずファッションアイコンとしても幅広い活動を行っている。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
乃木坂46賀喜遥香&筒井あやめ“通じ合う”2人の関係性 制服撮影への本音も【「量産型ルカ」インタビュー】モデルプレス
-
乃木坂46賀喜遥香&筒井あやめ、先輩・与田祐希からの“バトン”に責任感「プレッシャーはありました」後輩へ繋いでいきたいことも明かす【「量産型ルカ」インタビュー】モデルプレス
-
K-1大久保琉唯選手「覚悟の違いを証明する」7月大会への意気込み語る 【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
INI高塚大夢が考える“かわいい”への解釈 デビュー後に感じたギャップ経て「ありのままを認めてあげられる言葉」に【「北くんシェア」インタビュー】モデルプレス
-
蒔田彩珠、三代目JSB岩田剛典を思わず“がんちゃん”呼び「子供の頃からずっと…」互いの印象明かす【「DOCTOR PRICE」インタビュー】モデルプレス
-
三代目JSB岩田剛典、後輩に絶対言わないようにしていること 揺るぎない“自分軸”とは「後悔しない人生を」【「DOCTOR PRICE」インタビュー】モデルプレス
-
朝ドラ「あんぱん」鳴海唯、涙のヒロインオーディション秘話「人生を変えたい」奇跡的な縁と覚悟から巡り合った琴子役への想いとは【インタビュー】モデルプレス
-
矢吹奈子、坂本昌行と稽古中の"行動一致"「ちょうど同じこと考えてて…」初歌合わせで見せた抜群コンビネーション【「ブラック・ジャック」インタビュー後編】モデルプレス
-
矢吹奈子、初ミュージカル歌唱で感じた不安 HKT48・IZ*ONE時代との違い語る「息の吸い方から学びました」【「ブラック・ジャック」インタビュー前編】モデルプレス