ZARA、批判相次ぎ広告取り下げ&釈明「ガザの犠牲者を侮辱している」と不買運動も
2023.12.12 19:25
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スペインのファッションチェーン「ZARA(ザラ)」は11日、批判が殺到していた限定コレクション「Atelier(アトリエ)」の広告を取り下げ。該当の広告イメージについて釈明した。
ZARA、批判殺到の広告取り下げ
「ZARA」は今月、瓦礫の中に白い布に包んだマネキンが倒れている様子や、そのマネキンを抱えるモデルの姿、腕を失ったマネキン、人が入る大きさの木箱などが写された広告写真をSNSや公式サイト上で公開。イスラエル軍の攻撃で破壊されたガザ地区の様子や、亡くなった人々を彷彿させるとしてオンライン上で激しく非難の声が上がった。「ZARA」の商品の不買を呼び掛ける「#BoycottZara」のハッシュタグも拡散され、X(旧Twitter)上でトレンド入りするなどしていた。「ZARA」は該当の広告写真を取り下げるとともに、公式Instagramにて声明を発表。同広告について「7月に企画され、9月に撮影された」とし「彫刻家のアトリエにある未完成の彫刻をイメージしたもので、クラフトメイドの衣服を芸術的な文脈で紹介することだけを目的として制作された」と釈明した。
「残念なことに、一部の利用者はこれらの画像に不快感を覚え、作成時の意図とはかけ離れたものとして見てしまった」とし「『ZARA』はこのような誤解を招いたことを反省している」と伝えている。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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