台湾の煮卵。お茶とスパイスで煮る「茶葉蛋（チャーイェダン）」の作り方

2023.10.08 05:40

まるで恐竜の卵のようなマーブル模様が美しい、台湾名物「茶葉蛋（チャーイェダン）」の作り方をご紹介します。台湾ではコンビニの店頭にも並んでいるほどポピュラーでソウルフード的な煮卵です。スパイスや茶葉が香る、風味豊かで味わい深いひと品をぜひお家で作ってみてください。

茶葉とスパイスの風味豊か！台湾煮卵「茶葉蛋（チャーイェダン）」

調理時間：60分

煮汁に漬け込む時間は含みません

茶葉蛋（チャーイェダン）とは紅茶やウーロン茶などの香りのよい茶葉と八角やシナモンなどの香辛料を加えた煮汁で作る台湾風の煮卵で、“茶蛋（チャータン）”、“茶鶏蛋（チャジーダン）”とも呼ばれています。

独特の香り・味わいとともに、卵の表面がきれいなマーブル模様になっているのが大きな特徴。手が込んでいるように見えますが、作り方は至ってシンプルですよ。

材料（作りやすい量）

・ゆで卵　… 　6個煮汁・しょうゆ　… 　100cc・砂糖　… 　大さじ4杯・酒　… 　大さじ1杯・塩　… 　小さじ1杯・紅茶（ティーバッグ)　… 　2g×3袋・八角　… 　2個・シナモンパウダー　… 　小さじ1/2杯・水　… 　800cc

下準備

ゆで卵の殻をスプーンの背で軽く叩き、全体に細かなひびを入れておきます。

作り方

煮汁を煮立てる

鍋に煮汁の材料をすべて入れて火にかけ、ひと煮立ちさせます。

ゆで卵を入れて煮る

煮立てた煮汁の中にゆで卵を殻ごと加えて中火で20分、弱火に落として30分ほど煮込みます。

煮汁にひと晩浸す

火からおろして粗熱が取れたら煮汁に浸したまま冷蔵庫に入れ、ひと晩おけば完成です。

殻をむくと表面は美しいマーブル模様に！

食べる前に温めなおして殻をむくと……ひびを入れた部分から煮汁がしみ込み、卵の表面が美しいマーブル模様に！

ひと口食べると、スパイスの香りが口いっぱいに広がります。紅茶のほどよい苦みとやさしい甘みのあるしょうゆ味の組み合わせは、クセになりそうな味わいですよ。

簡単なのに目を引くおかず

茶葉蛋は普段の軽食にそのまま食べるのはもちろん、麺類のトッピングにもおすすめ。パッと目を引くマーブル模様はパーティーメニューのひと品としても喜ばれそうです。

ご紹介したレシピでは紅茶を使っていますが、ウーロン茶やジャスミン茶、プーアール茶など茶葉の種類を代えるとまた違った風味が楽しめますよ。お好みのお茶でぜひお試しください。おすすめの記事はこちら▼

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