大塚 愛、3年ぶり“ホーム”もあっけらかん「適当な中で何かが生まれたら、本当にラッキーでしょ?」<12年目バースデーライブの見どころ/モデルプレスインタビュー>
2015.09.10 20:00
views
シンガーソングライターの大塚 愛がモデルプレスのインタビューに応じた。
まもなく12回目のバースデーライブ
13日に毎年恒例のバースデーライブ『LOVE IS BORN』を控える。今年は3年ぶりに東京・日比谷野外音楽堂に帰ってくるが、本人は「私『あっ、この場所!』みたいなことを思わないタイプ(笑)。一生ホテル住まいで、あちこち転々とするのが大丈夫なタイプなので、“ホーム”と言えど、特別な感情はあまりないです」とあっけらかん。この気負わない姿勢、自然体こそが彼女の真骨頂だ。インタビューはライブのリハーサルを行った都内のスタジオで実施。ライブの仕上がりについて「どうでしょうね。毎回セットリストを組むところから自分でライブを体験してみるんですが、いざライブをやってみると、その通りに行くこともあれば、全く予期せぬ自体になったりするので、基本考えないようにしています。本番をやってみないとわからない(笑)」と話した。
ライブの見どころ
それでもライブのテーマに話が及ぶと表情は真剣。バンドマスターに亀田誠治氏を迎えており、「今回のメンバーは好きな音を出してくれる人たち、もしくは好きなプレイをしてくれる人たちが集まるっていうことを大事にしたかった。同期を何もなしにして、アナログで、メンバーの音だけで全部やるっていうのを理想にしました」と今回のライブに込めた想いを明かした。またセットリストは「『LOVE TRiCKY』がなかったら全然違うものになっていたかも、というくらい大きな影響を受けつつ、久しぶりにやる曲もだいぶ入れました」と紹介。ファッションアイコンとしても人気を博す大塚だけに、当日の衣装も必然と注目が集まるが「レトロな気分に合ったものを、古着屋に行って選んできました」と声を弾ませた。
心が折れちゃうかも…
この日、外は大雨だったが、『LOVE IS BORN』といえば、2009年の雨天決行ライブが印象深い。豪雨の中でお祭り騒ぎを繰り広げていたが、「あの時はまだ初めての体験っていうこともあって、頑張れたけど、今年は心が折れちゃうかもしれない(笑)」と茶目っ気たっぷり。「念の為にグッズでレインポンチョも作ったので、とりあえず準備はできています」と笑顔を弾けさせた。夏の思い出
大塚の誕生日は9月9日。毎年、夏の終わりと秋の訪れを感じる頃だ。「少し前までは夏祭りに行って、花火に行ってみたいなロマンチックなこともありましたが、子どもが生まれてからは、子どもに喜んでもらえるイベントをやりたいと思うようになって、今年はキャンプに行きました」と振り返り、優しく微笑む。最後に当日訪れるファンにメッセージをもらうと…大塚 愛らしいメッセージ
「ライブでは勝手に楽しんでほしいです(笑)。みんなで盛り上がろうね、っていうのは違う気がする。私、縛られるのが苦手だから、そっちも勝手に盛り上がってね、こっちも勝手に盛り上がるから、みたいな雰囲気がしっくりくる(笑)。それで結果的に、みんなですごく盛り上がれた、を目指したいです。適当な中で何かが生まれたら、本当にラッキーでしょ?」―――『LOVE IS BORN ~12th Anniversary 2015~』は“自由”をキーワードに楽しもう。(modelpress編集部)大塚 愛(おおつか・あい)プロフィール
生年月日:1982年9月9日/出身地:大阪/血液型:O型自ら作詞・作曲・編曲までを手がけるシンガーソングライター。自ら制作したデモテープをレコード会社に送り、2003年9月10日、シングル『桃ノ花ビラ』でメジャーデビュー。同年12月17日にリリースした2ndシングル『さくらんぼ』が70万枚を越えるヒットを記録し、一気にブレイクを果たした。4月22日に7thアルバム『LOVE TRiCKY』をリリース。それを引っさげた全国ツアー『大塚 愛 LOVE TRiCKY LIVE TOUR 2015~ヘルシーミュージックで体重減るしー~』は全8公演を走り抜けた。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
三谷幸喜氏、再タッグで気づいた菅田将暉との共通点 若手俳優陣の姿勢に驚き「少なくとも僕らの世代ではいませんでした」【「もしがく」インタビュー後編】モデルプレス
-
三谷幸喜氏、フジ水10「もしがく」異例の長タイトル誕生秘話 後半の“伏線回収”にも言及【インタビュー前編】モデルプレス
-
新沼希空、刺激を受ける“元アイドル”の存在明かす 今後挑戦したいことも「自分の個性を活かせる仕事がしたい」【「モデルプレス特別表紙出演権オーディション」受賞者インタビュー】モデルプレス
-
超特急カイ・タカシ・アロハ、新曲選択はメンバー満場一致 ツアータイトルに込められた三者三様の解釈とは【「NINE LIVES」インタビュー3ショット編】モデルプレス
-
佐藤隆太・NEWS加藤シゲアキ・山下美月は「チーム浮かれポンチ」?互いに“弁明”止まらず【「新東京水上警察」インタビュー後編】モデルプレス
-
山下美月、1級船舶免許取得の裏側「事務所に何も言わずに近くのハーバーに電話」佐藤隆太&NEWS加藤シゲアキから太鼓判「見事に操縦」【「新東京水上警察」インタビュー前編】モデルプレス
-
超特急アロハ「エビライ」“湘南コンビ”大倉空人とのラップリレー裏側「僕の人生に路線変更はない」真っ直ぐ進んできた夢路【「NINE LIVES」インタビューソロ編】モデルプレス
-
乃木坂46岩本蓮加&冨里奈央、“先輩後輩”関係だからこそ作れた空気感 ドラマ共演で知った一面も【「ふたりエスケープ」インタビュー】モデルプレス
-
“GP帯初ヒロイン”15歳・白鳥玉季「自分を変えたい」役からの学び 及川光博&手越祐也に助けられていること【「ぼくたちん家」インタビュー連載Vol.3】モデルプレス