アナ雪「Let it go」、キャスト・製作陣・キャラクター集合で大合唱会場一体のパフォーマンス＜「D23」現地レポ最終日＞

2015.08.17 09:46 views

米アナハイムのコンベンションセンターにて、ディズニーファンのための公式イベント「D23 Expo 2015」が8月14日（現地時間）開幕。今回、モデルプレスでは、ウォルト・ディズニー・ジャパンから招待された、唯一のWebメディアとして現地取材を実施。最終日となる16日には、「アナと雪の女王」の音楽イベント「Frozen FAN demonium A MUSICAL CELEBRATION」が行われた。

すべての画像をみる

イベントには、音楽を担当したロバート・ロペス、クリステン・アンダーソン＝ロペス夫妻が登場。2人はライブパフォーマンスで盛り上げたほか、まだトロールがカラフルな設定だった頃に制作したという楽曲やアナのソロ曲など劇中ではカットされた未公開楽曲の数々とその秘話を披露。

クリスティン・ベル（右）／「アナと雪の女王」の音楽イベント「Frozen FAN demonium A MUSICAL CELEBRATION」

（左から）クリスティン・ベル、アガサ・リー・モン、ケイティー・ロペス／「アナと雪の女王」の音楽イベント「Frozen FAN demonium A MUSICAL CELEBRATION」

また、アナの声を務めたクリスティン・ベルがサプライズ登場。さらに、同作の監督ジェニファー・リーの娘、アガサ・リー・モンと、ロペス夫妻の娘、ケイティー・ロペスも参加。3人はアナの成長を描いたシーンに使用される劇中歌「Do You Want to Build a Snowman？」を歌っており、今回、イベントでも歌唱。3人が揃って同曲を歌うのは初めてのこと。貴重なセッションに会場は沸き、温かい拍手が送られた。

「アナと雪の女王」の音楽イベント「Frozen FAN demonium A MUSICAL CELEBRATION」

ジョシュ・ギャッドとオラフ／「アナと雪の女王」の音楽イベント「Frozen FAN demonium A MUSICAL CELEBRATION」

このほかにも、オラフの声を務めたジョシュ・ギャッドが登場し劇中歌「In Summer」を披露する場面も。そこにオラフも加わり、ユーモアたっぷりなパフォーマンスに観客は大盛り上がり。

最後には、「Let it go」を登壇者と観客で大合唱。ジョン・ラセターをはじめクリス・バック、ジェニファー・リー、ピーター・デル・ヴェッチョら製作陣、アナ、エルサ、クリストフ、オラフも登場し、曲が終わると観客はスタンディングオベーション。イベント最終日にふさわしい華やかなステージとなった。

本家「D23」注目ポイント　今年は日本でも開催

2009年に初開催された同イベントは2年に1度実施されており、ファンにとっては貴重なイベントとして、各国から注目を集めている。今回は、7500席のキャパシティを誇る「Hall D23」を新設し、そこをメインホールとして、「Stage 28」「Stage 23」と呼ばれる全3つの会場でそれぞれ異なる内容のプレゼンテーションが行われる。

初日となる14日には、ディズニー社が大きな功績を残した人を選出する「ディズニー・レジェンド」の表彰式を開催したほか、アニメーションの最新ラインナップを発表。15日には実写映画に関するプレゼンテーションや「トイ・ストーリー」の公開20年を記念したセッションを実施。このほかにも、特別展示やこのイベントでしか手に入らないスペシャルグッズが販売される。

なお、11月には6日～8日の3日間、東京ディズニーリゾート内にて「D23 Expo Japan 2015」を開催。アニメーションから実写まで最新映画情報を紹介するほか、米アナハイムの本家でも公開される展示物が、一部お披露目される。さらに、スペシャルプログラムとして、ここだけのプレゼンテーションとディズニーの仲間たちによるショーも実施予定。（modelpress編集部）