<北川景子インタビュー>「良い夫婦になれるという確信があった」“夫” 又吉直樹の印象を明かす
2018.04.07 08:00
views
2018年NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」(毎週日曜よる8時~)に出演する女優の北川景子が、インタビューに応じた。今作は、「本の旅人」で連載中の林真理子氏 の「西郷どん!」が原作。男にも女にも“日本史上最もモテた男”で、明治維新のヒーロー・西郷隆盛を描く。主人公の西郷隆盛を俳優の鈴木亮平が演じ、脚本は連続テレビ小説「花子とアン」などを手掛けた中園ミホ氏が担当。今作が初の大河ドラマ出演となる北川は、篤姫を演じている。<2>
北川景子「良い夫婦になれるという確信があった」“夫” 又吉直樹の印象を明かす
徳川将軍家に嫁ぎ、御台所として輿入れを果たした篤姫。夫となる江戸幕府13代将軍・徳川家定を演じるのは、ピースの又吉直樹だ。又吉も大河ドラマ初出演。異色の組み合わせは発表時、話題を集めたが、北川自身は「初めて又吉さんが家定と聞いたときは、すごく嬉しくて、良いコンビネーションというか、良い夫婦になれるという確信がありました。私と又吉さんの並びというだけでも、楽しいと思います」とキャスティングの段階からイメージが湧いていたよう。
さらに、「家定と篤姫のシーンはほのぼのしている」ことから、「息抜きのような、癒やされるシーンとして観ていただけると思います」とアピール。「又吉さんは個性があって、独特のオーラがある方で、そこに座っていらっしゃるだけで“殿”という感じがある。アカデミックな方ですし、家定の一瞬ぼーっとしているけど色々秀でた部分があるという設定からもかけ離れていないので、役とリンクするなと思います」と印象を明かした。
篤姫との共通点は?ラストシーンに向け全身全霊
また、篤姫と自身の共通点については「似ていると言うとおこがましい」とした上で、「篤姫の言葉は嘘がなくて、裏表がなくて、真っ直ぐで自分の思いを最後まで貫いていく責任感や強さがある。私も良くも悪くも裏表がなく、仕事で必要なことは『これを言ったらどう思われるだろう』と恐れることはなく、はっきりと意見することがあります。責任感があり、真っ直ぐであるというところは似通っているかなと思います」と、重ね合わせた北川。篤姫への尊敬を語りながら「台本では1年後になっていても、その間に篤姫には色々なことがあったと思うので、自分で想像して深めていくという作業はやりがいがありました。ただ、想像の域でしかないので、どうやったら篤姫に近づいていけるのかというのが課題になっていて。でも、そのとき自分の出せる力を100%出して、全力で生きることができた。それは、その時代を生きていた篤姫とリンクする部分がありました」と役と共に、自身の成長も実感している。
「最後のシーンはまだ台本をもらっていないので、篤姫のラストがどう描かれるのかは分からないのですが、どのシーンがラストになってもいいようにと思ってやりました」。まさに全身全霊。その思いが、役に魂を吹き込んでいく。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
なにわ男子・藤原丈一郎、メンバーの“距離感”が恋愛観に影響「僕の境界線センサーはゆるゆる」【「すべての恋が終わるとしても」インタビュー】モデルプレス
-
「涙はパフォーマンス」不倫騒動いけちゃん「活動休止は反省じゃない」と一蹴し継続宣言 本来の自分らしさに気付く【モデルプレス独占告白・後編】モデルプレス
-
不倫騒動いけちゃん「ぼっち系は嘘」衝撃告白、YouTubeキャラは完全に偽物 2万件批判コメに今後の活動を冷静に考察【モデルプレス独占告白・中編】モデルプレス
-
「飛び降り止められた」不倫騒動いけちゃん、2万件の批判コメ、本名住所晒され適応障害に【モデルプレス独占告白・前編】モデルプレス
-
超特急シューヤ、前グループ解散時に秘めていた夢「改めて表舞台に立とうとは一切考えていなかった」過去を力に変えて掴んだ現在地【「TRENTE」インタビュー】モデルプレス
-
朝ドラ「あんぱん」脚本家・中園ミホ氏、自らオーディション呼んだ若手俳優明かす「もっと大きい俳優さんになる」ミセス大森元貴らキャスティング秘話【インタビューVol.3】モデルプレス
-
朝ドラ「あんぱん」脚本家・中園ミホ氏、蘭子(河合優実)&八木(妻夫木聡)への“親心”告白「幸せにしてあげたい」戦争描く覚悟も【インタビューVol.2】モデルプレス
-
朝ドラ「あんぱん」最終回は100通り構想 “軍国少女”のぶを通じて伝えたい戦争の恐ろしさ【脚本家・中園ミホ氏インタビューVol.1】モデルプレス
-
TBS田村真子アナ、父の姿は「見習わなければいけない」手作り弁当から学んだ“思いやりの精神”【インタビューVol.3】モデルプレス