“黒ドレス”でセクハラ抗議再び キャサリン妃は“緑”<英国アカデミー賞>
2018.02.19 19:00
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英ロンドンで18日(現地時間)、英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)による「第71回英国アカデミー賞」授賞式が行われ、多くのセレブたちがセクハラ反対の意を合わす黒いドレスで集結した。
アンジェリーナ・ジョリーら“黒ドレス”で集結
黒いドレスでの集結は、セクハラ反対を率先するムーブメント「Time’s Up」の呼びかけによるもの。米女優のアンジェリーナ・ジョリーや、ジェニファー・ローレンスらが黒いドレスに身を包んで登場し、主演男優賞を受賞した英俳優のゲイリー・オールドマンら、男性陣の多くは「Time’s Up」のピンバッチを付けて参加した。
同授賞式ではBAFTAの会長を務める英ウィリアム王子とともに、キャサリン妃もレッドカーペッドを歩いたが、キャサリン妃は黒ではなく深い緑のドレスで登場。海外報道によると、これは英王室が公式の場で政治的な意思表示をすることを控えているためだという。
「英国アカデミー賞」特殊メイクの辻一弘氏も受賞
同授賞式では、『スリー・ビルボード』が作品賞など最多5部門を獲得。また日本人特殊メイク・アーティストの辻一弘氏が『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でメーキャップ&ヘア賞を受賞した。
【作品賞】『スリー・ビルボード』
【主演男優賞】ゲイリー・オールドマン『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
【主演女優賞】フランシス・マクドーマンド『スリー・ビルボード』
【助演男優賞】サム・ロックウェル『スリー・ビルボード』
【助演女優賞】アリソン・ジャネイ『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
【監督賞】ギレルモ・デル・トロ『シェイプ・オブ・ウォーター』
【脚本賞】マーティン・マクドナー『スリー・ビルボード』
「Time’s Up」、一大ムーブメントに
昨年10月、ハリウッドの元プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ行為が相次いで告発されたことを受け、アメリカを中心にショービズ界のセクハラ問題に関する運動が加熱。今年に入ってからはハリウッドの名だたる女優や監督、脚本家らが「Time’s Up」を立ち上げ上げ大きなムーブメントとなっており、先月7日に米ロサンゼルスで開催された「第75回ゴールデン・グローブ賞」でも、黒いドレスに身を包んだ女優たちが集結して大きな話題を集めた。(modelpress編集部)
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