句読点がつき始めた彼の返信、半年分のメモを見て泣いた私
いつもと違う句読点つきの返信
最初に違和感を覚えたのは、彼から届いた返信を開いたときでした。彼から届いたメッセージを見て、私は目を見開きました。普段の彼の文章とは似ても似つかない、「お疲れさま。今日はよく寝てくださいね。」という整った文章だったからです。いつもの彼ではない。何かあったのかなと思いながら、「うん、おやすみ」とだけ返しました。
それからというもの、彼の文章は同じトーンで続きました。読み返すたびに、なんだか他人と話しているような気分になっていたのです。
「最近、文章どうしたの?」と送った私
私の頭の中で悪い予想ばかりが膨らんでいきました。距離を置きたいのかな。迷いに迷って、「最近、文章どうしたの?」と送りました。できるだけ軽く聞こえるように、言葉を選んだつもりでした。しばらくして届いた彼の返事は、たった一言だったのです。「ちゃんと書こうと思って。」
その短さが、かえって意味を取れなくしました。「ちゃんと」って何が?その後、何度もスマホを開いては閉じて、ほとんど眠れませんでした。
「もしかして別れたいの?」が出てしまった
彼の部屋に行き、私はとうとう聞きました。「ねえ、どうして急に句読点つけ始めたの?」彼は少し笑って言葉を濁しました。その態度に怖くなって、考える前に口が動いてしまったのです。「もしかして別れたいの?」彼は目を見開き、、「違う違う、そうじゃないって」と首を振りました。そして机の引き出しからメモ帳を取り出してきました。開かれたページには、句読点の打ち方が、彼の字でびっしりと書き込まれていました。
そして...
「半年くらい前に、私の話へ雑に返事するよねって言われたの、ずっと気になってて」そう言われて、私はようやく自分が半年前にこぼした言葉を思い出しました。
彼は「不安にさせるつもりじゃなかった。本当にごめん」と言いました。
冷めたのかと思って眠れなかった時間が、すべて反対の意味だったとわかって、自分でも止められないくらい泣いてしまいました。たった「。」1つに、半年分の思いやりが詰まっていたなんて、思いもしませんでした。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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