「そっか。よかったね」結婚報告に親友が返した一言と、うまく笑えなかった理由
カフェで伝えた結婚の報告
学生時代からの親友で、就職や引っ越しに迷うたび、最初に相談してきた相手でした。だから結婚の報告も、家族より先に伝えたいと思っていました。
「プロポーズされたんだ」
指輪を見せると、彼女は数秒置いてから顔を上げました。
「そっか。よかったね」
声はいつもと変わらないのに、そのあとに言葉が続きません。彼女はカップの持ち手をなぞりながら、「似合うね」と指輪をほめてくれました。
「式、来てくれるよね」と聞くと、返ってきたのは「予定、確認しておくね」という素っ気ない一言。話題は仕事の愚痴に変わり、私は運ばれてきたケーキの角をフォークで崩していました。
「見たよ」だけだった返信
帰宅してからも、親友の反応が気になりました。帰宅した翌日、私は招待状の挨拶文を写真に撮り、親友へ確認を頼みました。返ってきたのは「見たよ」だけでした。
ほかの友人からは祝福の言葉やスタンプが届いています。一番喜んでほしい相手からの返信が、一番短いままでした。
もっと祝ってほしいと思う自分を欲張りに感じ、招待状のデータを閉じました。親友の事情を考えるより、自分だけ短く返されたことばかり気にしていたのだと思います。
次の連絡は、式場が決まってからにしようと決めました。
数日後に届いた長いメッセージ
数日後、親友から長いメッセージが届きました。
「ごめん。ちゃんとおめでとうって言えてなかった」
続く文章には、報告の少し前に5年付き合った恋人と別れていたことが書かれていました。家族にも、ほかの友人にも話していなかったそうです。
「おめでとうを言ったら、自分だけ取り残される気がして怖かった」
カフェでうまく笑えなかった理由が、そこでつながりました。私は返信を考えましたが、短い言葉では足りないと思い、通話ボタンを押しました。
そして...
電話口で、彼女はもう一度「よかったね」と言いました。あの日と同じ言葉のあとに、今度は「式はいつ?」という質問が続きました。
彼女が近況を話してくれなかったことを寂しく思いましたが、私も自分の報告を聞いてもらうことばかり考え、彼女の話を聞く時間を作っていませんでした。
式の日取りを伝えると、一緒にドレスを見に行く約束をしました。親友とのメッセージ画面には、「見たよ」の下に、今は「ドレス、いつ見に行く?」という言葉が並んでいます。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
関連記事
「コラム」カテゴリーの最新記事
-
親友の結婚を喜べなかった私が、「おめでとう」より先に送った本音ハウコレ -
倒れた嫁に…義母「病人のフリするな!」しかし⇒「名前言える?この子…」救助者が告げた事実に、血の気が引く!?愛カツ -
チャラ男が腕をつかみ「俺と遊ぼうぜ」⇒だが「早く逃げて!」女性が青ざめ出した理由愛カツ -
浮気した元夫が5年後…娘に【父親面】!?しかし次の瞬間⇒娘「なにこれ…」“元夫の様子”に違和感を覚えた話愛カツ -
【星座別】ハンカチを必ず持ってる♡身だしなみ意識が高い女性ランキング<第1位〜第3位>ハウコレ -
【星座×血液型別】「覚えててくれたの?」記念より日常を大切にする女性ランキング<第1位〜第3位>ハウコレ -
【星座別】8月下旬、秋の恋を先取りする女性ランキング<第1位~第3位>ハウコレ -
「触れたいけどまだ早い?」付き合う前の初デートで、距離をグッと縮めるさりげない触れ方ハウコレ -
嫁がアレルギーで呼吸困難…義母が救急車を“お断り”!?しかし数日後⇒親族30人の前で「な、なにを…!」涙と汗が止まらず…!?愛カツ