扉の向こうから聞こえた「彼女にはまだバラすなよ」の一言に、私は最悪の想像を止められなかった
増えていった質問
付き合って2年になる彼とは、毎日のようにメッセージでやり取りしていました。たわいない話が多かったのに、ここ数日だけ、彼からの質問が変わりました。
「食べられないものってあったっけ」「仕事って、どのくらい休める?」。どれも答えられる内容です。けれど、続けて聞かれると、私の知らない予定が動いているように見えました。
理由を聞いても、彼は「ちょっと確認したかっただけ」としか言いません。必要なことなら話してくれればいいのに、はっきり教えてもらえないことが、だんだん気になっていきました。
扉の向こうで聞いた声
彼の部屋でテレビを見ていたとき、伏せてあった彼のスマホが鳴りました。彼は「男友達から」と言って、別の部屋へ入っていきました。
しばらくして私が廊下を通ると、扉の向こうから彼の声と、知らない男性の声が聞こえました。
「彼女にはまだバラすなよ」
その一言で、ここ数日の質問が全部そこへつながった気がしました。私に言えない予定なのか。誰かと何かを決めているのか。聞こえた言葉だけでは何も分からないのに、確かめないまま考えを増やしていました。
予約画面で知ったこと
数日抱えたあと、私は彼に聞きました。「私に隠してること、あるよね」
彼はスマホを操作して、旅行の予約画面を見せました。2人で行く予定の宿と移動手段がそこにありました。食べられないものを聞いてきたのも、仕事の休みを気にしていたのも、旅行の準備のためだったのです。
電話の相手は、その計画を手伝っていた男友達でした。先に話しそうになった彼を、友達が止めた言葉だったと聞きました。私が考えていたような隠しごとではありませんでした。
そして...
旅行の予定を見せられて、嬉しい気持ちはありました。でも、そこまでの数日間に疑いを増やしたことも、彼が不安に気づかないまま準備を進めたことも、すぐには笑い話にできませんでした。
私は彼に、「サプライズでも、不安になる隠し方はやめてほしい」と伝えました。彼は、喜ばせることばかり考えていたと謝ってくれました。
今も旅行の予約は2人のカレンダーに残っています。楽しみな予定ではあります。ただ次に何かを隠すなら、私が安心して待てるだけの説明も一緒にほしいです。喜ばせたい気持ちと、不安にさせない伝え方は、別に考えないといけないのだと思いました。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
関連記事
「コラム」カテゴリーの最新記事
-
天井の音を上階の住人だと決めつけた私が、最後のメモに書いた謝罪ハウコレ -
先輩を【32歳ババア】と見下す後輩!愚痴から“先輩の夫を特定”した結果⇒「悪くないじゃん」最悪の事態を招いた話愛カツ -
「夜は泣かせるな!止めろよ!」産後の妻を責めた夫。次の瞬間⇒妻が“目も合わせず”告げた言葉に…愕然!?愛カツ -
略奪婚は幸せになれないって本当ですか?愛カツ -
【星座別】この夏、恋のチャンスが訪れる女性ランキング<第1位〜第3位>ハウコレ -
【星座別】8月、対人運が最高潮になる女性ランキング<第1位~第3位>ハウコレ -
【星座別】2026年8月中旬、恋の急展開を迎える女性ランキング<第1位〜第3位>ハウコレ -
触れてもいないのにドキドキが止まらない。男性を雰囲気だけで惹きつける女性の秘密♡ハウコレ -
「足音、何とかなりませんか」繰り返し届く苦情に限界を感じた私ハウコレ