【「VIVANT」第2シーズン放送目前】堺雅人・阿部寛・二宮和也らの“別の顔”に引き込まれる 豪華俳優陣名作まとめ10選
2026.07.25 07:00
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7月26日に初回放送を迎える日曜劇場「VIVANT」第2シーズン(TBS系/毎週日曜よる9時~)。堺雅人、阿部寛、二宮和也ら実力派俳優陣が織りなす圧倒的な芝居の応酬は、多くの視聴者を惹きつけ続けており、新シーズンへの期待も高まっている。今回は「VIVANT」出演俳優の魅力をさらに深掘りできる名作を、Prime Videoで配信中の作品から紹介。「VIVANT」で見せる表情とはまた違う魅力に沼落ちするはずだ。
堺雅人「南極料理人」「DESTINY 鎌倉ものがたり」
極限の地で人の心を温める料理人から、不思議な鎌倉で妻を想うミステリー作家まで、堺雅人の包容力とロマンチックさを味わえる2作。映画「南極料理人」(2009年)で堺が演じるのは、氷点下54度、日本まで約14000kmという南極で、観測隊員たちの心と体を“食”で支える料理人・西村。「VIVANT」で乃木の内に潜む複雑な感情を緻密に表現した堺だが、本作では、派手な言葉よりも湯気の立つ料理と穏やかな佇まいで人の心をほぐしていく。孤独も寂しさも笑いに変えてしまう柔らかさは、堺の真骨頂だ。一方、映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」(2017年)では、鎌倉に暮らすミステリー作家・一色正和を好演。年若い妻・亜紀子(高畑充希)との新婚生活を軸に、魔物や幽霊、妖怪、死神までもが当たり前に存在する不思議な鎌倉で、夫婦の愛と絆が描かれる。ミステリアスで飄々としていながら、妻への愛にはまっすぐ。知的で少しクセがあり、それでいていざという時には命を懸けるロマンチックさに胸キュンが止まらない。
阿部寛「テルマエ・ロマエ」「チーム・バチスタの栄光」
日本人離れした彫りの深い顔立ちと重厚な存在感を持ちながら、コメディでもミステリーでも唯一無二の説得力を放つ阿部寛。映画「テルマエ・ロマエ」(2012年、2014年)では、古代ローマの浴場設計技師・ルシウス役に挑み、現代日本の風呂文化に衝撃を受ける姿で笑いを誘う。「VIVANT」で野崎守として鋭い眼差しを見せた阿部の、真面目すぎるからこそ笑える魅力が爆発。彫刻のようなビジュアルで古代ローマ人として違和感なく物語に溶け込みながら、現代日本の文化に振り回される姿とのギャップがクセになる。医療ミステリー映画「チーム・バチスタの栄光」(2008年)では、竹内結子さん演じる心療内科医・田口公子とともに、難易度の高い心臓手術“バチスタ手術”をめぐる謎に迫る厚生労働省の役人・白鳥圭輔を演じた。白鳥は破天荒で強引、それでいて本質を見抜くキレ者。相手のペースを乱しながら真相に迫る姿は「VIVANT」の野崎にも通じる鋭さがある。クセ者なのに目が離せない、嫌味なのにどこか頼もしい阿部の魅力を堪能できる1作だ。
二宮和也「流星の絆」「ブラックペアン」
二宮和也の繊細な感情芝居を堪能するなら、家族愛と復讐心が交錯するドラマ「流星の絆」(2008年/TBS)は外せない。東野圭吾氏の小説を原作に、宮藤官九郎氏が脚本を手掛けた同作で、二宮は幼い頃に両親を殺された有明家の長男・功一を好演。錦戸亮演じる次男・泰輔、戸田恵梨香演じる妹・静奈とともに事件の真相を追っていく。弟妹を守るため冷静でいようとしながら、心の奥に深い傷と怒りを抱える功一の揺らぎが胸に刺さる。一転、ドラマ「ブラックペアン」シリーズ(2018年、2024年/TBS)では、“オペ室の悪魔”と呼ばれる外科医・渡海征司郎、そして人も金をももてあそぶ悪魔な世界的外科医・天城雪彦という二役を演じ分けた。鋭い視線と低い声で周囲を支配する渡海、一見柔らかな物腰で近づきながら底知れない怖さをにじませる天城。同じ“悪魔”と呼ばれながらも対照的な2人を演じる二宮の表現力は圧巻である。「VIVANT」でノコルが見せる謎めいた存在感に惹かれた人には、二宮の“静かに場を支配する演技”をたっぷり味わえる本作が刺さるはずだ。
松坂桃李「孤狼の血」「ゆとりですがなにか」
松坂桃李の振り幅を体感できるのが、ひりつく警察ドラマ「孤狼の血」(2018年)と、肩の力が抜ける社会派コメディ「ゆとりですがなにか」シリーズ(2016年ほか/日本テレビ)。「孤狼の血」では、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島を舞台に、所轄署に配属された新人刑事・日岡秀一を演じた。暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾(役所広司)とともに金融会社社員失踪事件を追う中で、まっすぐな若手刑事が暴力と信念の渦に飲み込まれていく姿は圧巻である。対して「ゆとりですがなにか」では、岡田将生、柳楽優弥とともに、ゆとり世代と呼ばれるアラサー男子の不器用な日々を描く。松坂が演じる小学校教師・山路一豊は、恋に不器用で、仕事にも悩み、余裕があるようで全然ない人物。「孤狼の血」の日岡や「VIVANT」の黒須が見せた張り詰めた表情とは真逆の、どこか頼りなくて愛おしい空気感が魅力だ。松坂の“普通の人を特別に見せる力”が光っている。
二階堂ふみ「Eye Love You」「翔んで埼玉」
恋に戸惑う等身大のヒロインも、全力で振り切るコメディエンヌも成立させてしまうのが二階堂ふみのすごさ。ドラマ「Eye Love You」(2024年/TBS)では、心の声が聞こえる能力を持つ主人公・本宮侑里を演じ、超ストレートな年下の韓国人留学生・ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)との恋を繊細に体現した。仕事では凛としているのに、恋になると戸惑い、揺れ、少しずつ心を開いていく侑里の表情がとにかく愛おしい。テオのまっすぐな言葉との化学反応も抜群で、観るだけで恋愛スイッチが入る多幸感たっぷりの1本である。映画「翔んで埼玉」シリーズ(2019年、2023年)では、麻実麗(GACKT)とともに、埼玉をめぐる壮大な茶番劇を繰り広げる壇ノ浦百美を好演。2019年公開の第1作では、東京と埼玉、千葉を巻き込んだ抗争が展開され、2023年には続編「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」も公開された。圧倒的ビジュアルと振り切ったコメディセンスが共存する百美は、美しく気高いのに全力でくだらない、そのギャップがクセになる。「VIVANT」の薫が見せるシリアスな魅力に惹かれた人ほど、表現力の幅に驚くはずだ。
「VIVANT」第2シーズン放送を目前に控えた今こそ、過去作を通して彼らの魅力の深さを改めて味わいたい。Prime Videoで名作を巡りながら、初回放送に向けて期待をさらに高めてほしい。(modelpress編集部)
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