好きな人が被るたびに『譲って』と言ってきた友達。彼女の本性を気づいたのは意外な人物だった
いつも被る友達
彼女と出会ったのは中学1年生の春。同じクラスになったことをきっかけに意気投合し、それからずっと一緒に過ごしてきました。お互いの悩みを相談し合い、誰よりも信頼できる親友だと思っていたのです。
けれど、恋愛の話になると決まって同じことが起こりました。私が「実は気になる人がいて」と打ち明けると、数日後には「ごめん、私もその人のこと好きになっちゃった」と言われるのです。そして「お願い、譲ってくれない?」と続く言葉。最初は偶然だと思いました。でも、それが2回、3回と続くうちに、偶然とは思えなくなっていったのです。
それでもそれでも私は、親友との関係を壊したくなくて毎回身を引いてきました。
社会人になっても続くパターン
大人になれば変わるかもしれない。そう期待していましたが、社会人になっても状況は同じでした。
職場で気になる人ができたとき、私はまた彼女に相談しました。すると案の定、「実は私も気になってたんだよね」という返事。そして「お願い、今回も譲ってくれない?」といつもの言葉が続いたのです。
さすがに何かがおかしい。心のどこかでそう感じながらも、長年の関係を壊す勇気が持てませんでした。今回も諦めるしかないのか。そんなことを考えていたある日、思いがけない出来事が起こったのです。
彼が教えてくれた真実
ある日の仕事帰り、気になっていた彼から声をかけられました。「少し話せる?」と言う彼の表情は真剣で、私は緊張しながら近くのカフェへ向かいました。
席に着くなり、彼はこう切り出したのです。「ずっと気になってたんだけど、俺のこと本当に興味ない?」。突然の質問に戸惑っていると、彼は続けました。「君の友達から『彼女は君に興味ないって言ってた』って聞いたんだけど、本当かなと思って」。
その瞬間、頭の中で何かがつながりました。彼女は私から好きな人を奪っていたのではなく、私が関係を築く前に先回りして妨害していたのです。これまでの"偶然"はすべて仕組まれたものだった。長年信じてきた親友の本性を知り、私は静かに目が覚めた気持ちでした。
そして...
私は彼に正直な気持ちを伝えました。興味がないなんて嘘だということ、本当はずっと気になっていたこと。彼は少し驚いた顔をしたあと、「やっぱりそうだったんだ」と安心したように笑ってくれました。
彼女との関係は、自然と距離を置くことに。問い詰めることはしませんでしたが、もう以前のようには戻れないと感じていました。少し寂しさはあったものの、それ以上に心が軽くなったことに気づいたのです。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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