

大阪「がもよん」にお洒落カフェが続々登場! 古民家再生の街、蒲生四丁目の人気カフェレストラン8店
2021.11.18 18:00

下町風情やレトロな雰囲気が好きなあなたにおすすめしたい「がもよんグルメ散歩」
大阪・蒲生四丁目(がもうよんちょうめ)。通称「がよもん」がいま新たなグルメスポットとして注目されている。かつては徒歩圏内に飲み屋街として有名な京橋や天満があるためか、わざわざ「がよもん」に遊びに行く人は少なかったが、地元の若者たちが一丸となって地域活性化に取り組み、いまでは多くの人たちで賑わいを見せている。
それにともないグルメ・レストランも魅力的なカフェやフレンチなどがじわじわと増えてきている。

目次
1.『リストランテ イル コンティヌオ』
2.『cafe bar 鐘の音』
3.『amaretto(アマレット)』
4.『BOSTON(ボストン)』
5.『BON’S クラウネル』
6.『salon de the Tea shot』
7.『発酵薬膳&カフェ Kawasemi』
8.『アヒージョとパスタ』
【1】米蔵を改装したお洒落なイタリアン『リストランテ イル コンティヌオ』
がもよんの魅力は古民家再生が盛んであることだ。とくに戦前この辺りは米蔵が多かったこともあり、屋敷のような立派な建物が多いのも特徴的。


私は日本全国、世界各国のレストランを食べ歩いてきたが、大抵この手のレストランは、場所代や雰囲気代がかさみ、味が落ちる、もしくは量が少ないなど、食事にはあまり期待できないケースが多い。
しかし『リストランテ イル コンティヌオ』が本領を発揮するのはここからだ。




数あるコース料理の中でもとくに印象に残ったのは、メインに出てきた「ラムチョップ」だ。肉質はしっかりと歯ごたえがあり、噛むごとに脂部分の繊細な甘みが広がり、口のなかにスッと溶けていく。そして意外だったのは肉の香りだ。ラム特有のエグみやくさみはなく、肉そのものがフルーティで華やかな香りを放っており、キレのある赤ワインソースとの相性が抜群だった。
旧米蔵という唯一無二の空間で食事ができるだけで嬉しいのに、料理の質やボリュームにも一歳手抜きのない満足感あふれるコースメニューであった。
【メニュー】
・シェフおまかせの特別ランチコース 7,700円
・ドイツ産ワイン用ブドウの純粋なブドウジュース 650円
【予算】
昼:3,000円〜10,000円
夜:10,000円〜15,000円
リストランテ イル コンティヌオ
〒536-0016 大阪府大阪市城東区蒲生3-4-2006-4255-7038
火~日 ランチ:11:30~14:30(L.O.13:00) 火~日 ディナー:18:00~23:00(L.O.20:30) 火~日 バー:20:00~23:00(L.O.22:30)
https://r.gnavi.co.jp/7hfrsd2r0000/
【2】がもよんビギナーにまず行って欲しい『cafe bar 鐘の音』
王道の古民家イタリアンの次はちょっとユニークなお店を紹介しよう。私がこの地に降り立った初日にふらっと立ち寄ったカフェで、そこでのユニークな体験にどっぷりハマり、計3回も足を運んでしまった『cafe bar 鐘の音』。
その際、近隣住民の方が数多く集まり、お客同士の交流も生まれやすい。また店の合言葉が「紡ぎ」であって、人と人を紡ぐことを一番の理念に置いている。
私の場合は毎回10人以上のお客と友人になり、いつしか街を歩いていると地元の人に声をかけられるほどまで知り合いが増えたのは、まさにこの店に紡がれた証。そして出会った人たちから地元の人が通うディープなお店や、できたばかりの注目の新店情報なども教えてもらい、今こうして蒲生四丁目の記事を書いているわけだ。
今回紹介する店の中にも、こちらのオーナーや常連客に教えてもらったものもいくつかある。そう考えると、蒲生四丁目を目一杯満喫するために、まずエキスパート達が集う『cafe bar 鐘の音』に足を運ぶ価値は大いにあるだろう。


がもよんでの素敵なものがたりを創りに『cafe bar 鐘の音』に足を運んでみてはいかがだろう。
【メニュー】
・シェフの気まぐれカレー 1,000円
・ものがたり珈琲 500円
【予算】
1,000円〜1,500円
cafe bar 鐘の音
〒536-0016 大阪府大阪市城東区蒲生4-7-1406-6958-4710
月~木・日 12:00~24:00 金・土・祝前日 12:00~翌3:00
毎週火曜日
https://r.gnavi.co.jp/fa5g5mh30000/
【3】イタリア産素材にこだわった本格ティラミスが食べられる『amaretto』
「最近がもよんマダムの憩いの場となっている本格ティラミス店がオープンしたらしい」と『cafe bar 鐘の音』の常連客に教えてもらったので、さっそく向かってみることに。

マスカルポーネチーズで作ったクリームは想像以上に滑らかで、口に運ぶと舌の上で咄嗟にすっと溶けていく。うまみとコクを強く感じるが、甘さは思ったほどくどくなく、大人の上品なスイーツといった趣きだ。


【メニュー】
・Set Tiramisu 990円
・ティラミスエスプレッソ 638円
・ティラミスアマレット 682円
・ティラミスほうじ茶 748円
【予算】
1,000円〜2,000円
amaretto 蒲生四丁目店
〒536-0016 大阪府大阪市城東区蒲生4-13-18080-4393-3615
月〜土10:00~20:00、日祝10:00~18:00
不定休
【4】街に愛される老舗ハンバーグ専門店『BOSTON』



創業時から変わらずレシピを引き継いで作り続けているソースは、名前の通り熱々の自家製デミグラスソースを使用しており、濃厚なのに後味がさっぱりしていて、肉のうまみを邪魔せずに食欲を一気に掻き立てる。

近年パンチのきいたビジュアルや、あっと驚く組み合わせを売りにしたレストランが増えてきただけに、『BOSTON』のハンバーグは「シンプルだけどうまい」という簡単そうで難しい、料理の基礎を体現している。
そんな普遍なハンバーグだからこそ激戦区の大阪で約70年続けることができたのだろう。
【メニュー】
・デミ煮込みチーズハンバーグ(200g) 1,630円
【予算】
1,000円〜2,000円
ハンバーグレストラン 昭和町BOSTON 蒲生店
〒536-0016 大阪府大阪市城東区蒲生4-16-1206-6939-5555
11:30~15:00(L.O.14:30)、17:30~22:00(L.O.21:30)
無
https://r.gnavi.co.jp/k33wtmss0000/
【5】超人気のスパイスカレー店『BON’S クラウネル』
ここ数年、全国でスパイスカレーブームが巻き起こっているが、その火付け役は大阪だ。確かに大阪の街を歩いていると時々インドのマーケットを思い出すような香りがすることがあり、あたりを見渡すと「スパイスカレー」の文字を発見するなんていうことがよくある。
場所柄もあって地元の客が半数以上を占めるが、それでも客足が止まらないため、店舗拡大を目的に移転したばかりの超人気店だ。メニューは日替わりで3種類あり、1種900円、2種1,100円、3種1,300円と選べる。

無水チキンは水を使用していないため、野菜や肉のうまみがそのままカレーに浸透しており、噛めば噛むほど力強い味が口の中を伝わる。



お客が飽きない仕掛けがいくつもあり、ついついまた足を運んでしまいたくなってしまうのが地元で圧倒的な人気を博する理由であろう。
【メニュー】
・本日のカレー3種 1,300円(1種900円、2種1,100円)
【予算】
1,000円〜2,000円
ボンズ クラウネル
〒536-0008 大阪府大阪市城東区関目3-7-906-6934-4806
【6】気分はイギリス女王、『salon de the Tea shot』でアフタヌーンティーを楽しむ

築80年の古民家を改装した店内は、随所に町家ならではの和の趣を残しつつ、雰囲気を壊さずに英国感を引き出すため、家具や食器はヨーロッパからアンティーク製品を厳選して輸入している。さらには骨董品や昭和初期の書物も店内随所に並び、博物館や美術館なのでは? と勘違いしてしまうほどだ。




食事をしっかり摂りつつも、優雅な昼下りを目一杯満喫したい方にはおすすめだ。
【メニュー】
・プリンセスセット 3,000円
・クイーンセット 3,800円
【予算】
昼:3,000円〜4,000円
salon de the Tea shot (サロン ド テ ティー ショット)
〒536-0016 大阪府大阪市城東区蒲生4-16-706-6180-7197
11:30~
水曜
【7】心と身体が喜ぶ発酵薬膳カフェ『発酵薬膳&カフェ Kawasemi』




ほとんどのお客が最初は健康を考えて来店するのだが、気がつくとあまりの美味しさに常連になるというが、食べ終わった頃にはその気持ちをよく理解できる。

【メニュー】
・本日の日替わり御膳 1,100円
・発酵卵 200円
【予算】
1,500円〜2,000円
発酵薬膳&カフェ kawasemi
〒536-0005 大阪府大阪市城東区中央1-6-2906-6935-1111
毎週日曜日 祝日
https://r.gnavi.co.jp/p0dhwds20000/
【8】地元民に愛されるアットホームなイタリアン『アヒージョとパスタ』




こちらのロース肉はイタリア産豚肩ロースを使用しているが、通常より長い9カ月間の長期飼育によりやわらかさが増しており、さらに一度低音調理をした後、鉄板に乗せているため、外はカリッとしているのに、噛むと豚肉からジューシーな肉汁が溢れ出し、その後強烈なうまみが口の中に広がる。

【メニュー】
・イタリア産豚方ロースの鉄板アヒージョ 980円
【予算】
1,500円〜2,000円
アヒージョとパスタ
〒536-0005 大阪府大阪市城東区中央1-11-6 グランピア蒲生 1F06-4255-3004
水曜
この記事の筆者:片岡力也(ライター)
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