彼女の長い文章に「めんどくさい」と返した俺が、その一言の重さを知った時には…
真剣な話を避けていた
彼女とは3年付き合っていました。彼女が不満や悩みを話し始めると、俺は長くなりそうだと考え、早く会話を終わらせようとしていました。
「また今度話そう」「考えすぎじゃない?」。そう返せば、その場は収まります。俺はそれを、言い争いを避ける方法だと思っていました。
記念日の食事を延期したときも、別の日に行けば問題ないと考えていました。彼女が納得していないことには気づいていましたが、時間が経てば元に戻ると思っていました。
最後まで読まなかったメッセージ
家でゲームを始めた頃、彼女から長いメッセージが届きました。画面には、記念日のことや、これまで俺が話を避けてきたことが書かれていました。
最初のほうを読んだだけで、「また同じ話か」と決めつけました。続きには何が書かれているのか確認せず、俺はチャットアプリを閉じました。
そのままにしておけば、彼女から追加のメッセージが届くと思っていました。それも面倒に感じ、俺は「めんどくさい」と返しました。深く考えて選んだ言葉ではありません。その場の会話を終わらせるための返事でした。
届いた最後の返事
彼女から届いたのは、「うん、もう大丈夫。今までありがとう」でした。普段なら、そこからさらに説明や質問が続きます。でも、その後は何も届きませんでした。
俺は何度かメッセージを送りました。言いすぎたことを謝り、話したいとも伝えました。それでも返事はありませんでした。
そこで、彼女の「もう大丈夫」は、怒りが収まったという意味ではなかったのだと分かりました。俺に理解してもらうことを諦めたという意味でした。
そして…
あとから彼女の長いメッセージを読み直しました。そこに書かれていたのは、俺を責める言葉ばかりではありませんでした。話を聞いてほしいこと、2人の関係を続けるために向き合いたいことが書かれていました。
俺は、彼女が関係を立て直そうとして送った言葉を、面倒なものとして扱いました。返事はあとでできると思っていましたが、彼女が待ち続けるとは限りませんでした。
最後まで読んでいれば、違う答えを返せたかもしれません。でも、読まなかったことも含めて、俺が選んだ態度です。失ってから反省しても、彼女にもう1度受け取ってもらえるとは限らないのだと思います。
(20代男性・会社員)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)
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