

【2025年最新】婚活とは?基礎知識から成功のコツまで徹底解説
「そろそろ結婚したい」と考える人の中には、婚活をすべきか迷っている人もいるかもしれません。しかし、婚活ではどういったことをするのか、実情はどうなっているのかを知らないと、ハードルの高さを感じてしまうでしょう。そこで今回は、婚活とはどのようなものか、その特徴や実際に婚活をしている人の割合、結婚した人の割合が高い婚活方法のランキングなどをご紹介します。これから婚活を始めてみたいけど、詳しいことがわからない人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
婚活とは

婚活とは「結婚活動」の略称で、結婚相手を見つけるための活動です。2007年頃から普及し始め、2008年・2009年には流行語大賞にもノミネートされました。
婚活ではマッチングアプリや結婚相談所、婚活パーティーに参加するなど、積極的に結婚相手を探し、最終的には結婚を目指します。
似た言葉に「恋活」がありますが、恋活は恋愛相手・恋人を探すための活動であり、必ずしも結婚が最終的なゴールになるわけではありません。
そのため、婚活と恋活では相手に求める条件が大きく異なる場合もあります。
恋活との違いって何?
婚活
恋活
目的
結婚相手を見つける
恋人を見つける
活動内容
結婚を視野に入れたイベントへの参加(お見合い、婚活パーティーなど)、自分磨き
短中期的に付き合う相手を見つける(マッチングアプリ、合コンなど)
期間
半年~1年程度
1~3ヶ月程度
他にも、婚活と恋活の大きな違いとして、結婚への意識が異なります。
婚活は目的が結婚相手を探すことなので、結婚に対する意識は非常に高いです。
相手との相性はもちろん、収入や家族などを考慮して相手を探す人も少なくありません。
一方で恋活は、あくまで恋人を探すことが目的なので、そこまで結婚については意識していない人も多いです。
また、費用感も婚活の方がお見合いや婚活パーティーに参加する機会が多いため、高くなりがちです。
婚活をしている人の割合とは
実際に婚活をしている人はどれくらいいるのでしょうか?
株式会社リクルートが運営するブライダル総研の「婚活実態調査2024」によると、婚活サービスの利用経験割合は2023年時点で25.2%となっています。
2019年から20%を超え、2020年以降は約4分の1の独身者が婚活サービスを使って婚活をしていることがわかりました。

参考文献:婚活実態調査2024
年代別の婚活実施状況
年代別の婚活実施状況は、以下のとおりです。

20代でも25.9%の人が婚活サービスを利用した経験を持っていることがわかります。
また、30代になると31.2%もの人が婚活サービスを利用しており、40代になると23.4%に減っていることがわかりました。
20代で婚活をスタートさせている人は、将来を見据えてゆっくり相手を探していきたいと考える人が多い傾向にあります。
ただし、20代後半になるとそろそろ結婚を意識する年齢になるため、婚活を始める人も増えるようです。
30代は本格的に婚活をスタートさせる人が増えますが、出会いの場が減ってしまうことから結婚相談所や婚活アプリなどのサービスを活用する人が多い傾向です。
40代になると離婚経験者や子持ちが増え、積極的に婚活サービスを使って相手を探したいという人が増えます。
参考文献:婚活実態調査2024
男女別の婚活参加率の比較
男女別でみる婚活参加率は、以下のとおりです。


男性と女性別に婚活の参加率を見ると、男性は20代が最も多く、女性は30代が最も多く参加していることがわかりました。
男女では参加率だけでなく、婚活への取り組み方も異なります。
参考文献:婚活実態調査2024
活動頻度
婚活パーティーや街コンなどのイベントに参加する頻度は、男性だと月1~2回で参加する人が多いですが、女性の場合は月2~4回と、毎週参加しているような人もいます。
予算
費用のかけ方としては、男性は女性に比べて費用がかかってしまうケースも多いことから、コスパを重視して選びがちです。一方、女性は高額でも本気度が高いサービスを利用する傾向にあります。
重視しているポイント
男性は婚活で相手を選ぶ際に、フィーリングが合うか、理想の人かどうかを重視する傾向にあります。一方で女性は結婚を現実的に考えているため、収入などの現実的な条件とタイミングが合えば、一気に成婚へと進展するケースも少なくありません。
婚活で恋人はできる?
婚活サービスを利用している人は多いものの、実際に恋人ができた人が少なければ意味がありません。
婚活サービスを利用したことで恋人ができた割合は、2019年の39.3%から2023年の47.8%まで、緩やかな増加傾向にあることがわかっています。
また、2023年に婚活サービスを新たに利用した人のうち、17.7%がすぐに恋人ができたと回答していました。
そのため、婚活サービスをうまく活用すれば、自分に合った恋人・結婚相手を見つけられると言えます。

また、2023年に婚活サービスを新たに利用した人のうち、17.7%がすぐに恋人ができたと回答していました。
そのため、婚活サービスをうまく活用すれば、自分に合った恋人・結婚相手を見つけられると言えます。
参考文献:婚活実態調査2024
婚活から交際に発展する確率
婚活方法によって交際に発展する確率は異なります。
婚活方法
交際に発展する確率
婚活パーティー
10~20%
マッチングアプリ
40~50%
街コン
10~30%
結婚相談所
約10%
婚活方法の中で交際に発展する確率が高いのは、マッチングアプリです。
ただし、マッチングアプリは婚活目的ではなく、恋活目的で利用する人も多いため、相手が結婚についてそこまで意識していない可能性も考えられます。
お互いに結婚を意識した状態で交際に発展する確率は、高くても30%前後なので、回数を重ねて積極的にアプローチしていくことが大切です。
積極的なアプローチ方法としては、例えば相手のことを褒めて好意があることを伝えてみたり、頻繁に連絡を取り合ったりするのがおすすめです。
また、相手に対して細やかな配慮をしたり、どんなに小さなことでも感謝の言葉を伝えたりすると、相手に良い印象を与えられます。
結婚した人の割合が高い婚活方法ランキング!
婚活サービスと言っても様々な種類がありますが、どの婚活方法だと結婚した人の割合が高いのでしょうか?
そこで、結婚した人の割合が高い婚活方法をランキング化し、上位5つの婚活方法についてご紹介します。

参考文献:婚活実態調査2024
1位:婚活サイト、アプリ
サイトやアプリ上で希望の条件を絞って検索し、自分に合いそうな人を見つける方法です。
気になる人を見つけたら「いいね」を送り、相手とマッチングすればメッセージのやり取りができるようになります。
婚活サイトやアプリは相手に求める条件を先に絞り込んで検索できるため、ミスマッチが発生しにくく、効率的に自分に合いそうな人を見つけられます。
そのため、仕事などが忙しく、なかなか出会う機会を作れないという方に向いています。
また、アプリやサイト内でしばらくメッセージでのやり取りをしてからデートに誘うことができるため、相手のことをある程度見極めてから会いたいという方にもおすすめです。
ほとんどの婚活サイト・アプリでは本人確認が必須となっていますが、サービスによっては本人確認が不要な場合もあります。
その場合、プロフィールや画像で嘘をつかれている可能性もあるので注意してください。
2位:結婚相談所

結婚相談所は、専任のカウンセラーが希望する条件にヒットする人を紹介してくれて、なおかつお見合いのセッティングなどを行ってくれるサービスです。
結婚相談所に登録するためには、独身証明書や収入証明書を提出する必要があるため、既婚者とマッチングする心配もありません。
相手を見つけるところからセッティングまでをカウンセラーの人にお任せできるため、プロに婚活をお任せしたい人に向いています。
また、カウンセラーから恋人をつくるためのコツや交際中のアドバイスをもらうこともでき、婚活をしたいものの自信がない人にもおすすめです。
なお、手厚いサポートが受けられる一方で、他の婚活サービスに比べると利用料金は高額になってしまいます。
3位:オンライン飲み会
オンライン飲み会は、LINEやZoomなどのアプリを活用してお互いに顔を映しながら自宅で飲み会をする方法です。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、オンライン飲み会を実施する機会が増えました。実際に会って飲み会をするよりも気軽に参加でき、コストを抑えられるのもメリットです。
オンライン上でのやり取りになるため、初めて会う異性といきなりお酒を飲むことに抵抗がある人には特におすすめです。
ただし、オンライン飲み会はお互いに自宅で過ごすことになるので、部屋の片づけが必要だったり、外出時と見た目が違って見えたりするのに注意が必要です。
4位:婚活パーティー・イベント
民間企業や自治体が主催する婚活パーティーやイベントに参加し、自分に合いそうな人を探す方法です。
婚活パーティーやイベントには、自分と同じく婚活を目的として来ている人がほとんどなので、結婚について真剣に考えている人と出会うことができます。
その中から自分と相性のいい人が見つかれば、トントン拍子に結婚に向けて話が進んでいくこともあるでしょう。
また、小規模の婚活パーティーやイベントだと全員と1対1で話す時間をつくってくれているので、知らない人に話しかけに行くのが苦手な人にもおすすめです。
大規模な婚活パーティーやイベントは一度にたくさんの人と交流でき、連絡先を交換することも可能ですが、自分から話しかけないといけないので人見知りの人は注意してください。
5位:知人からの紹介
知人に相談し、自分と相性が良さそうな人を紹介してもらう方法です。最初から紹介してもらった人と2人きりで会うこともありますが、まずは紹介してくれた知人も含めて食事会などを開く場合もあります。
特によく知っている人からの紹介なら、自分と相性が良さそうな人も理解してくれているケースが多いです。
知人からの紹介は、全く知らない人と会うことに抵抗がある人や、サイトやアプリなどはなるべく利用したくないという人にも適しています。
ただし、万が一紹介してもらった人とうまが合わず、お断りすることになった場合、紹介してくれた知人とも気まずくなる可能性があります。
婚活のメリット
自然に出会えるのを待つよりも、婚活をすることで以下のメリットが得られます。
結婚に積極的な人との出会いが広がる

婚活サービスなどを利用して出会った人は、自分と同じく結婚に対して前向きに考えており、ほとんどの人は「自分と合う人がいればぜひ結婚したい」と思っています。
婚活での出会いではないと、いくら自分が結婚したいと考えていても、相手はそうでない場合もあります。
そのため、近い将来結婚を考えているなら、自分と同じく結婚に積極的な人と出会える婚活を行った方が良いでしょう。
結婚までのスピードが速い
婚活サービスなどを通して出会った人とは、最初から結婚することを目的として出会っているため、結婚に至るまでのスピードが普通に恋愛をして結婚するよりも速いケースが多いです。
中には出会ってから3ヶ月程度でスピード結婚に至るケースもあります。なるべく早く結婚したいと考えている人は、婚活に取り組んでみてください。
婚活のデメリット
婚活をすることで結婚に積極的な人との出会いが広がったり、すぐに結婚できたりしますが、その一方でデメリットに感じてしまうこともあります。
婚活にはどのようなデメリットがあるのか、事前に知っておきましょう。
ときめきを感じにくい
婚活のゴールは「結婚」なので、その人の価値観や相性に加え、年収や職種、年齢、子どもについてなど、将来の暮らしにも影響する現実的な条件で絞り込み、相手を見つける必要があります。
しかし、この方法で探すと恋愛のような駆け引きなどもなく、ときめきを感じにくい場合もあります。
結婚後にトラブルが発生しやすい
婚活は結婚までのスピードが速いというメリットがありますが、結婚に至るまでの期間が短いことで相手のことをよく理解していないまま結婚してしまい、後からトラブルに発展するケースもあります。
特にお金のことや家族に関することでトラブルが起きやすく、場合によってはすぐに離婚に至ってしまう可能性もあるでしょう。
結婚後のトラブルを回避するためにも、相手のことをよく知った上で結婚するかどうかを決めることが大切です。
婚活を成功させるためのポイント
婚活を成功させるためにも、以下でご紹介するポイントを押さえて婚活を始めてみましょう。
プライバシーの管理が必要
特にマッチングアプリやSNSを活用したネット婚活は、プロフィールや自分の画像をネット上に公開することになるため、個人情報の漏洩につながる恐れもあります。
ネット婚活を行う際には、特に個人情報の取り扱いを徹底し、またプライバシー保護の観点から信頼できる婚活サイトやアプリを選ぶようにしましょう。
また、初対面のときにどこまで個人情報を開示しても良いのか、迷う方も多いでしょう。
初対面で話しても問題ないのは、趣味や好きなこと、大まかな仕事について、簡単な家族構成についてです。
仕事と家族構成に関しては踏み込みすぎないように注意してください。
また、今どの地域に住んでいるのか、最寄駅はどこなのかなどは開示すべき情報ではありません。
婚活に取り組む期間を設定する
婚活を成功させるためには、まず取り組む期間を設定することが大切です。
婚活に取り組む期間を最初に決めておかないと、いい人が見つかっても「もっといい人が見つかるかも」とチャンスを逃してしまい、婚活自体も長引いてモチベーションが下がってしまいます。
婚活に取り組む期間は平均で約半年から1年間と言われているため、この期間を目安に取り組む期間を設定してみましょう。
結婚したい相手の条件を整理する

婚活に取り組む期間が決まったら、次にどんな人と結婚したいのか、条件を整理していきます。例えば年齢や職種、年収、価値観、性格などが挙げられます。
ここからさらに条件をつけていくことも可能ですが、あまり細かく条件をつけすぎたり、理想を高くしすぎたりすると、相手がなかなか見つからない可能性もあるので注意してください。
自分に合った婚活方法を試す
上記でご紹介したように、婚活方法にも様々な種類があります。その中から自分に合う婚活方法を試してみましょう。
例えば手軽に色んな人と出会いたいなら婚活サイトやアプリ、出会いの質を求めるなら結婚相談所や婚活パーティーがおすすめです。
コストを抑えるならオンライン飲み会や知人から紹介してもらう方法が良いでしょう。
受け身ではなく能動的に活動する
結婚は「2人で幸せになるもの」であり、「幸せにしてもらうもの」ではありません。2人がお互いのために一緒に幸せになることがポイントとなります。
しかし、中には幸せにしてもらいたいという理由で、受け身な姿勢を取る人も少なくありません。
それでは婚活もうまくいかない可能性があるため、自分から積極的に活動し、出会いを増やして行くことが大切です。
自分磨きを行う
婚活では相手の条件を絞って探しますが、相手も同じように条件を絞り込んで探しています。
つまり、いくら良い相手が見つかったとしても、相手から見た時に条件が合わなければ、お断りされてしまう可能性が高いです。
特に理想を高く設定してしまいがちな人は、本当にその人に自分が見合っているのか考えてみましょう。相手の条件に当てはまる人になるためにも、婚活を進めながら自分磨きをすることも大切です。
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