彼のメッセージから絵文字が消えた→「気にしすぎ」と言われた私が見た部屋
了解だけが続く画面
付き合って1年になる彼は、いつもメッセージに絵文字を添える人でした。「おつかれ」の後に笑顔、「おやすみ」の後に月。たわいないやりとりにもスタンプを挟んでいました。
それがある週から、「了解」「わかった」「大丈夫」だけに変わりました。忙しいのだろうと思い、私も短い返信に合わせました。しかし4日、5日と続くうちに、合わせているのは私だけではないかと考え始めました。
「気にしすぎ」という壁
我慢できず、「最近なんか変わった?」と送りました。既読がつき、返ってきたのは「何が?」だけです。
「絵文字もスタンプも使わなくなったなって」
細かいことを言っている自覚はありました。それでも聞かずにはいられませんでした。彼の返事は「気にしすぎだよ」の一言。数日後にも「別に何もないよ」と届き、私は入力欄に書いた言葉を消して画面を閉じました。
片づかない部屋
次の休みに彼の家を訪ねました。玄関で迎えた彼の顔色はいつもと変わりません。しかし、リビングのテーブルには書類が重なり、床にはコンビニの袋が3つ並んでいました。ノートパソコンも開いたままです。
「忙しいなら言ってくれたらいいのに」
私が伝えると、彼は天井を見てから「うん、ごめん」と答えました。
そして...
彼は「忙しかっただけ」と付け加えました。あの部屋を見た後では、「気にしすぎだよ」の意味が違って聞こえます。忙しいと伝えてくれれば、私は絵文字が消えた理由を考え続けずに済みました。
言えなかった彼と、聞き出せなかった私。帰り道に「お疲れさま」と絵文字を1つ添えて送ると、彼から同じ絵文字が返ってきました。これで不安が消えたわけではありませんが、短い返事の変化を1人で決めつける前に、もう1度言葉にしてみようと思います。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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