

『ブリジャートン家』ジョナサン・ベイリー、成功するには同性愛者を隠さないといけないと思っていた
3月25日(金)についに封切られるNetflixオリジナルシリーズ『ブリジャートン家』シーズン2で、物語の軸となる長男アンソニーを演じるジョナサン・ベイリー。長年、キャリアで成功を収めるには同性愛者であることを隠さなければいけないと思っていたという。その理由をUSmagazineに語っている。
ヒットメイカーのションダ・ライムズ(『グレイズ・アナトミー』『令嬢アンナの真実』)が手掛けた『ブリジャートン家』。煌びやかな世界観で描かれるスキャンダラスな人間関係が世界中で人気を集め、今最も新シーズンが待ち望まれている作品の一つ。
いよいよ3月25日に解禁するシーズン2では、主人公が長女ダフネから長男アンソニーにチェンジ。演じるジョナサンにもいまだかつてないほど世界中から熱い視線が送られている。そんなジョナサンは、今でこそゲイであることを公言しているが、キャリア初期は自身のセクシュアリティを隠していたという。
4月25日に34歳の誕生日を迎えるジョナサンが友人や家族にセクシュアリティについてカミングアウトしたのは20代のとき。しかしTV業界に入ってからは、俳優仲間が業界人から得たというアドバイスの大きな影響を受けていたそう。「当時、友達は業界人にこう言われたと言った。"我々が知りたくないことが二つある。アルコール依存症かどうか、そしてゲイかどうか"ってね」
GQのインタビューで過去を振り返ったジョナサンは「影響力のある地位にいる人は、言うだけであとは広まっていく。だからもちろん僕だってそう思ったよ。幸せになるためにはストレートでいないといけないんだってね」しかしその後、考え抜いた末に、変化があったそう。「考えてたどり着いたんだ。公の場で恋人の手を握るか、Tinderに自分の写真を載せられたりできて、あまり深く思い詰めない方が、役を得ることよりもずっといいなって思うところにね」
ジョナサンが『ブリジャートン家』で演じるのは異性愛者。時に議論の的になるキャストとキャラクターのセクシュアリティの相互性。『IT'S A SIN 哀しみの天使たち』のラッセル・T・デイヴィースは、異性愛者はゲイを演じるべきでないと意見を示し、賛否両論が巻き起こった。ジョナサンは「ゲイの役はそんなに多くないから、ストレートの俳優がその位置を取ったら、他の(ゲイの俳優たちの)チャンスは消されることになる」としながらも、「誰もが、いかなる役も演じられるべき」と考えているよう。業界に揉まれながら、生き抜いてきたジョナサンが、ここにきて辿り着いたアンソニーという役どころでどのような演技を見せてくれるのか、今後の活躍から目が離せない。
Netflixオリジナルシリーズ『ブリジャートン家』シーズン2は3月25日(金)より独占配信スタート。(海外ドラマNAVI)
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Netflixオリジナルシリーズ『ブリジャートン家』シーズン2
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