SixTONESジェシー主演「最初はパー」

本作は、秋元康（企画・原作・脚本）が生み出すお笑い養成所で巻き起こる悲喜こもごもを描く物語で、ジェシーと市川猿之助がコンビを組んで、プロのお笑い芸人を目指す。

このたび、そんなありそうでなかったドラマ『最初はパー』を彩る共演者陣が決定。全8話で笑劇ドラマをお届けする。

小籔千豊、お笑い養成所の鬼講師に 生徒を追い込むスパルタ指導

利根川豪太（ジェシー）や澤村銀平（市川）が入学する大黒芸能お笑い養成所の鬼講師・相田忠則を演じるのは、バラエティーのみならずジェニーハイとしてのバンド活動や俳優など幅広く活躍中の小籔千豊。自身もお笑い養成所に通い、芸人として現在の地位を確立した小籔が、淡々と生徒たちを追い込んでいく鬼講師・相田を演じる。

小籔は「僕もNSCという養成所に通っていたので、雰囲気はわかるんですけど、鬼講師はいなかったんですよ。ビッグネームのどえらい先生はいたんですけど、腹の中では『どうせおもんないんやろ』って、ナメてましたね（笑）。何を言われても心の中では『なに偉そうに言うとんねん』って思いながらやっていたので、そう思われる方の役をやるんか…と思ったらツライです（笑）」と率直な心境を明かしたが、「うちの娘がSixTONESのファンクラブに入っているということを最近知りました（笑）。そんな中でこのお仕事をいただいたので、大変光栄です。娘にええかっこできるように一生懸命頑張ります」と意気込みを語った。

乃木坂46賀喜遥香が女芸人役に決定 初の地上波連ドラレギュラー出演

大黒芸能お笑い養成所の生徒で、女芸人・雨宮すみれ役に決定したのは、乃木坂46の新曲『好きというのはロックだぜ！』で2度目のセンターを務めるなど、高い人気を誇る賀喜。賀喜は本作が地上波の連続ドラマにレギュラーとして出演するのは初となる。

そんな賀喜が今回演じるすみれは、アイドル並みのルックスをもちながらもコミュ障という女の子。暗い過去を持ち、今までの自分とは全く違う人間になりたくて養成所に入学。お笑いに対して高い志を抱いているすみれ。そんな彼女を演じる賀喜は、どんな姿を見せるのか？

賀喜は「お笑いが好きでいろんなお笑い番組もよく見ていたので、お話をいただいたときは出演させていただけることへの喜びや驚きがある一方で、好きだからこそ自分にできるのかという不安もありました。ですが、自分にできる精一杯を出してすみれを演じたいと思います！」とコメントした。

IMPACTors基俊介、アイドルっぽい人気芸人を目指して奮闘

同じく大黒芸能お笑い養成所の生徒・小塚尊を演じることになったのは、『滝沢歌舞伎』などの舞台やコンサートで人気急上昇中のジャニーズJr.・IMPACTorsの基。基が舞台で培った演技力を発揮し、明るくてノリのいい尊を生き生きと演じる。目指すは、女性ファンからキャーキャー騒がれるアイドルっぽい人気芸人？はたして、その運命やいかに？

基は「まさか自分が出演できるとは想像もしていなかったので、すごく驚きました。とにかくできることを精一杯やりきります！芸人さんの世界は、すごく厳しいイメージがあるんですが、縦社会やルールなどは、ジャニーズの世界と少し似ている点もあるのかな…と感じています」と話し、「先日、ジェシーくんに『俺と一緒に仕事するから、よろしくな！』と言われて、その時は何のことかわからなかったんですが、それがこの『最初はパー』でした（笑）。初めての役柄で緊張していますが、ドラマをご覧になった皆さんが笑顔になるような作品にできるように精一杯演じます！」と先輩とのドラマ初共演に気合を見せた。

青木柚・迫田孝也・橋本じゅんら実力派俳優陣も出演

そして、自分の才能を信じて大黒芸能お笑い養成所の門を叩いた生徒・木島大和役には、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』での好演も記憶に新しい若手実力派・青木柚が決定。

また、長年勤めた財務省を突然辞め、お笑い芸人を目指す市毛稔を『俺の可愛いはもうすぐ消費期限！？』や大河ドラマ『鎌倉殿の13人』など多数の話題作に出演、幅広い役柄で人々を魅了する迫田孝也が演じる。さらに、お笑い芸人を目指す息子・豪太を自分の跡継ぎとして政治家にさせようとする父・利根川周郎を、劇団☆新感線の看板俳優であり、数々の舞台やドラマ、映画で活躍中の日本が誇る名バイプレイヤー・橋本じゅんが演じることも決定した。

実力派俳優たちが『最初はパー』に集結。お笑い界を舞台にした物語を賑やかに彩る。（modelpress編集部）

主な登場人物

・相田忠則（あいだ・ただのり）…小籔千豊

大黒芸能お笑い養成所の講師。元芸人で現在は放送作家と講師をしながら生活している。生徒たちから「鬼講師」として恐れられている。声を荒げることはないが、淡々と理詰めで生徒を追い込んでいく。

・雨宮すみれ（あめみや・すみれ）…賀喜遥香（乃木坂46）

暗い過去を持ち、今までの自分とは全く違う人間になりたくて養成所に入学。アイドル並みのルックスだが、お笑いへの志が高い。

・小塚尊（こづか・たける）…基俊介（IMPACTors／ジャニーズJr.）

明るくてノリのいいイケメン。女の子たちからキャーキャー騒がれるようなアイドルっぽい芸人を目指す。

・木島大和（きじま・やまと）…青木柚

自分の笑いの才能を信じる若者。講師・相田への敵対心を強くもち、大黒芸能お笑い養成所では入学初日から頭角を現す。

・市毛稔（いちげ・みのる）…迫田孝也

元財務省のエリート官僚。子供の時からお笑いへの憧れはあったが、その思いを隠しながら勉強しかしてこなかった。ある日突然、長年勤めた財務省を辞めて養成所に入学した。

・利根川周郎（とねがわ・しゅうろう）…橋本じゅん

豪太の父親。「国民を笑顔にさせる政治家」というスローガンを掲げ、熱烈な支持を得ている。その一方、家庭では利己的で支配欲の強い一面を見せ、豪太を自分の言いなりにして跡を継がせようとするのだが…！？

小籔千豊（相田忠則 役）コメント

お話をいただいた時にまず思ったのは、「セリフをいっぱい覚えなあかんのか…ゲームちょっと減らさんとな」ということです（笑）。今、僕が一番減らしたくないものがゲームの時間なんですけど、ちゃんとしないといけないとなと思ったので、YouTubeチャンネルを見てくださっている方にも「この秋はあんまりゲームができへん」と先にあいさつをしておきました。減らした時間でセリフを一生懸命覚えます。

僕もNSCという養成所に通っていたので、雰囲気はわかるんですけど、鬼講師はいなかったんですよ。ビッグネームのどえらい先生はいたんですけど、腹の中では「どうせおもんないんやろ」って、ナメてましたね（笑）。何を言われても心の中では「なに偉そうに言うとんねん」って思いながらやっていたので、そう思われる方の役をやるんか…と思ったらツライです（笑）。でも、一所懸命頑張る主人公コンビが映えるような役にしていけたらいいなと思います。いやぁしかし、「お笑いの先生の言うことは話半分以下で聞いといたらいいかな」と思っている僕が、まさかその先生役をすることになるとは…（笑）！

そして、うちの娘がSixTONESのファンクラブに入っているということを最近知りました（笑）。そんな中でこのお仕事をいただいたので、大変光栄です。娘にええかっこできるように一生懸命頑張ります。

賀喜遥香（雨宮すみれ 役）コメント

お笑いが好きでいろんなお笑い番組もよく見ていたので、お話をいただいたときは出演させていただけることへの喜びや驚きがある一方で、好きだからこそ自分にできるのかという不安もありました。ですが、自分にできる精一杯を出してすみれを演じたいと思います！

人を笑顔にする、笑わせられる人になりたくて乃木坂46に加入したので、そういった点や性格も雨宮すみれちゃんとの共通点が多いなと思いました。ですが、お笑いのことは初めてのことばかりなので、もしそうなったらをたくさん考えて、自分と似ている部分を合わせて、すみれちゃんという人物を作っていきたいなと思います。

精一杯お笑いに向き合い、演じさせていただきますので、ぜひ見ていただけると嬉しいです。よろしくお願いします！

基俊介（小塚尊 役）コメント

まさか自分が出演できるとは想像もしていなかったので、すごく驚きました。とにかくできることを精一杯やりきります！芸人さんの世界は、すごく厳しいイメージがあるんですが、縦社会やルールなどは、ジャニーズの世界と少し似ている点もあるのかな…と感じています。

ジェシーくんはとにかく笑いのセンスが高くて、普段食事の席や裏でもすごく面白いんです。ムードメーカーな方なので、芸人さんのイメージはすごくしっくりしきました。先日、ジェシーくんに「俺と一緒に仕事するから、よろしくな！」と言われて、その時は何のことかわからなかったんですが、それがこの『最初はパー』でした（笑）。初めての役柄で緊張していますが、ドラマをご覧になった皆さんが笑顔になるような作品にできるように精一杯演じます！