JO1・豆原一成、市毛良枝とのW主演映画が今秋公開「誰かを思うことや学ぶことの楽しさを感じてもらえたら」

2025.05.28 10:59

JO1の豆原一成と市毛良枝のW主演映画「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」が10月24日(金)に新宿ピカデリー他にて全国公開されることが決定。ティザーポスターと特報映像が解禁されると共に、豆原と市毛のコメントも到着した。

孫と祖母とが軽やかに紡ぐ家族の物語

本作は、島田依史子氏の著作「信用はデパートで売っていない　教え子とともに歩んだ女性の物語」(講談社エディトリアル刊）を原案にした作品。島田氏は、約100年前、女性の活躍が困難だった時代に学校を創立し(後に現在の学校法人文京学院に発展)、教育の為に奔走した人物。彼女が後進に伝え続けた「学ぶことは楽しい」という概念を核に据え、彼女の生きる姿勢のエッセンスを散りばめて本作の物語が構築された。

祖父を亡くした祖母を気遣い同居した孫は、同じ大学で学ぶことになった祖母との日々で、逆に元気づけられていく。“夢に迷う孫”と“夢を見つけた祖母”が紡ぐ、人生のふとした喜びを描く家族の物語が誕生した。

コーヒーにだけはこだわりがある、ちょっと頼りなくて優しい大学生・拓磨役の豆原は、JO1の活動と並行して俳優としても活動。最近では「海に眠るダイヤモンド」(TBS系)での好演や、5月30日(金)公開の映画「BADBOYS -THE MOVIE-」では初主演を務めるなど活躍の場を広げている。そんな彼が、祖母との日々の中で夢を見つけていく姿をナチュラルな存在感でみせる。

拓磨の祖母・文子を演じる市毛は、1971年にドラマでデビューして以来、数多くのドラマ、映画、舞台で活躍し続けているが、今作が44年ぶりの映画主演となる。ピュアな好奇心を解き放ち、若い頃の夢だった「学び」を楽しんで、世界を広げていく文子をチャーミングにいきいきと演じている。

監督は、映画「大河への道」などの中西健二。脚本は映画「サイレントラブ」やドラマ「スノードロップの初恋」(カンテレ・フジテレビ系)などのまなべゆきこが担当する。

今回解禁となったティザーポスタービジュアルは、コーヒーにこだわりを持つ拓磨(豆原)が入れたコーヒーを彼と文子(市毛)が一緒においしそうに飲むシーンを切り取ったもの。笑顔の2人の写真に「一歩踏み出してみると、人生って意外と楽しい」というコピーが添えられている。

そして特報映像では、まず、これまで少し疎遠だったが同居することになった孫と祖母が同じ大学で学ぶことになったことが示される。教室で「たっくーん」と手を振る文子に驚く「ばあちゃん!?」と驚く拓磨。そして「若い頃の夢をかなえに来ました」とキラキラした表情で自己紹介をする祖母に対し、「夢をかなえるってあんな感じなのかなー」と夢に迷う孫…。そんな2人は、ある日、手帳に記された謎の数式を見つける。それは、富士山が好きだった亡き祖父が遺した“やさしいサプライズ”だった。というストーリーへの興味をかき立てる内容となっている。