「その服3点」なんでも採点男についに天罰!友人が放った"痛快すぎる一言"に顔面蒼白...
なんでも採点する彼
彼と付き合い始めて間もない頃から、その癖はありました。私が作った手料理を食べては「うーん、今日は6点かな」と言い、新しい髪型にしてきた日には「その髪型は4点だね」と真顔で評価するのです。
「なんで点数なの?」と聞くと、「正直に言ってあげてるんだよ。ありがたいと思ってほしいな」と悪びれる様子もありません。
私は少しずつ、自分の選択に自信が持てなくなっていきました。洋服を選ぶとき、料理を作るとき、いつも頭の中で「これは何点だろう」と考えてしまう自分がいたのです。好きで始めたはずのことが、どこか窮屈に感じられるようになっていました。
「その服3点」と言われた日
ある日、デートのために少し奮発して買った新しいワンピースを着て彼の前に現れました。鏡の前で何度も確認して、自分でも気に入っていた一着です。
ところが彼は私を見るなり、こう言い放ちました。「その服、3点だね。なんか似合ってないよ」。
私の心の中で、何かが音を立てて崩れていくのを感じました。それでも、彼に嫌われたくない一心で「そっか、次から気をつけるね」と笑顔を作るしかなかったのです。
彼の採点は私だけに留まらず、やがて周囲の人にまで向けられるようになりました。友人の持ち物を見ては「そのバッグ、2点じゃない?」などと平気で口にするように。私はその度にハラハラしながらも、何も言えずにいたのでした。
友人たちの前で起きた出来事
転機が訪れたのは、私の友人たちとの食事会でのこと。彼も一緒に参加することになり、初めて私の大切な友人たちを紹介する場となりました。
食事が進むにつれ、彼はいつもの調子で採点を始めます。「この店の料理、5点くらいかな」「その髪色、ちょっと微妙じゃない?」。場の空気が少しずつ凍りついていくのがわかりました。
すると、友人のひとりが静かにスマホを取り出したのです。「へえ、採点が趣味なんだ。じゃあ私たちもやってみようか」。そう言って、彼のことをまじまじと見つめ始めました。
「その服、量販店の3年前のやつだよね。2点かな」「髪型もなんか古くない?1点」「さっきから気になってたけど、食べ方も汚いよ。0点」。友人たちが次々と声を上げます。彼の顔がみるみる青ざめていきました。
「ちょ、ちょっと待って...」と焦る彼に、別の友人がにっこり笑ってこう言いました。「あれ? 正直に言ってあげてるんだよ。ありがたいと思ってほしいな」。
それは、彼がいつも私に言っていた言葉そのものでした。彼は何も言い返せず、うつむいたまま黙り込むしかありませんでした。
そして...
あの日以来、彼の採点癖はぴたりと止まりました。よほど堪えたのか、「俺、最低だったよな」とぽつりと謝ってきたのです。最初は半信半疑でしたが、今では「今日の服いいね」と素直に褒めてくれるように。人は変われるんだなと、少し見直しました。私も自分の「好き」を大事にしながら、これからは対等な関係を築いていけたらと思っています。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
関連記事
「コラム」カテゴリーの最新記事
-
【誕生月別】「つい頼りたくなる...」しっかり者のお姉さん系女子ランキング<第1位~第3位>ハウコレ -
【誕生月別】「つい頼りたくなる...」しっかり者のお姉さん系女子ランキング<第4位~第6位>ハウコレ -
【星座別】好きな人から告白されやすい女性ランキング<第1位~第3位>ハウコレ -
「とりあえず付き合ってみる」もアリ!【妥協しても幸せになれる】ポイント3選ハウコレ -
男性の誕生月でわかる!本命女性と他の女性と接する時の違い<7月~12月>ハウコレ -
【星座別】好きな人から告白されやすい女性ランキング<最下位~第10位>ハウコレ -
浮気するポテンシャル大?流されやすい男性の【言葉遣いTOP3】ハウコレ -
男性の誕生月でわかる!本命女性と他の女性と接する時の違い<1月~6月>ハウコレ -
【誕生月別】気のあう人を見つけやすい女性ランキング<第1位~第3位>ハウコレ