略奪愛もアリ?ソウルメイトが他人と結婚していた場合
ソウルメイトは引き合い巡り会うものだと言われていますが、人は神様ではないのでこの引き合う気持ちを間違って、ソウルメイトではない相手と結婚してしまうことだってあるでしょう。1組の間違いが起これば、2人がソウルメイトと巡り会えない事になります。この余った2人が、本当のソウルメイトと巡り合ってしまったらどうなるのでしょう?
愛してしまった人がソウルメイトかどうかは人にはわからない……

ソウルメイトが既に既婚者だったなら、そもそも現在の結婚が間違っていたとも思えます。たとえ略奪愛でも神が認めた行為なのだ、なんて思ってしまっても本当に良いものなのでしょうか!?
そもそも、ソウルメイトと巡り敢えて結婚して人生を一緒に歩めたら、人生がこの上なく幸せなものとなると言われています。他人はソウルメイトと巡り会うために人生のすべてを費やすとも言われているくらいです。
でも、「人生がこの上なく幸せだった」なんて、人はこの世を去るとき人生を振り返ってみないとわからないものではないでしょうか。
それなのに、人生の渦中で、愛した人がソウルメイトだとどうして言えるのでしょうか!?
確かにソウルメイトかもしれませんが、そうでないかもしれません。
幸せになりたいなら砂の城はダメです!自分を好きになりましょう!

人生には無駄な出会いは無いと言われています。
ソウルメイトと巡り会えた人生は、神様から「幸せ」というご褒美が貰えるというだけで、人はソウルメイトを探して人生を歩んでいるなんて意識はありません。
ソウルメイトは魂の片割れなのですから、お互いどうしようもなく引き合うものだと言われています。ですが、その引き合う感覚がどんなものかさえも知る人はいません。
でも、ソウルメイトだと確信し「愛してしまったから仕方ない」と自分の幸せのために妻子のある人と略奪婚を成し遂げたとしても、幸せは一瞬のことでしょう。
ソウルメイトの確証なんて自分が都合良く作り上げた言い訳に過ぎないのです。
ときが経つにつれてじわじわと人の幸せを奪った後ろめたさを感じずにはいられなくなるでしょう。また、奪ったものは再び奪われるかもしれない、という不安も生じてくるかもしれません。
このような負の心を伴った幸せを「砂の城」と言います。「砂の城」の住人は、所詮いつかは、その不安の重圧で「砂の城」を自ら崩してしまうものなのです。不安や怯えを常に抱え、自分を好きになんて到底なれません。
だから、砂の城を築き全てを失ってしまう位なら、今がどんなに辛くても悲しくても、必死で踏ん張って、自分を好きになれる別の幸せを探す強さを持ちましょう。
ほんのちょっと見方を変えるだけで、辛さ悲しさのすぐ近くに別の幸せはあるものなのです。
でも、もしも愛してはいけない人に対する気持ちに歯止めが利かなくなったら、深呼吸して相手の家庭を思いやれる優しさを持ちましょう。また、これは神様があなたに与えた試練だと自分に言い聞かせましょう。この試練を乗り越えたら必ず幸せが待っています。
もし、あなたが信じるように彼が本当のソウルメイトだとしたら、今焦って「砂の城」を築かなくても、いずれお互いの環境が整った状況で再び出会えるものなのです。
焦って幸せの直前で心に「砂の城」を築き、不幸を抱え込むようなことの無いようにすべきです。
悪魔のささやきをはねつける強さを持ちましょう。
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