好きな相手が嫌いになる「蛙化現象」 なりやすい女性の特徴と対処方法

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恋愛で両思いになった時に起こりやすいと言われている『蛙化現象』。女性であれば誰でも起こる可能性がある蛙化現象とは一体どんなものなのか、特徴とその対策を紹介します。

好きな相手が突然嫌いになる蛙化現象とその由来

蛙化現象とは、好きな男性が相手も自分を好きだと知った途端に突然気持ちが冷めてしまう現象を心理学的にあらわした言葉です。本来、好きな相手と両思いであるとわかると、幸せ一杯になるはずですよね。

しかし、蛙化現象は両思いがわかった瞬間に急に相手が気持ち悪く見えてきたり、好きじゃないかも…と相手を拒否したくなってしまうのです。ちなみに、言葉の由来はグリム童話の「カエルの王子様」をもじっています。

カエルの王子様は、とある国の王女様が一匹のカエルに出会い、王女はそのカエルを嫌いますが、カエルが実は王子様だったわかった瞬間に気持ちが変わって好きになってしまう…という物語。実際の蛙化現象は、好きな気持ちが嫌いになるので逆となりますが、一瞬の出来事で気持ちが反転することからきています。

憧れの王子様のように好意を持っていた男性に対して、突然カエルのように興味を失うといった、逆転現象が起こってしまうのです。

蛙化現象に悩まされやすい女性とは

好きだと言われた男性に突然興味を失うといった蛙化現象は、当然ながら相手の男性に非はまったくありません。むしろ「突然どうして…」と男性がトラウマにさえなってしまいますよね。蛙化現象が起こってしまう原因は女性自身の中に問題があります。

せっかく両思いになるために頑張っていたのに、いざ夢が叶ったら蛙化現象が起きてしまわないよう蛙化現象が起きやすい女性の特徴を見ていきましょう。

(１) 自分に自信がない女性　

自分に対して自信を持てない女性は蛙化現象が起きやすいです。自信がないために相手から「好きだ」と言われても、その気持ちを信じられないからです。

片思いの内から「私なんかはそもそも恋愛対象にならないのだから…」と恋愛に対して一線を引いている場合も多く、そのためいざ男性から好かれた時に、理解できないといった状況になってしまいます。また結果として相手の男性だけでなく、恋愛そのものに嫌悪感を引き起こしてしまいます。

(２) 恋に恋してる女性　

好きな男性への理想や期待値が高すぎると、いざ両思いになった時に蛙化現象は起きやすくなってしまいます。例えば好きな男性が「好きだよ」と言ってきた告白の仕方に何か違う…と感じてしまったり、よくよく近くで顔を見たらそんなにかっこいいとも思わなくなってしまったりなど。

相手自身をきちんと見て好きになったのではなく、恋に恋してしまっている女性は、現実の恋を受け入れられないことから、急に気持ちが冷めやすくなってしまう蛙化現象が起きてしまうのです。

(３) 恋愛経験が少ない女性　

恋愛経験が少ない女性は、どうしてもリアルな恋愛がどのようなものか知りません。そのため、自分の妄想だけが広がっていき、恋愛は〇〇であるといった固定概念ができやすくなってしまいます。

キスは気持ちいいはずなのに、実際キスをしてみたらヌメヌメして気持ち悪い…といった出来事も起きやすく、いざ両思いになった時に、嬉しい気持ちよりも知らないことへの不安から相手に嫌悪感を持ってしまうことがあります。

蛙化現象への対策はシンプル

蛙化現象をどうすれば起こさなくなるのかといった対策は、一言で言えばとってもシンプルです。それは、恋愛に期待しすぎないようにすればいいだけだからです。蛙化現象が起きる主な原因は、恋愛とは幸せなものであると思い込みすぎていること。もちろん恋愛は幸せなものですが、人を好きな気持ちは幸せだけではありませんよね。

蛙化現象は恋愛に期待しすぎた結果、現実とのギャップで相手が嫌になってしまうので、始めから恋愛はそこまでキラキラしたものではないとわかっておくことが大切です。それは好きになった相手にも言えることでしょう。

どんなに好きな相手でも人間である限り欠点はたくさんあるのです。その欠点をいかに愛せるかということが恋愛の醍醐味になってくるので、今一度恋愛に対する意識を自分の中で変えてみましょう。