渡邉剣、初キスシーンは“男性”と 人気BL実写化に挑んだ胸の内に迫る<モデルプレスインタビュー>
2018.02.23 18:00
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人気ボーイズラブコミックを実写映画化した『花は咲くか』(2月24日公開)で映画初主演を務める注目の若手俳優・渡邉剣(わたなべつるぎ/21)が、モデルプレスのインタビューに応じた。
2014年度の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でファイナリストとなり、芸能界入りした渡邉は1996年7月16日生まれの21歳。2016年よりテレビ朝日系 「動物戦隊ジュウオウジャー」でジュウオウエレファント/タスク役を演じ注目を集めた。
『花は咲くか』の原作は、累計発行部数35万部を超え、BLコミックスの中でも“名作”と高い評価を得ている作品。渡邉演じる水川蓉一は18歳年上のサラリーマンに惹かれていく美大生の青年。年の差、同性同士という戸惑い、社会人と学生という立場の差を飛び越え、真正面から好きな人にぶつかってゆくという難しい役柄で、役者人生初のキスシーンにも挑戦するなど、体当たりで挑んでいる。
渡邉:僕が演じた蓉一は、今まで絵を描くこと以外何にも興味を持っていなかったんですが、桜井さん(天野浩成)と出会って変わり始める青年です。最初は嫌いだと思っていたのに頭から離れなくて、好きになっていたことに気づく。人を好きになったことはおろか人に興味を持ったこともなかった蓉一が、彼と出会ったことで成長していくという物語になっています。
― 原作ファンの多い作品の実写化ということで、プレッシャーもあったのでは?
渡邉:自分が演じる蓉一を受け入れてもらえるかが心配でした。受け入れてもらえるように原作を何度も読み込んで原作のファンだけでなく、初めて見る方にも理解していただけるように、監督や桜井役の天野さんとも何度も話し合いました。
― ボーイズラブに抵抗はありませんでしたか?
渡邉:『花は咲くか』で初めてボーイズラブを知ったのですが、ボーイズラブと知らずに最初読んだので、読み進めていくうちに男性同士の恋愛と分かり驚きはしましたが、描写が綺麗でラブシーンなどもあまりなかったのですんなりと入り込むことができ、抵抗はありませんでした。
渡邉:そうですね。言葉数も少ないし表情にもあまり変化がないんですよね。その中でどう蓉一の感情を表現するのかということは難しかったですね。でも僕自身も感情を表に出すのが好きではなかったので共感を持てる部分はあったんですけど、それにしても蓉一は少なすぎるかなって…(笑)。そこは本当に苦労しました。
― 今まで演じられた役柄とはまた違った渡邉さんが見られそうですね。完成した作品を実際ご覧になってみていかがでしたか?
渡邉:ちょっと見ていて恥ずかしくなりました(照)。林の陰からこっそり覗き見しているような場面もあって、見ちゃいけないものを見ちゃったような感じで。やっている時は全然大丈夫だったんですけど、いざ見てみると「うわぁー!」って(笑)。映画を観ていただいた方にも「ニヤニヤしちゃうからマスクをしていったほうがいい」っていう意見もあったので、ぜひマスクをしていくことをおすすめします(笑)。
― 初めてのキスシーンにも挑戦されていますが、いかがでしたか?準備したことや撮影時のエピソードなどがあれば教えてください。
渡邉:初めてのキスシーンが男性だったので思い出に残ってよかったなと思います(笑)。キスシーン自体は監督の意向で本番で初めてキスをしたのですが、テストやリハーサルの時はキスする前にカットがかかり、目と鼻の先に天野さんの顔があり異常に恥ずかしかったです。キスした方が恥ずかしくなかったかなと思います(笑)。
― 今作には特撮出身の方が多数出演されていますが、そのことで盛り上がることはありましたか?
渡邉:撮影現場でのあるあるや、スタッフさんがどなただったのかなど裏話で盛り上がる事がありました。あと初めての変身の時は緊張した?などのトークも話しましたね!
渡邉:そうです。片方だけ。高校を卒業した時に開けたんですけど、「最初だしとりあえず左にひとつだけ開けておこう」と。「増やしたくなったら増やせばいいや」と思ってたんですけど、そのままひとつに落ち着いてます(笑)。
― でも奇数のピアスホールは運命を変える、とか言いますもんね。
渡邉:そうですよね。男性は奇数の方がいいとか僕も聞いたことがあったので、そうなると次3つにしなきゃいけなくなっちゃうなと(笑)。
― たしかに(笑)。では最近ハマっていることはありますか?
渡邉:ずっと釣りの動画を見ることにハマっていたんですが、最近はFPS(ファーストパーソン・シューティング)のゲームにもハマってます。
― じゃあゲームがストレス発散にもなっていたり?
渡邉:なってます。逆にあと少しだったのに負けちゃったりしてストレスになっちゃうこともあります(笑)。
― あるあるですね(笑)。では、最後にこの記事を読む皆さんにメッセージをお願いします!
渡邉:この記事を読んでいただきありがとうございます!いつも応援してくださる方、そしてこの記事をご覧になって僕を知ってくださった方もいると思います。映画『花は咲くか』は男性同士のピュアな純愛ラブストーリーになっています。ぜひ劇場でご覧いただいて、そして渡邉剣という人間のことも知っていっていただけたら嬉しいなと思っています。今後も幅広く活躍できるように頑張りますので応援よろしくお願いします!
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
出身地:福岡県
身長:178cm
血液型:O型
2014年度「第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」ファイナリスト。2015年6月、GReeeeNのアルバム『C、Dですと!?』のスポットCMでデビュー後、24時間テレビドラマスペシャル『母さん、俺は大丈夫』などに出演。スーパー戦隊シリーズ40作目『動物戦隊ジュウオウジャー』で初の連続ドラマ出演を果たし、注目を集めた。
『花は咲くか』の原作は、累計発行部数35万部を超え、BLコミックスの中でも“名作”と高い評価を得ている作品。渡邉演じる水川蓉一は18歳年上のサラリーマンに惹かれていく美大生の青年。年の差、同性同士という戸惑い、社会人と学生という立場の差を飛び越え、真正面から好きな人にぶつかってゆくという難しい役柄で、役者人生初のキスシーンにも挑戦するなど、体当たりで挑んでいる。
渡邉剣、人気BLコミックの実写に挑む
― 演じた役柄について教えてください。渡邉:僕が演じた蓉一は、今まで絵を描くこと以外何にも興味を持っていなかったんですが、桜井さん(天野浩成)と出会って変わり始める青年です。最初は嫌いだと思っていたのに頭から離れなくて、好きになっていたことに気づく。人を好きになったことはおろか人に興味を持ったこともなかった蓉一が、彼と出会ったことで成長していくという物語になっています。
― 原作ファンの多い作品の実写化ということで、プレッシャーもあったのでは?
渡邉:自分が演じる蓉一を受け入れてもらえるかが心配でした。受け入れてもらえるように原作を何度も読み込んで原作のファンだけでなく、初めて見る方にも理解していただけるように、監督や桜井役の天野さんとも何度も話し合いました。
― ボーイズラブに抵抗はありませんでしたか?
渡邉:『花は咲くか』で初めてボーイズラブを知ったのですが、ボーイズラブと知らずに最初読んだので、読み進めていくうちに男性同士の恋愛と分かり驚きはしましたが、描写が綺麗でラブシーンなどもあまりなかったのですんなりと入り込むことができ、抵抗はありませんでした。
渡邉剣、初キスシーンは男性と
― かなり難しい役柄だったと思うんですが、実際演じてみていかがでしたか?渡邉:そうですね。言葉数も少ないし表情にもあまり変化がないんですよね。その中でどう蓉一の感情を表現するのかということは難しかったですね。でも僕自身も感情を表に出すのが好きではなかったので共感を持てる部分はあったんですけど、それにしても蓉一は少なすぎるかなって…(笑)。そこは本当に苦労しました。
― 今まで演じられた役柄とはまた違った渡邉さんが見られそうですね。完成した作品を実際ご覧になってみていかがでしたか?
渡邉:ちょっと見ていて恥ずかしくなりました(照)。林の陰からこっそり覗き見しているような場面もあって、見ちゃいけないものを見ちゃったような感じで。やっている時は全然大丈夫だったんですけど、いざ見てみると「うわぁー!」って(笑)。映画を観ていただいた方にも「ニヤニヤしちゃうからマスクをしていったほうがいい」っていう意見もあったので、ぜひマスクをしていくことをおすすめします(笑)。
― 初めてのキスシーンにも挑戦されていますが、いかがでしたか?準備したことや撮影時のエピソードなどがあれば教えてください。
渡邉:初めてのキスシーンが男性だったので思い出に残ってよかったなと思います(笑)。キスシーン自体は監督の意向で本番で初めてキスをしたのですが、テストやリハーサルの時はキスする前にカットがかかり、目と鼻の先に天野さんの顔があり異常に恥ずかしかったです。キスした方が恥ずかしくなかったかなと思います(笑)。
― 今作には特撮出身の方が多数出演されていますが、そのことで盛り上がることはありましたか?
渡邉:撮影現場でのあるあるや、スタッフさんがどなただったのかなど裏話で盛り上がる事がありました。あと初めての変身の時は緊張した?などのトークも話しましたね!
渡邉剣とプライベートトーク
― ピアスは左耳だけなんですか?渡邉:そうです。片方だけ。高校を卒業した時に開けたんですけど、「最初だしとりあえず左にひとつだけ開けておこう」と。「増やしたくなったら増やせばいいや」と思ってたんですけど、そのままひとつに落ち着いてます(笑)。
― でも奇数のピアスホールは運命を変える、とか言いますもんね。
渡邉:そうですよね。男性は奇数の方がいいとか僕も聞いたことがあったので、そうなると次3つにしなきゃいけなくなっちゃうなと(笑)。
― たしかに(笑)。では最近ハマっていることはありますか?
渡邉:ずっと釣りの動画を見ることにハマっていたんですが、最近はFPS(ファーストパーソン・シューティング)のゲームにもハマってます。
― じゃあゲームがストレス発散にもなっていたり?
渡邉:なってます。逆にあと少しだったのに負けちゃったりしてストレスになっちゃうこともあります(笑)。
― あるあるですね(笑)。では、最後にこの記事を読む皆さんにメッセージをお願いします!
渡邉:この記事を読んでいただきありがとうございます!いつも応援してくださる方、そしてこの記事をご覧になって僕を知ってくださった方もいると思います。映画『花は咲くか』は男性同士のピュアな純愛ラブストーリーになっています。ぜひ劇場でご覧いただいて、そして渡邉剣という人間のことも知っていっていただけたら嬉しいなと思っています。今後も幅広く活躍できるように頑張りますので応援よろしくお願いします!
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
渡邉剣(わたなべ・つるぎ)プロフィール
生年月日:1996年7月16日出身地:福岡県
身長:178cm
血液型:O型
2014年度「第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」ファイナリスト。2015年6月、GReeeeNのアルバム『C、Dですと!?』のスポットCMでデビュー後、24時間テレビドラマスペシャル『母さん、俺は大丈夫』などに出演。スーパー戦隊シリーズ40作目『動物戦隊ジュウオウジャー』で初の連続ドラマ出演を果たし、注目を集めた。
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