野村萬斎、長谷川博己「アンチヒーロー」(C)TBS

「アンチヒーロー」最終回は「気持ちの良いものに」放送日と偶然リンクした注目ポイントとは【飯田和孝P囲み取材Vol.1】

2024.06.15 10:00

俳優の長谷川博己が主演を務める TBS系日曜劇場「アンチヒーロー」(毎週日曜よる9時~※最終回は25分拡大スペシャル)が16日に、いよいよ最終回を迎える。放送を控え、同作を手掛ける飯田和孝プロデューサーがモデルプレスら報道陣の取材に応じ、最終回の見どころを明かした。<飯田和孝P囲み取材Vol.1>

  

長谷川博己主演「アンチヒーロー」

長谷川博己「アンチヒーロー」(C)TBS
本作は「弁護士ドラマ」という枠組みを超え「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨正樹(長谷川博己)が視聴者に「正義とは果たして何なのか?」「世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?」を問いかける、前代未聞の逆転パラドックスエンターテイメント。


長谷川博己は「周りを巻き込む力がすごい」

長谷川博己「アンチヒーロー」(C)TBS
同作の主演を務めた長谷川について聞かれた飯田Pは「2023年3月15日に初めて会って、そのときにオファーした」と長谷川に同作の主演をオファーした日を回顧。「大体1ヶ月半後に返事をいただいて、それから約1年にわたって明墨と併走してくれた」という長谷川に「改めて唯一無二の俳優さんだなと思いました。作品に向き合う姿勢というか、台本に関する会話やキャラクターを作っていく作業を監督も交えて一緒になってやっている中で、明墨というキャラクターだけでなく、ドラマ全体を面白いものにしようという熱意を感じます。“引っ張る”ともまた違うのですが、自然と周りを巻き込む力が本当にすごくて尊敬します」と賛辞を贈った。

「アンチヒーロー」最終回のポイントは?

緒形直人「アンチヒーロー」(C)TBS
近藤華「アンチヒーロー」(C)TBS
最終回は偶然にも「父の日」と放送日が重なることを踏まえ「志水(緒形直人)と紗耶(近藤華)、倉田(藤木直人)と紫ノ宮(堀田真由)、そして伊達原(野村萬斎)とその娘…とそれぞれの親と子の関係性が描かれる」と明かし「自分自身にとって何が大切かという感覚や感情を考えながら観てほしいなと思っています」と最終回の注目ポイントを告白。

また9話の放送で見えてきた明墨の根幹が最終回で全回収されるというが「『果たして明墨はそれが本当に最終目的だったのか?』と思うシーンがあると思うので、どう締めくるか注目してほしいです」と伝えた。

さらに、志水演じる緒形は役作りとして約9キロ減量して撮影に臨んでいたそうで、スーツが大きめに見えるのも減量が理由だと明かした。「志水の冤罪を晴らすことが、このドラマの1つの目的でもあるので、その結末としては気持ちの良いものになっている最終回だと思います」と胸を張った。

最後に飯田Pは「とにかく観ていただきたいという思いが強いです。世の中に出すので、恥ずかしくないものを出そうという思いはもちろん、いろいろな人が関わっていて頑張るのは当然なので、後はとにかく観て判断してほしいという思いだけです」と強く呼びかけた。(modelpress編集部)

「アンチヒーロー」最終話あらすじ

明墨(長谷川博己)を証拠隠滅罪に問う裁判が始まる。担当検事は伊達原(野村萬斎)。法廷で因縁の対決が繰り広げられる。

12年前の事件、志水(緒形直人)の冤罪は証明されるのか。正義とは何か?アンチヒーローの結末は?すべての真相が明かされる。
【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

関連ドラマ

  1. アンチヒーロー

    アンチヒーロー

    2024年04月14日(日)スタート

    毎週日曜21:00 / TBS系

    詳しく見る

あわせて読みたい

  1. 「アンチヒーロー」名前の色に隠された意味・白木(大島優子)の“裏設定”…プロデューサーが徹底解説【飯田和孝P囲み取材Vol.2】

    モデルプレス

  2. 「アンチヒーロー」タイトル手書き文字の“種明かし”に注目集まる「最初から伏線張られてたのか」 監督が初解禁

    モデルプレス

  3. 「アンチヒーロー」冒頭10分、サプライズキャスト2人が怒涛の登場「画が豪華すぎる」「激アツ」と興奮の声

    モデルプレス

  4. 「アンチヒーロー」裏切り者判明 最終回直前ラスト展開にネット衝撃「やっぱり…」「ノーマークだった」

    モデルプレス

  5. 【アンチヒーロー 第9話】明墨、志水の冤罪を晴らすことができるのか 伊達原の魔の手が迫る

    モデルプレス

  6. 「アンチヒーロー」ラスト5分で主題歌タイトル回収「なんとも皮肉なリンク」「意味がありそう」と考察飛び交う

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 3月のカバーモデルは「女神降臨」Koki,

    特集

  2. 「2025年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  3. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  4. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  5. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  6. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  7. バケーションパッケージを使ったパークでの2日間の様子をご紹介!

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    朝ドラ「おむすび」最終回、人気芸人のサプライズ登場に反響「地元の方きた」「急に出てきてびっくり」

    モデルプレス

  2. 02

    朝ドラ「おむすび」最終回、“意外な人物”再登場のラストシーンに視聴者感動「30年の伏線回収」「想像していなかった」の声

    モデルプレス

  3. 03

    麻生久美子、金髪ロング&つけまつ毛でギャルに変身「誰かと思った」「ノリノリで可愛い」と注目集まる

    モデルプレス

  4. 04

    池松壮亮主演NHKスペシャル「シミュレーション」制作開始 石井裕也監督が初の戦争ドラマ演出

    モデルプレス

  5. 05

    「クジャクのダンス」京子(西田尚美)、歌(心麦/広瀬すず)への台詞に違和感の声「重要なことが隠されてるヒントかも」「言い聞かせてるみたい」

    モデルプレス