「もう知らない」と送った3分後に「お腹空いた」と送ってしまった私→彼の冷静なツッコミ
勢いで送った「もう知らない」
平日の夜、私はその日の出来事を彼に話していました。仕事で嫌なことがあって、ただ聞いてほしかっただけなのに、彼の返信が思ったより淡泊で、つい「ちゃんと聞いてる?」と詰めてしまったのです。「聞いてるよ」とだけ返ってきた画面を見て、私の中で何かがプツンと切れてしまいました。
カッとなって、「もう知らない」とメッセージを送信。送信ボタンを押した瞬間に、ちょっと言いすぎたかな、と頭の片隅で思ったのですが、ここで引いたら負けだと自分に言い聞かせて、スマホを伏せて置きました。
3分後に襲ってきた空腹
ベッドに寝転がってみたものの、心はそわそわしっぱなしです。彼は今ごろどう思っているだろう、と考えながら天井を見上げていたら、お腹がぐーっと音を立てました。そういえば、夜ご飯を食べる前に喧嘩になったのです。
冷蔵庫を覗いても、めぼしいものはありません。コンビニまで歩くのも気が重い。気づけば私は、スマホを持ち上げて、さっきの「もう知らない」のすぐ下に「お腹空いた」と打ち込んでいました。送信してから、自分で自分の行動に呆れてしまいました。怒りはどこに行ったの、私。
彼の冷静なツッコミ
すぐに既読がつきました。返ってきたのは「知らないんじゃなかったの?」のひとこと。画面を見て、思わず笑ってしまいました。それでも意地を張りたくて、「お腹空いたのと怒ってるのは別」と返信。すると、「じゃあ何食べたい?」と返ってきたのです。
「怒ってるんだけど」と送ると、彼から「怒ったままご飯食べよう」と返信が届きました。なんだか、もう全部どうでもよくなって、私は布団を蹴って立ち上がり、最寄り駅の改札で待ち合わせる約束を取りつけたのです。
そして...
駅で会った彼は、開口一番「怒ってる顔、見せて」と笑っていました。私は唇を尖らせてみせましたが、3秒も持ちませんでした。結局、近くのファミレスで向かい合ってご飯を食べながら、さっきの「もう知らない」がいかに恥ずかしかったかを、自分から白状する羽目になったのです。
彼は「いつもそうだよね」と穏やかに笑っていました。怒りより空腹のほうが勝ってしまう自分を、ちょっと情けなく思いつつ、でも、こんな私を笑って受け止めてくれる彼でよかったと、心の底から思った夜でした。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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