静岡から上京、不動産営業職からキャバ嬢に 国立目指した大学受験時から変わらないマインドとは【「蓮」らんモデルプレスインタビュー】
2025.09.26 18:00
錦糸町のキャバクラ「蓮」で活躍する人気キャバ嬢・らん。静岡から上京し、大学時代に始めたキャバクラ勤務は、生活のためのアルバイトから始まった。就職後に一度は不動産営業に挑戦するも、厳しい現実に直面し再び「蓮」へ。担当からの言葉に背中を押され変わったキャバ嬢人生に迫る。【インタビュー全2回の1回目】
上京しアルバイトで始めたキャバ嬢
― まずはキャバ嬢として働き始めるまでの経緯を教えていただけますか?らん:地元が静岡なんですが、大学の入学で上京し、一人暮らしだったのでお金を稼ぐためにアルバイトを始めたんです。最初は居酒屋で働いていたんですけど、本当に不器用で、グラスを落としてビールをぶちまけたりして(笑)。1ヶ月で辞めて、そこからキャバクラで働こうかなって。
― キャバクラを選んだ理由は?
らん:やっぱりお金ですね。稼げるお仕事だし、お仕事に対して偏見もなかったので、ノリで始めちゃえばどうにかなるかなって。
― 在学中は生活費のためにキャバクラで。
らん:そうですね。色んなキャバクラを転々としていたんですが、大学3年生から4年生にかけて蓮で働きました。大学卒業後は就職して不動産売買の営業をしていました。いわゆるテレアポで1日中電話をしていました。
― その後、蓮に戻ることになったんですか?
らん:営業が辛くて1年ほどで辞めました。キャバクラに戻るきっかけは、当時仲の良い友達が錦糸町に住んでいたから。「蓮でいっかな」という軽い理由でした(笑)。
― そこからずっと蓮で?
らん:そうですね。もう3年半くらいになりますね。蓮はすごく平和で働きやすいんです。スタッフさんはみんな丁寧で優しいし、キャストの女の子同士もギスギスしていないというか。
― 蓮で働くキャストの皆さんも同じことを仰いますね。
らん:会社としてちゃんとスタッフさんを教育しているんだろうなって感じます。女の子も自分のお客さんじゃないテーブルについた時でも、お酒を飲んで盛り上げてくれるし。もちろんライバル同士ではあるけど、表には出さずに頑張ってる子が多いですね。
担当の言葉で気持ちに変化が
― これまでのキャリアの中で、最もターニングポイントになったと感じた経験や学びを教えていただけますか?らん:営業を辞めてキャバクラに戻ってきた時はだいたい週3日くらいで働いていたんです。その3日も遅刻したり休んだりして、仕事に対する意識が低かったです。
当時の担当の人から何度も呼び出されていたんですけど、その人が私のことをすごい信じてくれたというか。諦めずに何度も「とりあえず俺を信じて毎日出勤してみて。らんなら大丈夫だから」って。
― 諦めずに向き合ってくれていたんですね。
らん:そうですね。「出勤してくれたら、それ以外何もしなくていいから」って熱弁されました(笑)。一生言われそうなくらいしつこいから、とりあえず出勤してみるかって。
それからお店がお休みの日曜日以外は毎日出るようにして、それから2ヶ月後は目標にしていた売上を達成することができて、それが3ヶ月連続で続きました。
― 担当の方のおかげで今があるんですね。
らん:担当の人の言葉がなかったら今でもダラダラ続けていたんじゃないですかね。仕事ともちゃんと向き合っていなかったと思います。売上が上がっていくと、やっぱり落ちたくないとも思うんです。週3日で働いていた時はとりあえず稼げればいいかなって感覚だったので、考え方もすごく変わったなと思います。
― これまでの人生で、ターニングポイントとなった出来事はありますか?
らん:中学の時に入ったバスケ部ですかね。結構厳しい部活で朝練も夜練もあって、コーチは厳しいし先輩は怖くて。その時は精神的に追い込まれるくらい苦しかったけれど、その経験があったから多少の辛さなら頑張れるようになりました。
― そうだったんですね。
らん:高校に入ってからは女子サッカー部に入ったんですけど、バスケ部と比べればめちゃくちゃ楽で(笑)。ディフェンスだったんですけど、走らなくていいから楽勝でした。
― (笑)。
らん:嫌なことは寝たら忘れるタイプなんですけど、精神的に強くなったのはバスケ部の経験があったからだなって思います。
らんの挫折を乗り越えた方法
― らんさんがこれまでの人生の中で挫折や辛いと感じた経験はありますか?らん:大学受験ですね。親からは国立に行けって言われていたんですが、第一志望だった大学に入れなかったんです。進学校だったので、ずっと勉強頑張っていたんですけど数学が苦手で、結局私立の大学に変えました。
受験に落ちることが今までなかったので、「ダメだったんだ…」って落ち込みました。でも、性格的に引きずってもしょうがないって思うタイプだったので、切り替えは早かったですね。
― 昔からそのマインドは変わらないですか?
らん:ずっと同じですね。落ち込んでいると、だんだん怒りに変わってくるんです。「なんで私が落ち込まなきゃいけないの?」って。なので月間の売上が悪くてもあまり落ち込んだりはしません。焦りはしますけど。「こんな月もあるか」って開き直ります。
らんの夢を叶える秘訣
― それでは最後に夢を追いかけているモデルプレス読者へ、らんさんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。らん:初心は忘れないようにしています。当たり前のことなんですけど、挨拶は必ずするとか。中には挨拶を全くしない人だったり、新人から挨拶はするものだと思っている人もいるんですけど、絶対に私から挨拶するようにしています。
あとは継続していくことですね。私自身、キャバクラで働くことに興味がなかったけど、働き続ければ意識も変わるんだと実感したので。めんどうくさいと思っていても、ずっと続けていけば習慣になっていくはずです。
― ありがとうございました。
静岡から上京し、不器用な大学生からキャバ嬢へ。担当の言葉に背中を押されたらんは、今も「初心を忘れない」姿勢で輝いている。(modelpress編集部)
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