櫻井翔、“初めてだらけ”の撮影を回顧「見たことのない刑事像が作れたら」アクションシーンへの意気込みも<大病院占拠>
2023.01.12 05:00
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嵐の櫻井翔が、都内で行われた日本テレビ系新土曜ドラマ「大病院占拠」(14日スタート/毎週土曜よる10時~)の「初回完成記念!放送直前記者会見」に共演の比嘉愛未、ソニン、渡部篤郎とともに出席。“初めてだらけ”の撮影や意気込みを語った。
櫻井翔主演「大病院占拠」
本作は、日本が誇る大病院が、鬼の面を被った謎の武装集団によって占拠され、休職中の捜査官が、人質を救うため犯人に立ち向かっていくストーリー。犯人の正体は?占拠の目的は?物語が進むにつれて、事件に隠された真実が明かされていく。2019年/2021年に、声も出せないほどの衝撃をもたらしたサスペンスドラマ「ボイス 110緊急指令室」の制作チームが再び結集。完全オリジナルのタイムリミット・バトル・サスペンスが幕を開ける。
本作で主演を務める櫻井は神奈川県警捜査一課の武蔵三郎を、比嘉は三郎の妻で心臓外科医の裕子を、ソニンは県警管理官の和泉さくらを、渡部は県警本部長・備前武をそれぞれ演じる。
櫻井翔、“初めてだらけ”の撮影を語る
会見場に姿を現した櫻井は「あけましておめでとうございます!新年早々お集まりいただきありがとうございます」と丁寧に挨拶。「初めて4人が揃いました。別々のセクションで撮影しているので4人が揃う貴重な機会をいただきました。ありがとうございます」と笑顔を見せた。本作で初めて刑事を演じることについて聞かれると「そうだったんですよね!刑事役は初めてで現場で話しをしながら『こんなに初めてがたくさんあったんだ』って色々ありました」と回答。具体的には「刑事役で拳銃を構えていますが、思い返すとドラマの撮影で拳銃を構えたことがなかったですし、撮影での特攻や爆破のシーンは記憶がないので色々な初めてがありました」と“初めて”の経験を明かした。
演じる役柄のイメージを問われると「あまり参考にするということはなく、むしろあまりこれまでに見たことがないような作品や刑事像が作れたらいいなと思っている」とコメント。「1話の最初ぐらいだけこんなきれいな姿で、どんどん傷や汚れが増えていくので、この状態はある意味貴重かもしれません」とビジュアルについても言及した。これに、司会から月曜レギュラーを務める同局系ニュース番組「news zero」(毎週月曜~木曜よる11時、金曜11時30分)での佇まいとのギャップについて触れられると、櫻井は「だいぶ違いますね(笑)。色々と大変なことが起こる作品ですが、アクシデントとハプニングを楽しみながら撮影しています」と話した。
櫻井翔&比嘉愛未、現場の雰囲気明かす
現場の雰囲気について質問された櫻井は「予告編でも流れていましたが、エキストラの方が100人超えの日があったりとか、すごくスケールの大きな撮影をしています」と回顧。「タイムリミットバトルサスペンスという名の通り、どんどん時が迫っているので、どの現場も緊張感が詰まっている。あと数分で何かが起こるという状況の中で、役割を全うしないといけないという緊張感があります」と真剣な表情で語った。一方の比嘉は、緊迫感がありつつも「クランクインから1ヶ月半が経って、病院で人質にとられている“チーム”は鬼さんに捕らわれているのですが、演じられている役者さんがみんな良い人たちなんですよ!だから、段々と仲良くなってきていて…その切り替えが今大変です」と告白。「囚われている、怯えているという怖さ、恐怖は無くさないように、本番の時は切り替えてやっています」と明かした。
これに、櫻井が「鬼さんとお弁当一緒に食べてるもんね。談笑しながら」とツッコミ。また、撮影時に鬼と遭遇した親子を目撃した櫻井は「親子連れの方が鬼とエレベーターで対峙してビビってました。お子さんが泣きそうになっていて」などと微笑ましい撮影の裏側を語った。
また、鬼を誰が演じているのかにも注目が集まっている本作。櫻井は「鬼が誰なのかというのも1つの要素にはなってくるんですけど、その目的について肝になってくる」と話し「うっかり、(鬼の正体を)誰かに言ってしまわないように色で呼んでいます」と工夫を明かした。
櫻井翔、比嘉愛未絶賛の“男臭い”役柄に挑戦
続いて、演じる三郎について櫻井は「作品全体がほこりっぽいというか土臭い感じで男っぽい作品。その中に投じられて、男臭い役柄かなと思います」と分析。「現場でも監督やカメラマンさんが『男が見てかっこよかった』って何回も言われて…じゃあ、女性目線はどうなんだ…」と心配そうな表情を浮かべた。そこで、すかさず比嘉は「かっこよかった!アクションシーンがたくさんあって本当に体を張っているので、見てください!」とアピール。この反応に櫻井は「初めて言われました!ありがとうございます!」と安堵しつつ「自分が男子校に通っていたからそう感じるのかもしれませんが、男が男をたたえ合いながら撮影しているので、士気があがる!」と話した。
また「1年前に撮影していた『ネメシス』に出てきた神奈川県警の方たちはひょうきんな方が多かった」と切り出した櫻井。「今回はすごく渋くて、神奈川県警はバラエティー豊かな組織なんだなと思った」とお茶目にコメントした。さらに、本作について「オリジナルで作っている作品なので、“〇〇らしい”というよりも(過去のアクションやサスペンス作品に)肩を並べ、追い越せるようにやっていきたいと思っています」と意気込んだ。
櫻井翔、役作りで変化したことは?
これまでにない激しいアクションにも多数挑戦しているという櫻井。役作りで意識したことについての質問に「体作りという意味では、作品の前からやってきたトレーニングが活きたなと思いました」と自信をのぞかせ「スクワットをたくさんやっているおかげで、筋肉痛にならずに済みました」と語った。本作に向けて特別なトレーニングをしたのか聞かれると「(ジムに行く)頻度を上げています。昨日も行って、明日も行きます!行ける時は撮影の前にも行って」とコメント。「週2から週5ぐらいの頻度かな?」と本作へ臨むストイックさを見せ、共演者からは「ほぼ毎日撮影しているのにすごい」と絶賛の声があがっていた。
会見の最後に、櫻井は「このドラマが描くのはたった1日の物語。24時間を全10話かけて描いていく作品」であると述べ「スリリングでハラハラするオリジナル作品。それぞれが信じる正義の強さと、時にその脆さ・儚さが見え隠れする作品になると思いますので、是非最後までお付き合いいただけたら」と視聴者へメッセージを送った。(modelpress編集部)
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