EXILE黒木啓司「わたし旦那をシェアしてた」インタビュー サイコパス役の感想は?メンバー&ファンの反応に「安心した」
2019.08.15 21:30
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読売テレビ・日本テレビ系プラチナイト木曜ドラマF「わたし旦那をシェアしてた」(毎週木曜夜11時59分より放送)にサイコパス役として出演している、EXILE/EXILE THE SECONDのパフォーマー黒木啓司がモデルプレスのインタビューに応じた。
同作は、同じ男性と事実婚の関係を結んでいた3人のシングルマザー・晴美(主演・小池栄子)、加奈子(りょう)、茜(岡本玲)が、亡くなった“夫・恭平”の遺産を巡って戦い、数々の謎に巻き込まれていく物語。黒木は、裏サイトであらゆる犯罪を請け負って実行し、恭平の死にも関係している凶悪犯・森雄作を演じている。
黒木:僕が演じる森雄作は、サイコパスであり異常快楽殺人者。主軸になる人々を恐怖に追い詰めていく役柄なので、いかに怖く、異常な雰囲気を醸し出せるか、役作りをするにあたって、サイコパスが登場する映画などを見るところから始めました。普段、役者をやっていないぶん、セリフを覚えることはもちろん、話によっては突然、終盤にあたるシーンから最初に戻って撮影したりもしますし…そういった状況に慣れていない中で、常に1回1回集中して撮影しなければならないので、“演技(役者)体力”がまだまだ足りないなと感じる部分もありました。
EXILEとしてライヴをしているときにも、ものすごい体力を使いますが、役者さんはまた違った体力が必要なんだと、今回久々にドラマに出演させていただいて痛感しました。ほかのキャストの方たちは、僕とは対照的に膨大な量のセリフも完璧に覚えて現場に入られていて、改めて素晴らしい演技派の方たちと一緒にお芝居をやらせていただけて、苦労というよりも日々勉強することばかりでした。
― 森雄作という役柄はどんな人物ですか?
黒木:森は人を殺すことが快楽で楽しくてたまらないという男だったので、いかに森が快楽を楽しんでいるか、そこを表現することに精一杯でした。例えば、ライヴを見たときに思わず奇声を上げることもそうですが、楽しさのあまり無意識のうちにしてしまうことって誰にでもありますよね。そういった普段の生活の中で感じる“楽しいこと”に置き換えて、想像しながら演じました。
― 撮影が終わっても、役柄が憑依したままで気持ちを引きずってしまってつらかったというようなことはなかったですか?
黒木:それはまったくなかったです。そもそも演技(役者)体力がないので、カットと言われたら、オフにしないと逆に難しいといいますか。日常にまで役柄が影響を及ぼしてしまうようなことはいっさいなかったです。
― 錚々たる出演者の皆さんとの共演ですが、実際に共演してみて、何か印象が変わったというようなエピソードはありますか?
黒木:りょうさんは、以前に共演させていただいたこともありましたし、これまでもいろんな役をやられてきていますが、どんな役柄も自然な印象があります。なので、どれが本当のりょうさんなのか謎といいますか、今回も久々に共演させていただいて、役の振り幅がすごくあるので、不思議感が増した感じがして、奥が深い方だなと思いました。表情に深さがありますし、プライベートの深さなのか、仕事の深さなのか、女優さんのときもあれば、お母さんのときもあると思うんですけど、そういった境目を感じさせない姿は本当にすごいなと思いました。
― 小池栄子さんも演技の幅が非常に広くて、懐の深い女優さんですよね。
黒木:小池さんとも過去に2時間ドラマで共演させていただいたことがあります。そのときは今回のサバサバした役とは対照的におっとりした役だったので、役によってまったく違う表情を演じられる方だなと改めて実感しましたし、久しぶりにご一緒させていただいて、時間の経過とともに感じられる小池さんの人間としての変化を、肌で感じていました。
― ドラマや演じる役柄について周囲からの反響は?印象的だった感想などはありましたか?
黒木:ATSUSHIさんがドラマを見終わったあとにInstagramで感想を言ってくださったんです。それを見たときはすごくうれしかったです。ほかのメンバーからも見てると言ってもらったり、ファンの方や視聴者の方がTwitterで“怖かった”などとコメントをしてくださっているのを見て、ちゃんと皆さんに怖さが伝わっているんだと安心しました(笑)。
黒木:どれだけ強く思うかということだと思います。強く思うことによって行動が伴ってくると思うので、具体的にどう進んでいくべきかというのが見えてくると思います。“EXILEになるためにはどうしたらいいのか?”ということをずっと探っていたり、エンタテインメントを発信するためにいち早くいろんな情報、音楽やファッションを自分の中に取り入れたり…EXILEになって10年が経って今、思うことは、知らず知らずのうちにいろんな分析をしながら自分はここまでこれたんだなということ。まさに数学と一緒だな、と。
でも、実際の数学は苦手なんですけど(笑)。EXILEになるという夢を叶えることができたのは、その時々でしっかりと分析をしてきたからだと思います。とはいえ、まだ僕自身も、夢を叶える手前にいるといいますか、年代によってその先の夢がどんどん変化してくるんです。
― 啓司さんの次なる夢とは?
黒木:宮崎出身ということもあり、“九州を盛り上げたい”と数年前から“THE NINE WORLDS”というプロジェクトを立ち上げて活動をしています。地域に根ざした九州から発信する新しいエンタテインメントを手がけ、日本国内はもちろん、アジアへ向けていろんなものをお届けしたいと考えています。それを叶えるために今、全力疾走しているので、ぜひ皆さん楽しみにしていてください!
(modelpress編集部)
黒木啓司“サイコパス役”で新境地「日々勉強することばかり」
― サイコパスという役どころで苦労された点はどんなところですか?黒木:僕が演じる森雄作は、サイコパスであり異常快楽殺人者。主軸になる人々を恐怖に追い詰めていく役柄なので、いかに怖く、異常な雰囲気を醸し出せるか、役作りをするにあたって、サイコパスが登場する映画などを見るところから始めました。普段、役者をやっていないぶん、セリフを覚えることはもちろん、話によっては突然、終盤にあたるシーンから最初に戻って撮影したりもしますし…そういった状況に慣れていない中で、常に1回1回集中して撮影しなければならないので、“演技(役者)体力”がまだまだ足りないなと感じる部分もありました。
EXILEとしてライヴをしているときにも、ものすごい体力を使いますが、役者さんはまた違った体力が必要なんだと、今回久々にドラマに出演させていただいて痛感しました。ほかのキャストの方たちは、僕とは対照的に膨大な量のセリフも完璧に覚えて現場に入られていて、改めて素晴らしい演技派の方たちと一緒にお芝居をやらせていただけて、苦労というよりも日々勉強することばかりでした。
― 森雄作という役柄はどんな人物ですか?
黒木:森は人を殺すことが快楽で楽しくてたまらないという男だったので、いかに森が快楽を楽しんでいるか、そこを表現することに精一杯でした。例えば、ライヴを見たときに思わず奇声を上げることもそうですが、楽しさのあまり無意識のうちにしてしまうことって誰にでもありますよね。そういった普段の生活の中で感じる“楽しいこと”に置き換えて、想像しながら演じました。
― 撮影が終わっても、役柄が憑依したままで気持ちを引きずってしまってつらかったというようなことはなかったですか?
黒木:それはまったくなかったです。そもそも演技(役者)体力がないので、カットと言われたら、オフにしないと逆に難しいといいますか。日常にまで役柄が影響を及ぼしてしまうようなことはいっさいなかったです。
― 錚々たる出演者の皆さんとの共演ですが、実際に共演してみて、何か印象が変わったというようなエピソードはありますか?
黒木:りょうさんは、以前に共演させていただいたこともありましたし、これまでもいろんな役をやられてきていますが、どんな役柄も自然な印象があります。なので、どれが本当のりょうさんなのか謎といいますか、今回も久々に共演させていただいて、役の振り幅がすごくあるので、不思議感が増した感じがして、奥が深い方だなと思いました。表情に深さがありますし、プライベートの深さなのか、仕事の深さなのか、女優さんのときもあれば、お母さんのときもあると思うんですけど、そういった境目を感じさせない姿は本当にすごいなと思いました。
― 小池栄子さんも演技の幅が非常に広くて、懐の深い女優さんですよね。
黒木:小池さんとも過去に2時間ドラマで共演させていただいたことがあります。そのときは今回のサバサバした役とは対照的におっとりした役だったので、役によってまったく違う表情を演じられる方だなと改めて実感しましたし、久しぶりにご一緒させていただいて、時間の経過とともに感じられる小池さんの人間としての変化を、肌で感じていました。
― ドラマや演じる役柄について周囲からの反響は?印象的だった感想などはありましたか?
黒木:ATSUSHIさんがドラマを見終わったあとにInstagramで感想を言ってくださったんです。それを見たときはすごくうれしかったです。ほかのメンバーからも見てると言ってもらったり、ファンの方や視聴者の方がTwitterで“怖かった”などとコメントをしてくださっているのを見て、ちゃんと皆さんに怖さが伝わっているんだと安心しました(笑)。
黒木啓司、夢を叶える秘訣を語る
― モデルプレスの読者に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。黒木:どれだけ強く思うかということだと思います。強く思うことによって行動が伴ってくると思うので、具体的にどう進んでいくべきかというのが見えてくると思います。“EXILEになるためにはどうしたらいいのか?”ということをずっと探っていたり、エンタテインメントを発信するためにいち早くいろんな情報、音楽やファッションを自分の中に取り入れたり…EXILEになって10年が経って今、思うことは、知らず知らずのうちにいろんな分析をしながら自分はここまでこれたんだなということ。まさに数学と一緒だな、と。
でも、実際の数学は苦手なんですけど(笑)。EXILEになるという夢を叶えることができたのは、その時々でしっかりと分析をしてきたからだと思います。とはいえ、まだ僕自身も、夢を叶える手前にいるといいますか、年代によってその先の夢がどんどん変化してくるんです。
― 啓司さんの次なる夢とは?
黒木:宮崎出身ということもあり、“九州を盛り上げたい”と数年前から“THE NINE WORLDS”というプロジェクトを立ち上げて活動をしています。地域に根ざした九州から発信する新しいエンタテインメントを手がけ、日本国内はもちろん、アジアへ向けていろんなものをお届けしたいと考えています。それを叶えるために今、全力疾走しているので、ぜひ皆さん楽しみにしていてください!
(modelpress編集部)
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