松岡茉優、“人生激変”推し活を推奨 会見でハロプロ愛熱弁<ゆりあ先生の赤い糸>
2023.10.15 16:54
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女優の菅野美穂、松岡茉優、俳優の鈴鹿央士が15日、都内で開催されたテレビ朝日系ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(10月19日スタート/毎週木曜よる9時~※初回は拡大スペシャル)の制作発表記者会見に出席。松岡が推し活ついて語った。
菅野美穂、松岡茉優を絶賛
入江喜和氏の『ゆりあ先生の赤い糸』(講談社)を映像化する本作は、売れない小説家と結婚した後、自宅で刺繍教室を開きながら、長年にわたって穏やかな幸せを味わってきた平凡な主婦・伊沢ゆりあ(菅野)と周囲の人々が織りなすドラマを描く。物語の冒頭では、夫・伊沢吾良(田中哲司)が突然ホテルで昏倒して意識不明の要介護状態となった上に、“恋人”だと名乗る美青年・箭内稟久(鈴鹿)までもが出現する。この日は共演している木戸大聖、宮澤エマ、白山乃愛、志田未来、吉瀬美智子、田中、三田佳子も出席した。演じるゆりあの魅力について、菅野は「本当に石のようなと言いますか、どっしり構えていて、どんなことにも揺るがない。どうあるべきかという生き方をしている女性だなと最初は思って。尊敬の気持ちで読ませていただいていたんですけれども、お話しの中盤からは、そんなゆりあさんが人間らしいと言いますか、葛藤を抱えていくところもあって。そこも今回やらせていただく伊沢ゆりあの役の魅力だなという風に思っています」と紹介。「このメンバーで、一つ屋根の下で食事を囲むというのが、本当に奇想天外だなと思うんですけども(笑)。それぞれかわいらしいところがあって。みんなで鍋とか食べちゃったら仲良くなっちゃうのかなっていうのもすごく想像ができまして。何とも言えないリアリティのある、役としても、お話しとしても面白いなと思っています」と物語の魅力をアピールした。
役と重なる部分があるか問われると「私もどちらかというと、女性らしさっていうよりは男っぽさでやっているところがあるなあと思うので。ただ、愛人の子どものお世話までっていうのは(笑)。旦那さんのおむつも替え、愛人の子どものおむつも替えるっていうのは、よっぽどの人だなと。本当に見上げた女性だなという風に思いながら演じています」とゆりあへのリスペクトを語っていた。また菅野は、現場の雰囲気に関して「三田さんはじめ、皆さん気を遣ってくださる方ばかりで、ほのぼのしています。また松岡さんがいらっしゃるときは、『男性スタッフの皆さんがちょっと内心喜んでいるでしょ?』みたいなのが滲み出て(笑)。ジョークもいつもより多い感じがしませんか?」と発言。これに松岡は「恐縮ですし、2人の天使(子ども)がおりますので。2人の天使を中心に撮影していると思っていたんですけど、確かにオヤジギャグが多いなと思っておりましたが」と笑みを浮かべ、菅野は「松岡さんが軽妙なトークでまとめてくださるので、本当に助かっています」と感謝。松岡は「恐縮です。ありがとうございます」と笑顔で返した。
さらに、菅野は「普段あんまり鳴かないんですよ。今日、ちょっと調子いいですね。松岡さんがいらっしゃるときはピーピー言うんですよ!ほら!羽も広げて」と出演しているインコ・セバスチャンにも触れ、男性スタッフだけでなくインコの支持も集めている様子の松岡は照れ笑いを見せていた。
松岡茉優、“推し活”推奨
会見では、キャスト陣が「人生がガラッと変わったできごと」を発表することに。松岡は「推しができたこと」と答え「推しがいるっていうのは、日々のご飯がおいしくなり、明日への希望を持てること。推しがいるだけで世界は煌めく。やはり推しがいるっていうのは、これこそ授かりものなので、たまたま出会えた時には、皆さん全力で推しを推していただきたいと思います」とよどみなく推し活を推奨。自身の推しは誰なのか問われると「2011年にモーニング娘。に鞘師里保さんという方が加入したところからモーニング娘。のファンになりまして。そこからは、モーニング娘。が所属するハロー!プロジェクト全体のファンになりました。ぜひ皆さま、ハロー!プロジェクトをよろしくお願いいたします」と呼びかけて会場を沸かせた。一方、鈴鹿は「心霊体験」とのことで「去年の春先、5月、6月くらいに、自宅でシャワーを浴びていたら、お風呂場の扉のすぐ外から女性の笑い声が聞こえてきて。うわってなって。これは幽霊だと思って、それが人生初の心霊体験だったんですけど、霊感のある友達に喋ったら、それ生霊が憑いているよって言われて。声は女性の声しか聞こえなかったんですけど、小さい男の子も憑いていたらしくて」と回想。「よく僕が聞こえてた、走る音が。家で聞こえていたんですけど、それは男の子が走っている音だったらしくて。ちゃんとお祓いしてもらって聞こえなくなったんですけど。でも大人になってから心霊体験をするようになると、一生続くらしくて。だから僕はこれからの人生、心霊体験をできる体として生きていくことになってます」と語った。
これに松岡は「でもさ、それをさ、傍から聞いているとさ、上の階の人とか…。どたどたとか、たまにしますよね?」と別の可能性があることを指摘し、菅野は「子どものね」と同意。鈴鹿は「1Kなので、お子さんがたぶんいらっしゃらないようなマンションで」と返し、菅野は「心霊YouTubeを見るのが大好きになったっていうのは、そのつながりですか?」と隣の田中をいじっていた。
同じお題で、菅野は「インド旅行」と回答し「世界中に魅力的なところはいっぱいあると思うんですけれど、やっぱりインドを旅行したのは強烈でして。本当に、頭をパカッとあけられて、脳みそをぐしゃぐしゃぐしゃと素手で触られているような衝撃を受けました」と発言。26歳がインド旅行の適齢期であるとした上で「松岡さん、もうそろそろ行ってもいい気がします。26歳に行くと、人生観がいいバランスで。あんまり若くして行っちゃうと、ちょっと強烈すぎて。だからこれからですね。鈴鹿さんと木戸さんは。このドラマが終わったらインド旅行に行ってください」とおすすめしていた。
また菅野は「日本に帰ってきて、信号が赤の時はみんな待って、青になったら一斉に歩き出すっていうことですら感動しました。みんながルールを守るってすごいなと思って。インドでは、ぴぴーって、バイクのサイン?アラームっていうかクラクションみたいなのは、危ない時に使うんじゃなくて、『俺通るからどけよ~』っていうので(笑)。『ああ~』と思いました」とインドで受けたカルチャーショックの一部を明かしていた。
松岡茉優・、愛してやまないものは?
質疑応答では、本作のキャッチコピーにちなみ「愛してやまないもの」を問われた菅野が「旅ですかね。子育てが始まって、コロナ禍がまた重なって。その間は旅をすることがなかったので、いかに自分が旅によって気持ちを入れ替えたり、新しい価値観に触れたりしているのかなっていうのを感じて。(旅ができず)息苦しい感じがありまして。旅というのは、自分にとってすごく必要なものだなという風に思いました」と返答。鈴鹿は「レコードですね。音楽が好きなので、今はレコードを集めていて。自分の好きなアーティストさんのアルバムだったりとかをネットでずっと見て、ぽちぽちってしております」と報告。昭和の音楽が好きだという鈴鹿は「この間もそういう番組に出させていただきまして。何かおすすめありますか?」と取材陣に尋ねて会場を沸かせた。松岡は「今はもう、2人の娘にメロメロです。田村海夏ちゃんが『おいで~』って言ってもけっこう『いやっ』とか言って抱っこさせてくれなかったりするんですけど、それを見た乃愛ちゃんが私のお膝に乗ってきてくれたりして。2人の娘がかわいくてしょうがありません」と母親役を大いに楽しんでいる様子だった。
菅野美穂、母からの影響を受けた言葉明かす
さらに、ゆりあのキャラクターにちなんで、これまでに影響を受けた言葉を聞かれた菅野は「母の『健康と貯金と仕事のありがたみは、失ってからじゃないと本当のありがたみはわからない』と言われまして。健康と仕事と貯金っていうのはすごく大事だなあと思って(笑)。『お金ないって言いなさい』って。『お金あるの?』って聞かれたら『ない』って答えなさいっていうのが母の教えで。子どもにスーパーで『お菓子買って』って言われたときは、『お金ない』って言うようにしています」と母としての一面を明かしていた。(modelpress編集部)
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