<香里奈・土屋アンナ・山田優インタビュー>ニューヨークの思い出、SDGs(エスディージーズ)について思うこと【TGCファッションセレモニー at 国連DDR】
2018.08.19 15:20
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香里奈、土屋アンナ、山田優のレジェンドモデル3人が揃ってモデルプレスのインタビューに応じた。
3人は5月31日(現地時間)に行われた「TGCファッションセレモニー at 国連DDR」に参加。“日本のガールズカルチャーを世界へ”をテーマに、2005年からSPRING/SUMMERとAUTUMN/WINTERの年2回開催してきた日本を代表するファッションフェスタの一つ「東京ガールズコレクション(以下、TGC)」は今回のセレモニーで、米国ニューヨークに初上陸となった。
山田:様々な国が加盟している国連というところで、TGCを開催できたことがすごく嬉しいです。本当に日本のガールズカルチャーが認められたんだな、と実感しました。すごく緊張しましたが、見てくださったみなさんがアットホームな雰囲気だったので、楽しく歩かせていただきました。SDGsのことをどんどん広めていけたらいいなと改めて思い、私も頑張ろうと思いました。
香里奈:今回、国連という貴重な場所で初のファッションショー開催でしたので、本当に緊張しましたが、アットホームな雰囲気で盛り上がってくださったので、私も楽しみながらできました。日本で開催しているTGCと比べてランウェイも短めではあったのですが、私たちがTGCでどういうことをやってきたか、どういうことをこれから発信していきたいか、ということが少しでもわかっていただけたんじゃないかなと思います。
土屋:今、世界で女性が立ち上がろうという風潮になっていますよね。TGCがこれまで「女の子たちはこんなに頑張っていて、男女平等だよね」というようにやったきたことで、アジアの中で日本が選ばれて、世界中から「これを真似しようよ」と着目されたことがまずすごいと思いました。今日、選ばれたのって日本だけですよね。そこは日本人にとって誇りだと思います。
ファッションって世界共通じゃないですか。いろんなファッションがある中で「日本のファッションは強いよね」「力を持っているよね」というものも含めてTGCが選ばれたと思うんです。なのでTGCは頑張ったと思うし、これからも頑張らなきゃいきゃいけないんじゃないかなと思いました。
香里奈:日々の小さい積み重ねだと思うんです。電気をこまめに消すとか、水の無駄遣いを止めるとか。そういう身近なところから、まずは始めていくことを広めていきたいと思います。
山田:香里奈が言ったように、ひとりで大きなものを動かすことってすごく難しいので、ひとりひとりが細かいところから気にしていくことが1番大事。それでそれを私たちが広めていければ、ひとつひとつの力がどんどん集まって大きな力になると思うので、本当に身近なところ、できるところからやっていきたいです。そしてそれを私たちがどうにか若い子たちに伝えなきゃいけないと思います。
香里奈:せっかくこういう仕事をさせてもらっているので。
山田:そう。若い子の中にはSDGsという言葉を知らない子がたくさんいると思うので、そういう子たちにも伝えていきたいです。
― 土屋さんはどうですか?
土屋:SDGsの17項目が全てできるか、と聞かれれば、一気にできるものじゃないと思うんです。例えばファッションを楽しむには、生地を使うし、舞台を作るし、と資源を使ってしまっているし。でも先進国に元気がないと他の国を救う余裕ってないと思うんです。なので私はTGCのように「エネルギーを持って、人を動かしハッピーにして、もっともっとお金を回して、それで困っている国を助けられるものを作っていこう」と進んでいくのが良いと客観的に見て思います。日本が元気になるところからスタートして、ファッションを通じて、ほかの国や世界環境のことをひとりひとりが考えてやっていけたら良いのかなって。
香里奈:TGCは主に5番目(ジェンダー平等を実現しよう)をやっているんだよね。
土屋:そう5番目がメインだからね。
香里奈:なので5番目はもちろん、それ以外も小さいことから始めることが大切だと思います。
香里奈:私は昨日と今日「グラウンド・ゼロ」に行きました。いつもニューヨークに来ると行っているんですけど、今回、私がニューヨークに来たのが8年ぶりくらいで。前回と比べてもまた違いました。当時はまだメモリアルミュージアムが仮設だったんですけど、すごく大きく綺麗になっていました。でも昨日はたくさん人が並んでいたので中には入れなくて、なので今日朝早く起きて行ってきました。展示されている内容がリアルすぎて…じっくり見ていたら時間が足りなくなってしまいました。絶対に忘れてはけないことだし、いろんな想いを感じて帰ってきました。
山田:私は舞台でミュージカルを2本観ました。「ウェイトレス」と「ブック・オブ・モルモン」をどうしても観たくて!本当に面白かったです。「ウェイトレス」って女の人だけで作った舞台らしいです。なので女の人は絶対に観た方が良いと思いました。
土屋:私は美味いもの巡りをしました。イタリアンで初めて行ったお店だったんですけど、そこが1番美味しかったです。でもそこらへんにあるホットドッグはちょっとしょっぱいかな、日本人にはね(笑)。でもそれもニューヨークの良さ!ニューヨーカーは「このしょっぱさが良いんだ」って言っていました(笑)。
香里奈:昨日マヒマヒ(シイラ)のステーキを食べたんだけど、それもしょっぱかった(笑)。美味しいんだけどしょっぱい(笑)。
― インタビューは“しょっぱい”締めで大丈夫ですか?(笑)
土屋:ぶっちゃけ結構しょっぱいから(笑)。
香里奈:ビールが飲みたくなる(笑)。
土屋:しょっぱさに気をつけて!!でもそれがニューヨークスタイルらしいから。
山田:ニューヨークを味わいたいならしょっぱい食べ物?
土屋:うん、しょっぱいの!なので“しょっぱい”締めで大丈夫(笑)。
― (笑)。ありがとうございました!
「TGC」オリジナルのスペシャルステージだけでなく、国連が啓発している“文化の多様性”、“女性のエンパワーメント”、“パートナーシップ”などをテーマにしたファッションショーに加え、「TGC」が2014年より取り組んでいる東日本大震災の復興支援活動の一環として、同じく復興支援活動を行っているEXILE USAと共に福島県の子どもたちが出演するファッションステージも展開された。(modelpress編集部)
イベント直後の香里奈・土屋アンナ・山田優を直撃!
― おひとりずつ感想をお願いします。山田:様々な国が加盟している国連というところで、TGCを開催できたことがすごく嬉しいです。本当に日本のガールズカルチャーが認められたんだな、と実感しました。すごく緊張しましたが、見てくださったみなさんがアットホームな雰囲気だったので、楽しく歩かせていただきました。SDGsのことをどんどん広めていけたらいいなと改めて思い、私も頑張ろうと思いました。
香里奈:今回、国連という貴重な場所で初のファッションショー開催でしたので、本当に緊張しましたが、アットホームな雰囲気で盛り上がってくださったので、私も楽しみながらできました。日本で開催しているTGCと比べてランウェイも短めではあったのですが、私たちがTGCでどういうことをやってきたか、どういうことをこれから発信していきたいか、ということが少しでもわかっていただけたんじゃないかなと思います。
土屋:今、世界で女性が立ち上がろうという風潮になっていますよね。TGCがこれまで「女の子たちはこんなに頑張っていて、男女平等だよね」というようにやったきたことで、アジアの中で日本が選ばれて、世界中から「これを真似しようよ」と着目されたことがまずすごいと思いました。今日、選ばれたのって日本だけですよね。そこは日本人にとって誇りだと思います。
ファッションって世界共通じゃないですか。いろんなファッションがある中で「日本のファッションは強いよね」「力を持っているよね」というものも含めてTGCが選ばれたと思うんです。なのでTGCは頑張ったと思うし、これからも頑張らなきゃいきゃいけないんじゃないかなと思いました。
SDGs(エスディージーズ)について思うこと
― SDGs(エスディージーズ)をこれからどういう風に広めていきたいと思いますか?香里奈:日々の小さい積み重ねだと思うんです。電気をこまめに消すとか、水の無駄遣いを止めるとか。そういう身近なところから、まずは始めていくことを広めていきたいと思います。
山田:香里奈が言ったように、ひとりで大きなものを動かすことってすごく難しいので、ひとりひとりが細かいところから気にしていくことが1番大事。それでそれを私たちが広めていければ、ひとつひとつの力がどんどん集まって大きな力になると思うので、本当に身近なところ、できるところからやっていきたいです。そしてそれを私たちがどうにか若い子たちに伝えなきゃいけないと思います。
香里奈:せっかくこういう仕事をさせてもらっているので。
山田:そう。若い子の中にはSDGsという言葉を知らない子がたくさんいると思うので、そういう子たちにも伝えていきたいです。
― 土屋さんはどうですか?
土屋:SDGsの17項目が全てできるか、と聞かれれば、一気にできるものじゃないと思うんです。例えばファッションを楽しむには、生地を使うし、舞台を作るし、と資源を使ってしまっているし。でも先進国に元気がないと他の国を救う余裕ってないと思うんです。なので私はTGCのように「エネルギーを持って、人を動かしハッピーにして、もっともっとお金を回して、それで困っている国を助けられるものを作っていこう」と進んでいくのが良いと客観的に見て思います。日本が元気になるところからスタートして、ファッションを通じて、ほかの国や世界環境のことをひとりひとりが考えてやっていけたら良いのかなって。
香里奈:TGCは主に5番目(ジェンダー平等を実現しよう)をやっているんだよね。
土屋:そう5番目がメインだからね。
香里奈:なので5番目はもちろん、それ以外も小さいことから始めることが大切だと思います。
香里奈・土屋アンナ・山田優、ニューヨークは“しょっぱい”!?
― ニューヨークではプライベートの時間はありましたか?香里奈:私は昨日と今日「グラウンド・ゼロ」に行きました。いつもニューヨークに来ると行っているんですけど、今回、私がニューヨークに来たのが8年ぶりくらいで。前回と比べてもまた違いました。当時はまだメモリアルミュージアムが仮設だったんですけど、すごく大きく綺麗になっていました。でも昨日はたくさん人が並んでいたので中には入れなくて、なので今日朝早く起きて行ってきました。展示されている内容がリアルすぎて…じっくり見ていたら時間が足りなくなってしまいました。絶対に忘れてはけないことだし、いろんな想いを感じて帰ってきました。
山田:私は舞台でミュージカルを2本観ました。「ウェイトレス」と「ブック・オブ・モルモン」をどうしても観たくて!本当に面白かったです。「ウェイトレス」って女の人だけで作った舞台らしいです。なので女の人は絶対に観た方が良いと思いました。
土屋:私は美味いもの巡りをしました。イタリアンで初めて行ったお店だったんですけど、そこが1番美味しかったです。でもそこらへんにあるホットドッグはちょっとしょっぱいかな、日本人にはね(笑)。でもそれもニューヨークの良さ!ニューヨーカーは「このしょっぱさが良いんだ」って言っていました(笑)。
香里奈:昨日マヒマヒ(シイラ)のステーキを食べたんだけど、それもしょっぱかった(笑)。美味しいんだけどしょっぱい(笑)。
― インタビューは“しょっぱい”締めで大丈夫ですか?(笑)
土屋:ぶっちゃけ結構しょっぱいから(笑)。
香里奈:ビールが飲みたくなる(笑)。
土屋:しょっぱさに気をつけて!!でもそれがニューヨークスタイルらしいから。
山田:ニューヨークを味わいたいならしょっぱい食べ物?
土屋:うん、しょっぱいの!なので“しょっぱい”締めで大丈夫(笑)。
― (笑)。ありがとうございました!
「TGCファッションセレモニー at 国連DDR」
今回のセレモニーは、ファッションを文化の一つとして位置づけ、「対話と発展のための世界文化多様性デー(World Day for Cultural Diversity for Dialogue and Development)」(5月21日)を記念するイベントであり、国連事務局・国連機関職員および国際NGO職員が参加する「SDGs推進ファッションセレモニー」となった。「TGC」オリジナルのスペシャルステージだけでなく、国連が啓発している“文化の多様性”、“女性のエンパワーメント”、“パートナーシップ”などをテーマにしたファッションショーに加え、「TGC」が2014年より取り組んでいる東日本大震災の復興支援活動の一環として、同じく復興支援活動を行っているEXILE USAと共に福島県の子どもたちが出演するファッションステージも展開された。(modelpress編集部)
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