彼「うちの家族は仲良いから」→毎回“私だけ”椅子が用意されず…除け者にされた私が行った反撃の結果
大家族の輪に入れない私
彼の実家は、両親、姉夫婦、そして彼の五人家族。ダイニングテーブルには、家族の人数分ぴったり、五脚の椅子が並んでいます。
けれど、私が加わった「六人」での食事でも、椅子は用意されませんでした。私はいつもキッチンカウンターに立って食べるか、自分で物置から補助椅子を運んで、輪の端っこに座るのが当たり前。
「ごめんね、うちは大家族だから」と笑うお母さん。「別にいいじゃん、気にしすぎだよ」と取り合わない彼。 誰も「もう一脚、椅子を買い足そう」とは言ってくれません。
「家族写真」さえ入れてもらえず...
決定的な出来事は、ある日の夕食時に起こりました。 「新しいカーペットを敷いたから、みんなで家族写真を撮りましょう」とお母さんが言い出したのです。
お父さんがスマホを構え、「じゃあ、全員並んで」と声をかけました。五人が楽しそうに肩を並べ、シャッターが切られる直前、私はふと気づきました。誰も私を呼んでいないのです。
お母さんは「あ、ごめんね。まずは家族だけで撮りたくて」と...。
隣にいた彼は、何も言わずにスマホの画面を見つめているだけ。その瞬間、私の背中がスーッと冷えていくのを感じました。
「私なしで、行ってきて」
翌日、私は彼に静かに告げました。 「次からは、あなた一人で実家に行って」
驚く彼に、私は淡々と理由を話しました。 「私がいてもいなくても、あの場所に私の席はないみたいだから。あなたにとっては居心地が良くても、私にとってはそうじゃないの」
私の言葉に、彼はようやく事の重大さに気づいたようでした。彼はしばらく黙り込んだ後、小さく「ごめん」と言い、その場で実家に電話をかけました。
「次の食事から、彼女の椅子をちゃんと用意して。じゃないと、俺ももう行かない」少し低い、けれど強い彼の声を聞きながら、私はようやく自分を守れたような気がしました。
そして...
次の訪問時、ダイニングには見慣れない新しい椅子が一脚、置かれていました。お母さんも少し遠慮がちに「そこに座って」と笑顔で勧めてくれました。
完全にわだかまりが消えたわけではありません。でも、あの日、私が「行かない」という境界線を引いたことで、ようやく最低限の居場所が確保されたのです。
(30代女性・販売職)
本記事は、読者への独自アンケートに寄せられた体験談をもとに制作していますが、個人が特定されないよう一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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