彼女からの予定キャンセル連絡に「ふーん」と返した俺が、5分後に送ったひとこと
突然届いた連絡
仕事帰りの電車の中で、彼女からメッセージが届きました。「週末の予定キャンセルになった」。短い一文を見て、心の中ではすぐに反応していました。今週は仕事が立て込んで会えていなかった分、これは会えるチャンスだと。
しかし、画面に打ち込んだのは「ふーん」のひとこと。送信ボタンを押した瞬間、自分でも信じられませんでした。本当はずっと会いたかったのに、出てくるのはいつもこういう返事です。なんでこんな打ち方しかできないんだろう。送ってしまった文字を、しばらく見つめていました。
「ふーん」と打った後で
その「ふーん」が気になっていました。彼女の方から「空いたよ」と言ってくれたのに、こちらの返事があれでは、もう会わなくていいと思われても文句は言えません。今までだって、好きだと素直に言えなくて何度も拗ねさせてきました。「会いたい」と一言打てばいいだけのことが、どうしてこんなに難しいんだろう。プライドなのか、断られた時の保険なのか。自分のことなのに、よくわかりません。スマホを置いては手に取り、また置いて、を何度も繰り返し、入力欄にカーソルだけが点滅していました。
5分間の葛藤
気がつくと、「ふーん」を送ってから5分が経っていました。このまま黙っていたら、本気でなかったことにされる。そう思った瞬間、ようやく覚悟が決まりました。打ち込んだのは「じゃあ空いてる?」。
送る前に何度も読み返しました。「会いたい」とは書けない。「俺も予定ない」とも書けない。精いっぱい歩み寄って出てきたのが、この問いかけでした。送信ボタンを押してしまえば、もう取り消しはききません。返事が来るまでの間が、ずいぶん長く感じられました。
そして...
週末当日、待ち合わせ場所で会った彼女はいつも通りで、こちらの慌てぶりには気づいていない様子でした。別れ際、ふと「予定キャンセルになって、よかったな」と口にすると、彼女は小さく吹き出しました。あの5分間のことを察しているのかどうかは、わかりません。
ただ、こうして横で笑ってくれている事実が、不器用な自分を許してくれているような気がしました。次は、もう少しだけ素直に返事ができたらいい。送信ボタンを押すまでに、また5分かかるかもしれません。でも、いつかゼロにできる日まで、彼女のそばにいたいと思うのです。
(20代男性・営業職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
関連記事
「コラム」カテゴリーの最新記事
-
「電子だし大丈夫」赤ちゃんの前で“喫煙”する夫!?しかし翌朝、のんきに出勤すると⇒妻が仕掛けていた罠に「ひっ…!」愛カツ -
宿泊先で「予約入ってませんよ?」客をあしらった受付!?しかし⇒夫の【ある質問】で「あ…」凍りついたワケGrapps -
「結婚前に言えよ」毎月5万円を誰かに送る夫に詰め寄った私→真実を知って自分の浅さを恥じた話ハウコレ -
【血液型別】彼を笑顔にするちょっとしたサプライズ<A型・AB型>ハウコレ -
【星座×血液型別】「初めまして!」が天才♡第一印象で好印象な女性ランキング<第4位〜第6位>ハウコレ -
【誕生月別】6月前半、マッチングアプリで良縁をつかむ女性ランキング<最下位~第10位>ハウコレ -
「あれ、なんか最近おかしくない?」男性が恋に落ちた途端に変わってしまう3つの行動ハウコレ -
入院する妻に…「俺の飯はどうするんだよ」超自分ファースト夫!?しかし⇒退院したはずの妻は不在で…夫「冗談だろ…?」Grapps -
6歳の娘の誕生会のためにレストランへ⇒だが”予約した席”に案内された瞬間…「え、嘘でしょ」愛カツ