

わたしって恋愛依存症…?自分でできるセルフチェック10個
「わたし、もしかして恋愛依存症なのかも……」そんな疑問を抱いたことはありませんか? 幸せな恋愛を楽しむヒントとして、あなたの恋愛依存度をチェックしてみましょう。そもそも恋愛依存症とはなんなのか、原因やおすすめの克服法もあわせて紹介します!
そもそも恋愛依存症とは?

『恋愛依存症』は、『恋愛に強く執着・依存した状態』をいいます。恋愛依存症と似たニュアンスを持つ言葉に『恋愛体質』がありますが、恋愛体質が意味するのは、『恋愛スイッチが入りやすく、恋愛に積極的な状態』です。
恋愛依存症の人が恋愛で苦しい思いをしがちなのに対し、恋愛体質の人は基本的に恋愛を楽しみます。生活の中で恋愛の比重が大きい点は同じですが、よりネガティブに傾きやすいのが恋愛依存症・ポジティブに傾きやすいのが恋愛体質です。
【セルフチェック】恋愛依存症の特徴

恋愛依存症に陥った人には、自覚の有無にかかわらずいくつかの共通する特徴があります。恋愛依存度を見極める1つの参考として、あなたの恋愛依存度をセルフチェックしてみましょう。
下記に該当する項目が多ければ多いほど、あなたの恋愛依存度は高いと判断できます。
①生活の中心は恋愛
恋愛依存度が高い人は、生活の中心が恋愛になりがちです。受験や就職といった人生の重要な節目でも、恋愛をしていればすべて後回し。ライフプランが恋愛によって大きく変わるタイプです。
②恋人がいないと落ち着かない
「恋人がいないと不安や焦りを感じて落ち着かない」これも恋愛依存度が高い人の特徴です。「あの人が好きだから付き合いたい」よりも「恋人が欲しい」気持ちが優先するため、周囲に「なぜあの男性を選んだんだろう」とうわさされるような恋愛をしてしまうことも……。
③見捨てられ不安が強い
恋愛依存度が高い人は、恋人はもちろん、周囲の人たちに対する見捨てられ不安が強い傾向にあります。どんなに親しい相手でも「嫌われるんじゃないか」「見捨てられるんじゃないか」といった不安を拭い去れず、執着や依存を強めてしまうのです。
④恋人のすべてを把握したい
「恋人に愛されたい」「捨てられたくない」という強い思いは、いき過ぎると「浮気をしているんじゃないか」「ほかの女性に言い寄られているんじゃないか」といった疑念を生みます。疑念を晴らして安心感を得るために、恋人の行動を常に把握しようとしてしまうのです。
⑤恋人がいる時期は友達と疎遠になる
恋愛依存度が高い人の生活は、恋愛を中心に動いています。恋人がいる時期は恋人が人生そのものとなり、それ以外の人に興味が持てません。空き時間は恋人に連絡し、休日はデートをし…… が普通になるため、恋愛中は友達との関係が疎遠になります。
⑥恋人の色に染まりがち
ヘアメイクやファッションはもちろん、場合によってはキャラクターまで、恋人の色に染まるのも恋愛依存度が高い人の特徴です。
これは、恋愛依存度の高い人がもともと流されやすいタイプであることに加え、「恋人にとって理想の自分でいたい」との思いが強いことに大きな原因があります。恋人ができるたび、まるで別人のようにキャラ変してしまうことも。
⑦恋人の何気ない言動で「嫌われた」と感じてしまう
恋愛依存度が高い人は、無意識に恋人の顔色をうかがい、ちょっとした言動から「嫌われた」と感じてしまいがちです。
場合によっては、恋人自身にまったくそのつもりはないにもかかわらず、「もう終わりなんだ」と思い詰めてしまうこともあるでしょう。みずから悪い流れを引き寄せてしまいやすいタイプです。
⑧心を許せる人がいない(少ない)
恋愛依存度が高い人の多くが、自分の本心を人に打ち明けることが苦手です。基本的に他者からの愛情を信じられないため、なかなか心を許すことができません。安心できる存在が少ないからこそ、恋人へ向ける執着もまた強くなるのです。
⑨自己犠牲に走りがち
恋人からの愛情を強く求める気持ちは、愛されるための献身や犠牲へとつながります。恋人のために全財産を費やしたり、呼び出されれば何時でもどこへでも駆けつけたりといった、一方的に自分を犠牲にした恋愛をしやすい傾向にあります。
⑩別れを決断できない
恋愛への行き過ぎた依存や執着は、相手に対する盲目さを生みます。見捨てられ不安も加わって、恋の終わりを感じたり、交際を続けてはいけない相手だと分かったりしても別れを決断できません。結果、ズルズルと関係を続ける傾向にあります。
恋愛依存症になる原因

では、人が恋愛依存症になるそもそもの原因とはどのようなものなのでしょうか。主な原因を3つ紹介します。
幼少期の環境
幼少期に、両親をはじめとする周囲の大人から十分に愛情を与えられなかった人は、人間関係に不器用になりがちです。出会って間もないにもかかわらず強引に距離を縮めて相手を戸惑わせたり、反対に人間関係から距離を置こうとしたりするケースも珍しくありません。
このタイプの人にとって、恋人はある意味親代わりの存在です。まるで幼少期に与えられなかった愛情を埋めるかのように恋人に依存し、どこまでも深く愛されることを求めてしまうのです。
過去の恋愛のトラウマ
信じていた恋人に裏切られたり、報われない恋を長年続けていたりなど、過去に恋愛でつらい経験をした人は恋愛依存症になりやすい傾向にあります。
これは、「あんな思いはもうしたくない」という無意識の思いに原因があります。傷つくのを恐れる自己防衛本能が、恋人への過剰な依存や執着となって表れてしまうのです。
極度の自信のなさ
恋愛依存症の人は、基本的に自分に自信がありません。自分を信じられないからこそ、『恋人に愛されない自分=価値がない』との極端な考え方に陥ってしまい、恋愛に振り回されてしまうのです。
このタイプの人にとって、『異性に愛される自分』『愛し合う恋人がいる自分』でいることは重要なアイデンティティーの一部であり、同時に自信の源でもあるのです。
恋愛依存症を克服して幸せな恋をしよう

『恋愛依存症』は、恋愛に対し過剰な依存や執着をした状態をいいます。背景には幼少期の愛情不足や恋愛のトラウマ・自信のなさがあり、決してポジティブな状態ではありません。
そんな恋愛依存症を克服するためには、まずあなた自身があなたを愛することが大切です。自分自身に十分な愛情を注ぐことで、恋人をはじめとする他者の愛情を必要以上に求めずに済みます。やがて自信が生まれ、本当に愛すべき人との健全な恋愛を楽しめるでしょう。
あなたは唯一無二の存在です。ほかの誰でもないあなたがあなたを愛し、その価値を認めることで、恋人からより深く愛される魅力的なあなたになれるはずですよ。
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