小芝風花、横浜流星「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(C)NHK

大河「べらぼう」脚本・森下佳子、横浜流星の新境地に驚き「想像がつかない部分が大きかった」

2024.12.16 14:38

12月16日、横浜流星が主演を務める2025年1月5日スタートのNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時~/BSP4K、毎週日曜午後0時15分~)の完成試写会が同局にて行われ、主演の横浜のほか、脚本の森下佳子氏、演出の大原拓監督、制作統括の藤並英樹チーフプロデューサーが登壇。会見後、森下氏が合同インタビューに応じ、横浜の演技の印象を明かした。

  

横浜流星主演「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」

本作は“江戸のメディア王”として時代の寵児になった”蔦重”こと快男児・蔦屋重三郎(横浜)が主人公。笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマを描く。

大河「べらぼう」脚本・森下佳子、横浜流星の新境地に「びっくり」

横浜流星「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(C)NHK
会見でも「脚本は皆が作業するための台だと思っていたら、設計図と言うより種だった。できあがったものは森でしたという印象。横浜さん、監督はじめ一丸となって作ってくださっていると感じた」と完パケを観た感動を表現していた森下氏。改めて「元々(自分が)蔦重という人が好きなんだと思うんですよ。そこに横浜さんのビジュアルと大原監督の言っていた笑顔がのると『やばいな、好きになりすぎるな』と」と横浜が演じる主人公の魅力を熱弁した。

頭の中で描かれていたイメージとはどんな風に違ったかと聞かれると、すべてだといい、「びっくりしました。ご自分でも言ってらっしゃいましたけど、ポジ(ポジティブ)で押していく役とか明るく引っ張っていく役って多分なかったと思うんです。どちらかと言うと内に事情を抱えていたり熱がこもっているような感じの青年を繊細に細かく作っていられた。そんな感じだったので正直想像がつかない部分が大きかったんです」と横浜がこれまで演じてきた役柄のイメージから結びつかなかったという。

「だから出てきたのを見て、『蔦重ってこういう感じだったんだ』というのを逆にポーンと投げられた感じでした」と初回を観て主人公のイメージがはっきりと浮かび上がったようだった。

横浜流星「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(C)NHK
また、2017年の「おんな城主 直虎」以来、2度目の大河脚本を手掛ける意気込みについては「意気込みを見失ってしまうくらい資料の海に溺れている(笑)」と打ち明け、出版という時代を写していく題材をテーマにしていることから「今回はプラス時代感を出せていけたらなと思っています」と話した。(modelpress編集部)


森下佳子プロフィール

2000年脚本家デビュー。代表作に「世界の中心で、愛をさけぶ」「JIN -仁-」「義母と娘のブルース」「天国と地獄~サイコな2人~」連続テレビ小説「ごちそうさん」大河ドラマ「おんな城主 直虎」ドラマ10「大奥」など。第32回向田邦子賞(「ごちそうさん」)、第22回橋田賞受賞。

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」

親なし、金なし、画才なし…ないない尽くしの生まれから“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎。

天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期。喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見いだし、日本史史上最大の謎のひとつ“東洲斎写楽”を世に送り出す―。

放送100年を迎える2025年に描くのは日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築きときに“お上”に目を付けられても“面白さ”を追求し続けた人物“蔦重”こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯。笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマが始まる。
【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

関連ドラマ

  1. べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~

    べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~

    2025年01月05日(日)スタート

    毎週日曜20:00 / NHK総合ほか

    詳しく見る

あわせて読みたい

  1. 大河「べらぼう」脚本・森下佳子、語り・綾瀬はるかの起用経緯明かす

    モデルプレス

  2. 来年大河 遊郭・吉原描く上で気をつけていることとは【べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~】

    モデルプレス

  3. 横浜流星「緑には縁がある」大河衣装も緑 アクションシーンの有無にも言及【べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~】

    モデルプレス

  4. 横浜流星主演大河「べらぼう」主人公の魅力を監督絶賛 「可愛い」「笑顔が好き」

    モデルプレス

  5. 横浜流星、共演女優の息子と“同級生” 意外な接点告白「自分の空手の試合も見に来てくださって」【正体】

    モデルプレス

  6. GENERATIONS佐野玲於、“3度目共演”横浜流星は「こんなにずっと一緒にいるのに惚れ惚れする」【わかっていても the shapes of love】

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 【予選投票 受付中】モデルプレスの読者モデルを募集

    特集

  2. 「2025年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  3. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  4. 【モデルプレス流行語大賞2024】全22語を発表

    特集

  5. モデルプレスが選ぶ「今年の顔」15組を発表

    特集

  6. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  7. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  8. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  9. フジテレビ × モデルプレス Presents「"素"っぴんランキング」

    特集

  10. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  11. 12月カバーモデルは「今年の顔」選出のMrs. Green Apple

    特集

  12. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    柳楽優弥「ライオンの隠れ家」初回放送後に大物俳優から連絡 坂東龍汰も驚き

    モデルプレス

  2. 02

    向井理「ライオンの隠れ家」子役・佐藤大空と遊ぶ姿公開「ホッとした」「ドラマとのギャップがすごい」の声

    モデルプレス

  3. 03

    松坂桃李主演「御上先生」3年2組生徒役キャスト29人一挙解禁 全員オーディションで選出

    モデルプレス

  4. 04

    竜星涼、待ち受け画面にしている美人女優告白

    モデルプレス

  5. 05

    吉高由里子&柄本佑「光る君へ」最終回直前にトークショー 石山寺も訪問

    モデルプレス