自分を傷つけた人を許せない! 自分の心を楽にするための4つの方法
自分を傷つけた人のことは、いつまでも忘れられないもの。しかし、ネガティブな過去に縛られたままでは、現状を好転させることも未来に向かっていくこともできません。
そこで今回は、自分を傷つけた人を許すための方法を紹介します。
「自分を傷つけた人のことは憎いけど、ずっとこの状態が続くのも苦しい……」といった状況の人はぜひ参考にしてくださいね。
■自分を傷つけた人を許せないのはなぜ? 4つの心理
自分を傷つけた人のことをどうしても許せないのはなぜなのでしょうか? まずはその背景にある4つの心理を紹介します。
◇(1)傷ついたことが劣等感につながっている
まず考えられるのは、過去に傷つけられた事実が自身の劣等感を刺激している可能性です。
例えば、自分が気にしている部分を他者から面と向かって指摘されたら、余計に気にするようになってしまいますよね。相手の言動によって自尊心を傷つけられたことで、さらに劣等感が強くなってしまっているのです。
コンプレックスを刺激された怒りや、自分への自信のなさに対するいら立ちなど、負の感情をひとまとめにして、相手への憎しみとして消化しているのかもしれません。その結果、いつまでも相手のことを許せない気持ちが消えないことが考えられます。
Check!:劣等感が強い人の特徴とは? 原因と克服方法を専門家が解説【診断付】
◇(2)許したら償ってもらえなくなることへの不安
許せない心理の中には、一度相手のことを許してしまったら、もう償ってもらえないという不安が隠れている可能性も。
もしかするとあなたは、「許す」=「なかったことにされる」「自分が傷ついた事実を忘れられてしまう」という風に解釈しているのかもしれません。
相手に自分がしたことを忘れないでほしい、納得するまで償ってほしいという願いから、許したくても許せずに苦しい状況が続いているのでしょう。
◇(3)被害者意識が強い
「傷つけられた自分は被害者で、相手は深く反省するべき」という強い被害者意識から、許せない心理が続くケースもあります。
自分が正しいと思えば思うほど、相手の非を攻撃したくなってしまうもの。それが相手の明らかな過ちで、周囲からの同情の声が多くなるほど、許せない気持ちが長引きやすくなります。
◇(4)許すことが負けだと思っている
許すという行為が自分の負けを認めることだと思っていると、許せない状況が続いてしまいます。
これはプライドが高く、負けず嫌いな人に多く見られる心理。相手のことを許すと、まるで自分が相手よりも弱い立場の人間になったかのように錯覚してしまうのです。
■自分のことを傷つけた人を許せるようになる方法
自分のことを傷つけた相手のことを許したいと思っても、簡単にはできないもの。
しかし、少しずつ意識を変えていくことができれば、強い憎しみの念も落ち着いていくはずです。
ここでは、相手を許すための4つの方法を紹介します。
◇(1)体調を整えてリフレッシュする
自分を傷つけた相手を許せない気持ちが長引くほど、イライラして疲れが抜けない状況になってしまいます。
そこで、まずは休息をとって体調を整えることから始めてみましょう。仕事も休暇をとるなどして、思いっ切りリフレッシュすることが大切です。
一度怒りの感情から離れてやりたいことに熱中すると、心に余裕が生まれ、俯瞰で物事を捉えられるようになりますよ。
Check!:リフレッシュしたい時は「知らない場所に行くこと」がとにかくおすすめなワケ
◇(2)相手に期待しない
自分を傷つけた人のことを許せないのは、あなたが相手からの謝罪を期待しているものの、それがかなわないからかもしれません。
何事も自分の思い通りになるとは限りません。ましてや、相手を変えることはもっと難しいもの。
だからこそ、相手に求めるのはやめて、自分自身に目を向けていきましょう。怒りや悔しさといった負の感情をバネにして、未来へと気持ちを切り替える姿勢が大切なのです。
◇(3)自分のために許すという思考を持つ
相手を許すことは決して負けではなく、自分のためだと気づきましょう。
相手を憎み続けても、あなたが傷ついたという事実は消えません。過去にとらわれ、人生が停滞してしまうのはもったいないことです。
ぜひこの機会に「自分が前を向くためにも相手のことを許そう」という思考に切り替えてみてはいかがでしょうか。
◇(4)ジャーナリングで心を整理する
ジャーナリングは「書く瞑想」といわれており、紙にひたすら思ったことを書き出すシンプルな方法です。
怒りや劣等感などさまざまな感情が入り混じっている時は、それらを全て外に吐き出すことで心を落ち着けることができるはず。
また、自分の中にある気持ちを客観視することにもつながるため、何に対して怒っているのか、何が嫌なのかなど自己分析をするのにも役立ちます。
ネガティブな感情を毎日ジャーナリングで手放す習慣を身に付ければ、やがて相手のことを許せる日が訪れるでしょう。
Check!:ジャーナリングとは? 書く瞑想のやり方と効果
■自分を傷つけた人を許せることがあなた自身の成長につながる
自分を傷つけた相手を簡単に許せないのは当然のことといえます。しかし、起きた事実は変わらず、ネガティブな感情をいつまでも抱え込んでいるのは苦しいものです。
だからこそ、この怒りや悔しさを大きな成長へのバネにしていきましょう。相手を許す訓練は、生涯にわたって人生を豊かにする一助となるはずです。
(LIB_zine)
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