本当の気持ちが知りたい…不倫男性の本音を探る方法

2016.03.18 23:59

やっと厳しい寒さが終わってきたこの季節に、嵐のような出来事があったものの「神愛の導き」のアドバイスで幸せに導かれたCさん（31歳女性）のお話をご紹介します。

静かに訪れた嵐

彼との不倫関係が2年目に入ろうとしていました。

始まりはよくある話で、前々からイイ男だなと思っていた会社の上司と会社の飲み会の酔った勢いで肉体関係を持ってしまった事からでした。

不道徳と言われればそれまでですし、当然自分でも良くない事だとは分かっていましたが、秘密を共有しているというスリルと、恥ずかしい話ですが体の相性が抜群だった事もあり不倫関係にハマってしまいました。

当然、そんな付き合いが永遠に続く訳もなく、終わりはあっけなく訪れたんです。

それでも突然の終わりが来ることなんて想像もしていませんでした。

「これ以上関係を続けられない」

という彼からの一方的な言葉で、2人の関係は終わりを迎えました。

最初は全く現実味がありませんでした。とにかく、わかったと伝える事はしてみたものの、それが何を意味しているのか、自分で理解できずにいました。

激しい嵐の中で

本当に状況を理解できたのは、1週間ほど経ってからでした。

家に帰れば突然襲ってくる虚しさと寂しさに苦しむ日々が続き、ついに気力も体力も尽き果てて、何も出来なくなっていた時、気付いたんです。

もう彼に会えない事、心から彼を求めていた事、彼を本当に愛していた事を。

エッチしている時は、あんなに愛情を感じるのに…（Photo by gpointstudio／Fotolia）

彼の不在を感じるたびに涙が止まる事はありませんでした。

それからは、仕事も手につかず、誰にも会いたくなくなり、ついには仕事を休むようになってしまいました。

営業会社の事務の仕事とはいえ、数日間も休んだことはそれまでなかったので、会社の人も心配し連絡をくれていましたが、正直話をする事すら億劫で、私が何かに悩んでいると思った同僚が私の実家にまで連絡をしてしまいました。

連絡を受けたのが妹だったのは救いで、勘の良い妹は両親には話さずに私の住む実家から数駅離れた自宅に来たのは、会社を休んでから3日目の事でした。

「男でしょ、姉さんらしいなぁ」。

妹の長所であり短所である歯に衣着せぬ言い方で、しかも核心を的確に突いてくるところに感心さえしていた時、妹がおもむろに自分の携帯を見せてきたんです。

「こういうの知らないでしょう。会ったり話したりすることがないから何でも聞けるし、　結構いいトコ突いてくるから頼れるよ。働くオンナだったら知っておかないと～」。

携帯に映っていたのは「神愛の導き」というメール占いのサイトでした。

たまに信じられないくらいの直観力を発揮する妹が「いいトコ突いてくる」というのは、よっぽど信頼できるんじゃないかと。久しぶりに自分の意志で行動を起こしたのが、「神愛の導き」への登録作業でした。

嵐が晴れはじめる

メールで占いが出来るなんて、よっぽど自分から情報を出さなきゃいけないのだろうと身構えていたものの、名前や生年月日などを入力・選択するだけの簡単な作業で、初回登録には3,000円分もの無料ポイントが付いてくる手厚い対応に拍子抜けしてしまっていた間に、プロフィールに対しての鑑定内容が届きました。

「あなたは自分を抑える事に慣れ過ぎて、少し窮屈に生きてきたようですね…」。

なんでそんな事が分かるのか理解できませんでした。

ただ、鑑定師さんの言葉が私を正確に捉えている事に驚き、全てを読み終える頃には、鑑定師さんに聞きたい事を考えているほどでした。そして…。

「彼と結ばれないとしても、また抱きしめてもらえるようになるにはどうしたら…」。

混じりっ気のない、心からの叫びでした。

私には彼しかいない…（Photo by gpointstudio／Fotolia）

「神愛の導き」をもっと詳しく見る

どんな言葉が返ってくるのだろう…そう想像していた時間は決して楽しいだけではありませんでしたが、どんな言葉だとしても、きっと私を支えてくれる。そう信じていると携帯に着信が。

「今は動く時ではありません。もし今、動いてしまうと永遠に彼は離れてしまいます。ただ、あなたと彼は結ばれる運命にあります。今はその流れが巡ってきていない状態なのです。それには…」。

鑑定結果の閲覧は何度見ても無料だったので、私は何度も何度もメールを読み返しました。

次の日も次の日も鑑定師さんとのやり取りをする時には必ず、最初に届いた鑑定内容を見返すほどに、思っていた通り私にとって鑑定師さんのやり取り自体が私の支えになってくれていたのです。

春の晴天の中で

気付けば月も変わり、桜があたり一面に咲いている季節になっていました。

その頃には元通りとは言いませんが、仕事にも復帰し、毎年恒例の部署全員でのお花見の日。

そこにはもちろん彼の姿が。

別れを告げられてから目が合う事すらなくなっていましたが、鑑定師さんの支えのおかげで、その日もなんとか自分を保っていました。

しばらくして周りもだいぶ酔いが回ってきていたので、頃合いを見計らって帰ろうとしていたその時、私の腕を急に引っ張る人が。

そう、彼だったんです。

驚きと嬉しさで混乱しながら、腕を引かれるままに人もまばらな公園の裏道へ着くと、

「あの時はごめん。実は妻に君の存在を疑われてて、このまま連絡を取り合っていたら危険だと思い、関係を続けられないと言ったんだ。でも、それからもずっと君の存在が忘れられずにいて、やっと離婚できたから、こうして会いにきたんだ。今、また俺を愛してくれるか答えてもらう事は出来ないか」と彼。

それを聞いた時、以前に鑑定師さんが「今は動く時ではありません」と言っていた意味が、このことだったんだと気付くことができました。

「はい、もちろんです」。

はっきりとそう答えました。

嬉しいからなのか、私は今何を感じているのか自分でも分かりませんでしたが、涙をポロポロと流す私を、彼はそっと抱きしめてくれたんです。