

高石あかり、オダギリジョーとの共演作撮影中に“朝ドラ”ヒロイン決定も秘密厳守「めちゃくちゃ言いたくて…」

オダギリジョーと高石あかりが、7月5日に都内で開催された映画「夏の砂の上」公開記念舞台あいさつに登場。メガホンをとった玉田真也監督と共に、「第27回上海国際映画祭」でのエピソードなどを語った。
「第27回上海国際映画祭」コンペティション部門で審査員特別賞
同作は、松田正隆氏による「読売文学賞」戯曲・シナリオ賞受賞の戯曲を、玉田監督の演出・脚本で映画化したもので、息子を亡くした喪失感から人生の時間が止まり、妻に見限られた主人公・治(オダギリ)と、妹が置いて行った17歳のめい・優子(高石)との突然の共同生活から始まる物語。愛を失った男、愛を見限った女、愛を知らない少女、それぞれの痛みと向き合いながら、彼らが夏の砂のように乾き切った心に、小さな希望の芽を見つけていく姿を描く。
先日閉幕した「第27回上海国際映画祭」のコンペティション部門に日本作品で唯一招待され、日本映画として23年ぶりの快挙となる審査員特別賞を受賞した今作。
共同プロデューサーとしても関わっているオダギリは、受賞について「(コンペティション部門の)審査委員長がジュゼッペ(・トルナトーレ)さんだったんです。『ニュー・シネマ・パラダイス』を撮った(脚本・監督)伝説的な方で、その方が一押ししてくれたということだったので、とても光栄だし、まさか本当に賞をもらえるとは思っていなかったので。ただのにぎやかしで呼ばれているのかなって(笑)。うれしかったですね」とおどけつつも、喜びを語った。
一方、海外の映画祭はこれが初めての参加だったという高石は「個人的にすごいなと思ったのは、上海国際映画祭で待っている時間が結構あって、そのときにいろんな国の方々がオダギリさんに『写真撮ってください』『サインを!』って、たぶん一番求められていて(笑)。そういうところでも、オダギリさんって世界に名を(轟かせている)…というか。勝手にうれしくなっちゃいました」と海外でのオダギリの人気ぶりに驚いたことを伝えると、オダギリは「それ、いろんな所で言ってください(笑)」と、おちゃめにお願いしていた。
オダギリ、高石の口の堅さに感心「偉いですね」
また、高石といえば2025年度後期連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK総合ほか)のヒロイン・松野トキ役を務めることが決まっているが、ちょうど高石がヒロインに決まったことを知ったのが「夏の砂の上」の撮影時期だったという。
ただ、まだ情報解禁前で“秘密厳守”の時期だったため、オダギリをはじめ誰にも言わなかったそうで、高石は「言いたかったです…。(オダギリが)一番近くにいたから、めちゃくちゃ言いたくて。言っちゃいけないんですよ」と述懐すると、オダギリは「やっぱり言っちゃいけないんですね。(ちゃんと守って)偉いですね」と感心しきり。
さらにオダギリが「特に(秘密を)言っちゃいけないタイプですよ」と補足すると、察した高石は「絶対ダメですね。言ったら(誰かに)言っちゃう絶対。オダギリさんだけには言わないぞ、って感じですね」とニッコリ。
続けてオダギリが「(受かったそぶりは)全然感じないし、うまいんですね。隠し事が」と話すと、高石は「でも、ちょっとだけ『先日大きいオーディションがあって』みたいなことを決まる前に言っていて…。『この間、最終受けて来たんですよね』みたいなことは言った記憶があって。結果は言わないぞっていう気持ちでいましたが…」と振り返るが、オダギリのピンときていない表情に「全く覚えてなくて安心します」と、安堵(あんど)していた。
そんな中、7月7日(月)が七夕ということで、それぞれ今の願いを記したBIG短冊を披露することに。オダギリは「映画がヒットしますように」、高石は「家族と一緒に観られますように」、玉田監督は「たくさんの人に観てもらえますように!」と発表。この手の企画ではプライベートの願いを書く人も珍しくないが、3人は息ピッタリ、示し合わせたかのように今作の鑑賞を願う文言だった。
高石は「母は完成披露のときに見てくれていたんですけど、父と兄にも見てほしいなと。できたら劇場で一緒に見たいなという思いも込めて」と明かし、実家が宮崎ということで「父も宮崎にいたりして、一緒にいられる時間も少ないのでそういうときにこの映画を見てほしいなと素直に思いました」と吐露した。
そしてオダギリは「“ヒット”とかちょっと嫌な言葉になってますよね。何か品がない言い方になってしまって反省しています」とストレートな言葉に反省しつつ、「最近こういうミニシアター系の映画ってなかなか作るのが難しいので、こういう作品こそ映画館で見てもらって、(興行的に)成功することが次につながっていくので。メジャーだけが残るとちょっと寂しいことになりますよ。なので皆さんぜひ応援してください」と、真摯(しんし)に呼び掛けた。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT)
※高石あかりの「高」は、ハシゴダカが正式表記
関連記事
-
これはガチ。男性が「付き合いたくはない」と感じる女性の特徴TOP3ハウコレ
-
愛されすぎも疲れる?男性が「本気で好きになった女性」に示す態度TOP3ハウコレ
-
男性の誕生月でわかる!本気で結婚を考えている時の行動<1月~6月>ハウコレ
-
ホテル受付で『ハズレじゃね?』とスタッフを見下す客。しかし後日、客『いや…その…』一瞬で“青ざめて”いきーー⇒【人間関係を円滑にするコツ】Grapps
-
妻の7千円のバッグに…夫「俺の金だろ」と激怒!?だが直後⇒妻「俺の金…?」勘違いを指摘された夫は…【夫の無神経な言動への対処法】愛カツ
-
義家族の前で…妻のスッピン姿を“酒の肴”にする夫!?しかし直後…『気になる(笑)』悪質なのぞきを<排除>したのは…【夫の問題言動の対処】Grapps
「映画」カテゴリーの最新記事
-
原田泰造、主演ドラマ映画化に驚き FANTASTICS中島颯太の成長褒めるもツッコまれる「ちょっと薄い」【映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!】モデルプレス
-
FANTASTICS中島颯太、撮影合間に共演者と水族館散歩 遭遇した視聴者が困惑「どういう状況?って」【映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!】モデルプレス
-
IMP.基俊介、舞台あいさつ前の控え室に突然メンバーが来訪で「迷惑系YouTuberかなと思いました」WEBザテレビジョン
-
吉沢亮、裸シーンのため1ヶ月で身体づくり「どうにか脱いでも恥ずかしくないであろうぐらいに」モデルプレス
-
本田望結、過干渉な母親を持つ大学生役に「これほど“本田望結を封印”する役は初めてでした」WEBザテレビジョン
-
IMP.基俊介、舞台挨拶当日にメンバーからサプライズ「迷惑系YouTuberかなと」【愛されなくても別に】モデルプレス
-
南沙良、本田望結の行動に1年越しの質問「びっくりしすぎて」まさかの回答に照れ【愛されなくても別に】モデルプレス
-
新ドラマ「ちはやふる−めぐり−」放送記念、広瀬すず主演の“過去シリーズ4作品”を見どころとともに紹介WEBザテレビジョン
-
オダギリジョー主演「夏の砂の上」、スペシャルトーク映像が公開 長崎ロケでの憩いの場は毎晩開店する"スナックジョー”WEBザテレビジョン