

新感覚!【京都】で話題の、ジェラートが主人公のパフェ【河原町五条】

本日の一品 > ともみジェラーtoの「香る初夏のパフェ 日向夏とブルーベリー」(京都・河原町五条)
ジェラートに目がないエディターの吉村セイラさんは、出張先でもジェラテリアを検索しては、仕事の合間に足を運ぶといいます。そんな吉村さんの最近の大ヒットが、京都出張の際に訪れたジェラテリアのパフェ。フリークを虜にした一逸品を紹介します。
( Index )
「ジェラテリアならではの、爽やかすぎる初夏のパフェ」(?村セイラさん) 編集部の「これも食べたい!」
【水曜15時のあまいもん】とは?
関西の食に精通するライター、エディター、フォトグラファーなど“取材のプロ”たちが、ほんとは教えたくない関西の「推しおやつ」を、和洋問わずレコメンド。確かな目利きで選んだあまいもんは、どれもわざわざ足を運んで大正解の、ハズレなしのおいしさです。
「ジェラテリアならではの、爽やかすぎる初夏のパフェ」(?村セイラさん)
ともみジェラーto「香る初夏のパフェ 日向夏とブルーベリー」

「一般的なパフェでは、ジェラートは、生クリームやスポンジ、ジュレなどいくつかあるパーツのひとつ。そんなジェラートが“主役”となり、何層にも重なって生まれるおいしさを堪能できるのが、ジェラテリアならでは。特に素材そのものとそれを使ったジェラートが口の中でひとつになると、素材の持つ風味がはじけて、目が覚めるような爽やかさです」(?村セイラさん)
日本や北イタリアのベネトなどで経験を積んだ森兼ともみさんが辿り着いたのは「日本の食材で表現するジェラート」。そして、その素材のおいしさを120%感じてもらえるものにしたいと、余計な材料は加えず、素材をふんだんに使って独自の製法で作っています。

そのジェラートをふんだんに使って作ったパフェがこちらです。トップには、主役の素材である宮崎産の日向夏と京都産のブルーベリーをのせた、定番のLatte TANAHASHI(ミルク)のジェラート。その下に日向夏とそのジェラート、ブルーベリーとそのジェラート、いちばん下に愛知産のラベンダーのジェラートを詰めています。
フレッシュな素材をジェラートと重ねることで、素材のおいしさがよりくっきりと感じられます。コクのあるミルクから始まり、日向夏、ブルーベリーと香りの変化を楽しんで、ラベンダーの爽やかな香りで締める。あえて余計なパーツは加えず、ジェラートを重ねたパフェは、軽やかでまた食べたくなります。
編集部の「これも食べたい!」
きゅうり、蕎麦ほうるミルク

店に入ると、目に飛び込んでくるのが、壁にディスプレイされたジェラートメニュー。ミルクやフルーツのみならず、そら豆や焦がし玉ねぎなど、その時季の野菜も、素材の良さが前面に出るよう加工され、ジェラートになっています。
思わず“食べてみたい!”と釘づけになったのが、季節のフレーバーの「きゅうり」。京都市南区で有機栽培で野菜を育てている早阪農園のキュウリを使ったきれいな緑のジェラートは、生のまますりおろしたものを練り込んであり、スイカやメロンのジェラートにも似た爽快感があります。

蕎麦ほうるミルクは、ミルクのジェラートに、江戸時代から続く生そばの老舗「河道屋」の銘菓、蕎麦ほうるが練り込んであり、京都版クッキー&クリームの趣。生クリームや脱脂粉乳は加えず、昔ながらのパスチャライズ製法にこだわる岐阜・棚橋牧場の牛乳でシンプルに作られたミルクのおいしさも堪能できます。
店名の最後の“to”には、いろいろな思いが込められているそうですが、そのひとつがつながり。森兼さんは、野菜やフルーツをはじめ、素材の生産者の元にきちんと足を運んでいます。そこには、自身のジェラートを通して、生産者の思いを消費者に届けたいとの思いがあるのです。

教えてくれた人?村セイラ/Seira Yoshimura
エディター&ライター。「ELLE ONLINE」「madameFIGARO.jp」「SPUR.JP」など、 ファッション誌のウェブ編集者を経て、フリーランスに。東京在住ながら、近年は関西の仕事が多く、お店開拓にはげむ日々。“あまいもん”はもとより、パン、ワインにも目がない。

DATA
ともみジェラーto
京都府京都市下京区西橋詰町759 SAKIZO河原町五条ビル1、2F
営業時間:13:00~20:00(金・土〜22:00、いずれも2F19:30LO)、水・8:30~11:30(1Fのみ)
定休日:木(7・8月と祝日の場合は営業)
※営業日は変更となる可能性がありますので、公式のInstagram(@tomomi_gelato)にて確認をおすすめします
\from Editor/
店内の壁には、日本地図が描かれていて、森兼さんが畑や農園を訪ねた際に撮影した、農家さんとの写真が貼ってありました。日本全国、北海道から沖縄まで。生産地に足を運び、素材が生育する気候風土に触れ、生産者に出会って、特性を知る。素材の活かし方がうまいわけです。
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
写真/吉村規子 文/齋藤優子 企画・編集/吉村セイラ
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