「バイト先の先輩にご飯誘われた」と送ったら、彼氏の返事が淡々としすぎて不安になった夜
先輩からのご飯のお誘い
火曜日のお昼休憩のことでした。バイト先で半年お世話になっている男性の先輩から、「今度ご飯でもどう?」と声をかけられました。職場の人たちみんなと仲が良く、特別な意味があるとも思えない普通の食事の誘いでしたが、彼氏のいる身としては念のため伝えておくべきだと思いました。
家に帰る電車の中で、彼にメッセージを送りました。「バイト先の先輩にご飯誘われた」。打ち終えて送信ボタンを押した瞬間は、断ったほうがいいかどうか一言相談するつもりの軽い気持ちでした。彼ならいつものように「俺も一緒に行きたい」とか「気をつけてね」と返してくれるだろうと思っていたのです。
たったひとことの返事
20分ほどして既読がつき、彼から返信が届きました。「へー、行けば」。あの彼が、これだけ?
慌てて「怒ってない?」と送ると、「怒ってない」とまた短い返事。「本当に?」と重ねて聞くと、「本当に。楽しんで」と返ってきます。文字だけ並べれば穏やかな会話なのに、画面越しに伝わってくるのは寒気のするような距離感でした。怒っているなら怒っていると言ってほしい。普段の彼ならそうしてくれるはずなのに、今夜の彼は人が違うように冷たく感じたのです。
「嫉妬して」のひとこと
1時間ほど、何度もスマホを握り直しました。先輩との食事を断ろうかとも考えました。でもそれより、彼の気持ちが分からないことのほうがずっと怖かったのです。
意を決して送りました。「嫉妬して」。半分やけくそで、半分は懇願でした。少しでもいいから、いつもの彼の声が聞きたかった。返信は数秒で届きました。「してる。めちゃくちゃしてる。言わせるな」。思わず笑ってしまいました。
そして...
すぐに電話をかけると、彼は「ごめん、大人ぶりたかった」と苦笑い気味の声でした。「行ってきていいよって言ったほうが格好いいと思ったんだ」と。私は「もっと早く言ってよ」と呆れたように返しながら、それ以上にほっとしている自分がいました。
翌日、彼から改まった声で「ちゃんと嫉妬する。隠さない」と伝えられて、私は「そっちのほうが安心する」と素直に答えました。冷静に振る舞われるのがこんなに怖いとは思いませんでした。気持ちを隠さず言葉にしてくれることが、私にとっては何より安心なのだと、あの夜のやりとりが教えてくれました。
(20代女性・大学生)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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