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“都合のいい女”卒業! ダメ男を捨てる決め手となった一言
「中学の時イケてない」タイプだった私は、学生のときはモテとは縁遠い生活を送っていました。「どうせ私はイケてないから私なんて好きになってくれる男性なんていない」と、いつも卑屈な思いを抱えていたのです。
そんな自己肯定感が底辺レベルだった私の、初めてのお付き合いについてお話ししたいと思います。
■自信が無いばかりに我慢した恋も、つかの間……
10代の頃は、自分の容姿や性格に自信が持てませんでした。今まで一度も彼氏ができなかったことも、自信を持てない理由のひとつ。それは多感な時期を経て、どんどん大きなコンプレックスになっていました。
そんな気持ちを抱えたまま大学に入学すると、仲の良い友達全員に彼氏がいると知り、私のコンプレックスは頂点に! 「どうにかして彼氏を作らなければ!」と焦燥感に駆られ、恋活を開始。
そしてあらゆるルートで出会いを探し、一回り年上の30歳の男性とめでたく付き合うことに。彼氏ができた、という事実が、私の自己肯定感を大きく上昇させてくれました。
しかし、付き合ってからも「こんな何の魅力も無い私を好きになってくれたんだから」「この人を逃したら次は無い」と考えていました。自分の要望は言わず、相手の言うことに従い、必死で嫌われないようにビクビク……。
ところがそんな努力もむなしく、半年ほど経って彼が突然仕事を辞めたことから、事態は急変。「お金無いし、もう付き合えない」と一方的にフラれてしまったのです。
「別れたくない」とすがりましたが、電話もメールもスルー。家まで訪ねても追い払われ、あっけなく恋が終わってしまったのです。
■復縁してなったのは彼女ではなく「都合のいい女」
それから半年間全く吹っ切れず、絶望する日々。「あの人以外私のことを好きになってくれる人なんていないのに、これからどうやって生きていこう……」と、ずっと彼を思い、逡巡していました。
そんな時、突然何事も無かったかのように、彼から連絡がきたのです! 「久しぶりに会おう」という誘いに二つ返事で尻尾を振って、念願の再会。そして最後の望みを賭けて「次の彼女ができるまででいいから、一番じゃなくてもいいから、また付き合ってほしい」と復縁を懇願。すると彼はちょっと迷いつつも「いいよ」とライトな返答。また私は自己肯定感を上げてくれる存在を手に入れたのでした。
しかし、その後は苦しみの連続。会うのは彼から連絡があった時だけ。しかも汚い場末のラブホテルか、友人がいない間に部屋を借りて、体を重ねて終了。ひどいときは、私が助手席にいるときに別の女性と電話をし、「帰って」と土砂降りの中、車から降ろされたこともありました。
まさに俗にいう“都合のいい女”。でもこれは自分が選んだ立場です。「またフラれるくらいなら……」と自身をなだめていました。
ところがある時、バイト先の男友達に彼氏の話をすると、「なんですかその男、最低ですね! 関さんならもっといい男と付き合えますよ」と真剣に言われ、ハッとしたのです。
初めて恋人ではない男性に自分を認めるような言葉をかけられたことと、第三者から見てこの関係は異常なのだと教えられ、ようやく自分にかけていた呪いを解くことができました。
「本当だ、この男を選ぶ必要、全然無いわ」
それからすぐ彼氏に別れを告げ、次の恋愛に踏み出せるようになりました。
■イタい恋から得た教訓「他人よりもまず自分を愛して」
今思えば、「彼氏との別れ」に絶望していたわけではなく、「彼氏という自分を認めてくれる存在がいなくなり、また『ダメな自分』に逆戻りしたこと」に絶望していたのだと思います。恋愛だけが自己肯定感を高める方法になってしまい、「また自信を取り戻すにはあの人と復縁するしか無いんだ」と思い込んで、彼との付き合い方が不健全なことにも気づけなかったのです。
その後、大学で勉強を頑張り、バイトで結果を出し、恋愛以外の経験で自信が持てるように。そして男性に対しても「私のことを好きにならないなんてもったいないよ!」というスタンスに変わり、受け身ではない能動的な恋愛ができるようになりました。
自己肯定感が低いと相手主導の恋愛をしてしまい、結局自身が苦しい思いをします。自分をしっかり愛してあげてこそ、健康的な恋愛のステージに上がれるんですね。
今は自己肯定感が低くても、勉強や仕事、趣味など、自分が輝ける場所はたくさんあります。その成功体験が、少しずつ愛すべき自分へと変えてくれるはず。人生の経験値を高めながら、健やかな恋愛をしましょうね!
(文・関由佳、イラスト・菜々子)
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