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「嫌われてもいい」と割り切るための4つの方法
「なんで私はこんなに周りの目を気にしてしまうんだろう……」と悩んでいませんか?
周りの目を気にするのは、「嫌われたくない」「みんなから好かれたい」「気に入られたい」と心のどこかで思っているからです。
人から自分がどう見られるかを気にするストレスから解放され、もっと自由に、自分らしくいられるための考え方をご紹介しましょう。
■「嫌われたくない」と思うことで生じる4つのデメリット
そもそも、なぜ「嫌われたくない」「気に入られたい」と思うのか。
それは、嫌われることを恐れているからです。
人から嫌われるのは、とてもショッキングでつらいことです。自分が否定されたような感覚になったり、居場所がなくなった感じがしたり、まるでこの世の終わりのような恐怖の感覚が湧いてくることもあります。
だから、「嫌われたくない」と思うのは、人間として極めて普通のことだといえます。
しかし、あまりにも強く「嫌われたくない」「気に入られたい」と思っていると、絶対に嫌われないようにしようと他人の顔色を伺ったり、評価を過度に気にしたり、自分を犠牲にして相手に合わせたりするなど、不自由な生き方を強いられることになります。
「嫌われたくない」「気に入られたい」と思うことによって、いろいろなデメリットが生じるというわけですが、具体的には次のようなことが起こります。
◇(1)我慢してストレスがたまる
楽しくない飲み会に無理して参加したり、関わり合いたくないうわさ話に仕方なく加わったり。
本当は気が進まないことなのに、嫌われたくないから我慢して付き合い続けるので、ストレスがたまります。
また、対人関係において自分の気持ちや意見を言えないために、不満やわだかまりを抱え込んでしまうことも、ストレスをため込む原因となります。
◇(2)自分の時間やお金を奪われる
無理して付き合うことは精神的に悪いだけでなく、それに費やす時間を無駄にし、飲食代などの余計な出費もかさむことになります。
やりたいことや買いたいものに使えたはずの時間やお金を犠牲にするということも、「嫌われたくない」と思うことでの弊害の1つです。
◇(3)忙しすぎて健康を損なう
人から頼まれたことやお誘いを断ることができないため、やらなければならないことがどんどん増えていきます。
なんとか処理できるうちはいいのですが、気が付いたら、忙しくて首が回らなくなってしまいます。
その結果、疲労の蓄積や睡眠不足が生じ、健康を損なうことにもなりかねません。
◇(4)常に周りに振り回される
仕事やプライベートの予定があるにもかかわらず、急な依頼やお誘いを断れないと、自分のペースを乱されることが頻繁に起こります。
周りの都合に振り回されていると、集中力を維持するのが難しくなったり、効率的に段取り良く行動しづらくなったり、「仕事が遅い人」「仕事ができない人」というレッテルを貼られてしまう場合もあります。
人のために良かれと思って引き受けているのに、かえって自分の評価を落とすという理不尽な状況に陥ってしまうのです。
■「人から嫌われてもいい」と覚悟することで得られるメリット
「嫌われたくない」「人から好かれたい」という思考にとらわれていることによって、どのようなデメリットが生じるのか理解できたと思います。
ここで考えてみてほしいのですが、もし他人からの評価を気にせず自由に選択できるようになったとしたら、どのように変わるでしょうか?
先ほどのデメリットとは正反対に、次のような状態に変わるはずです。
・我慢することでのストレスを抱えなくなる。
・自分の時間とお金を自由に使える。
・過労で体調を崩す心配がなくなり、健康でいきいきと暮らせるようになる。
・自分のペースで仕事や生活ができるようになり、生産性が上がって、自分への評価も高くなる可能性がある。
このように改めて考えてみると、「嫌われたくない」と思うことで、いかに多くの損失を自ら引き寄せてしまっているかに気付くのではないでしょうか?
参考にしたい「嫌われてもいい」と思える人の心理
デメリットが多いことを認識したことで、今までずっと「嫌われたくない」と思ってやってきた自分を変えたい、と思った人もいるかもしれません。
では、いったいどうすれば、「嫌われたくない」という思考にとらわれないようになれるでしょうか?
そのヒントとして、「嫌われてもいいと思える人」について考えてみましょう。
◇「嫌われてもいい」と割り切っている
「嫌われたくない」と思わない人は、頼まれ事をされたり、気が進まないお誘いがあったりした時、自分を犠牲にしてまで引き受けることはしません。「どうするか決めるのは私だ」と思っているからです。
また、自分の気持ちや意見をしっかり相手に伝えますが、そういう時に、「これを言ったら私がどう思われるだろうか」などと思いません。
こういった態度が取れるのは、「もし嫌われたら、それはそれで仕方がない」という意識を持っているからでしょう。
要するに、「嫌われてもいい」と割り切っているのです。
この心理的背景としては、次のような確固たる信念があると考えられます。
・他人の評価で、自分の価値は決まらない。
・たとえ自分が嫌われたとしても、自分の人間としての価値は変わらない。
・分かってくれる人はちゃんと分かってくれる。
この信念があることで、嫌われることに対して恐怖を感じていないのです。
◇「嫌われてもいい」という覚悟を持っている
「絶対に誰からも嫌われてはいけない」と思っていると、嫌われることが恐怖となります。
しかし現実には、誰からも嫌われないということはありません。いくら嫌われないように注意していても、嫌われる時は嫌われてしまうものです。
ですから、ある程度は、「嫌われてもいい」という覚悟を持っておくべきだといえます。
なお、念のために言っておきますが、「嫌われてもいい」と思うことは、「他人に嫌われても構わないから、なんでもかんでも自分のやりたいようにやるべきだ」ということではありません。
自分にとって無理のない範囲であれば、相手に合わせることは当然あってもいいのです。
むしろ、社会で生きていく上では、ある程度の協力姿勢が必要な場面は多いでしょう。
他人の評価を過度に気にして気持ちを抑え込み、自分を犠牲にするくらいなら、「嫌われてもいい」と割り切ることも必要ではないか、というひとつの考え方の提案だと捉えてください。
■「嫌われてもいい」と思えるようになる方法
「嫌われてもいい」と割り切ることが必要という話でしたが、嫌われることに対する恐怖心を強く持っている人にとって、それはなかなか難しいことです。
「嫌われてもいい」と割り切るためには、嫌われることに対する恐怖をまずは克服する必要があります。
私からの提案としては、最終的には「嫌われてもいい」と割り切れるようになることを目指しつつ、まずはそこへ向かって1歩ずつ近づいていきましょう。
自分のペースで恐怖を克服していけばいいので、焦らず挑戦してみてほしいと思います。
そのために役立つ4つの取り組み方法についてご紹介します。
◇(1)最悪の状態を想像してみる
恐怖が克服できない1つの理由として、あまりにも怖いために恐怖の対象から目を背けているという要因があります。
そこで、実際に嫌われたらどうなるかを考えてみましょう。
例えば、周りから無視される、陰口をたたかれる、ハラスメントを受ける、といったことになるかもしれません。
確かに、ここまでいくと耐えがたい苦痛になりますが、よく考えてみましょう。
あなたが少しくらい自分の気持ちや意見を表現したからと言って、ここまでの状況になるものでしょうか?
よほどのことでない限り、このような状況には普通はならないものです。もしそうなるとしたら、相手の方に問題があります。
互いの意思を尊重し合うのが良識ある社会人の態度であるにも関わらず、子どものいじめのようなことをするような人は、精神的に未熟で付き合う必要のない相手です。
そういう人たちとは、むしろ積極的に距離を置いた方がストレスにならなくていいはずです。
このように最悪の状態を考えてみると、自分の恐怖は案外、取り越し苦労かもしれないと思えてくるものです。
あとは、そんな最悪の状態にならないように、自分の表現方法を工夫すればいいだけです。
「嫌われたくない」と思う人ほど、慎重かつ丁寧に表現できるはずですので、上手なコミュニケーション方法についてぜひ学んで試してみてください。
◇(2) 話し相手を見つける
怖い場所に行く時には、誰かと一緒だと少しは安心できるものです。怖い気持ちを誰かと共有できることで、恐怖は薄らいで気持ちが落ち着きます。
そこで、気の置けない友人や家族に、自分のことを正直に話してみてはいかがでしょうか?
「自分は嫌われたくないと思う気持ちが強い」「こういう時には、ついこういう行動をしてしまう」といったことを聞いてもらうと、それだけで気持ちが落ち着いていくことに気付くかもしれません。
相手から「分かる! 私も同じ!」といった反応があると、「ああ、私だけじゃないんだ」と安心できることもあります。
今まで誰にも言えず1人で抱え込んでいたものを外に出すことで、気持ちが楽になります。すると、ちょっと頑張ってみようかな、と思えてきます。
◇(3)自分で自分に話し掛ける
自分の気持ちを共有できる相手がいない時、あるいは自分1人の時に、恐怖に耐える役に立つのが、自分で自分に話し掛けることです。
「やっぱり、嫌われたくないと思ってしまうよね。今はそれも仕方ないよね」
「大丈夫! なんとかなるよ」
「あの人が私の気持ちや意見を受け入れてくれなくても、それはそれで仕方ないよね」
「今回はちょっと怖いから、自分の気持ちは言わなくてもいいんじゃない?」
こうやって自分に向かって言うことで、気持ちが落ち着いてくるものです。
このようなセルフトークをするときのコツは、肯定的に言うことです。
「また言えなかったね」「がんばって言わなきゃダメだよ」「いつになったら言えるようになるの?」といったように、批判的な言葉を自分に言うと、かえって委縮してしまって、恐怖に立ち向かえなくなります。
自分は自分の味方になって、何があっても自分を肯定するように話し掛けることで、頑張ってみようという勇気が湧いてくるはずです。
◇(4)簡単そうなことから始める
恐怖を克服する方法として有効なのが、徐々に慣れていくことです。
犬嫌いの人が子犬から慣れていくように、小さいハードルから挑戦し、徐々に高くしていくのです。
これくらいなら自分の気持ちや意見を主張しても大丈夫かな、と思うような軽めのものからチャレンジしてみてください。いざ勇気を出して伝えてみると、すんなり相手が受け入れてくれて、拍子抜けするかもしれません。
こうやって成功体験を積み重ねることで、自分を素直に表現してもいいんだと自信が付いてきます。
上で説明した3つの取り組みも同時にやりながらチャレンジすると、より着実に進歩できると思います。
難しいと思った時は無理をする必要はないので、気楽な気持ちでぜひ取り組んでみてください。
少しの勇気を出して自分を素直に表現してみよう
他人からの評価を気にして自分の気持ちや意見を抑え込んでいると、ストレスがたまるだけでなく、自分に自信が持てなくなっていきます。
自分を素直に表現することは、慣れないうちは怖いかもしれませんが、実際にやってみると、思っていたような悪いことばかりではないことに気付くはず。
ちょっとの勇気を出して、自分を成長させるためにチャレンジできたらいいですね。
(笹氣健治)
※画像はイメージです
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